大罪の力使い、ヒロアカ世界に転生   作:枸凪

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5話 USJ事件(中編)

出「これはやっぱり昨日の一件が原因だね」

 

緑谷の発言に爆豪と轟が反応して答える。

 

焦「そうだろうな。センサーも反応しねぇって事はそれだけ用意周到に事を運んで

いたんだろうな。あっちにはそういう個性持ちがいるってとこか」

勝「加えて悪い感じに校舎と隔離されてやがる。さらに俺達クラスが入る時間の襲撃…生徒か

教師の誰かがリークしたんだろうな」

出「頭の回転が速くて助かるよ。さすがだね。とにかく奴らはバカだがアホじゃない。

なんらかの目的があって然るべきだね」

 

そこに相澤が13号に生徒の避難と上鳴に個性での通信を試みるように頼んだ後に、1人で戦いに行くという。それに緑谷は「イレイザーヘッドの戦闘方法じゃ無茶だ!」と言うが、

 

相「安心しろ……なにも死にに行くわけじゃねぇ。それに一芸だけじゃヒーローは

やっていけない」

 

そして、相澤はヴィランの中へ飛び込んでいった。

 

出「相澤先生…」

 

緑谷は心配をしながらも13号の誘導で避難を開始し始めるのだが、

 

?「させませんよ……」

 

緑谷たちの前に黒い霧のヴィランが突如として出現し、

 

?「初めまして。我々は《ヴィラン連合》と名乗っています。僭越ながら本日は

ヒーローの巣窟である雄英高校に入らせていただきました。目的は、平和の象徴

オールマイトを亡き者にするために参りました」

全『ッ!?』

 

オールマイトを殺すというヴィランに緑谷たちに緊張が走る。

 

?「ここにはオールマイトがいるという情報でしたが、なにか事情が変わったの

でしょうか……?まぁ構いません……私の目的は……」

 

ヴィランがなにかを言う前に爆豪と切島が先制攻撃を仕掛けていた。

 

勝「おらぁ!死ね!!」

鋭「おおおおおーーー!!」

出「かっちゃん!切島君!」

 

二人の攻撃は直撃した……ように見えて霧の様な体には一切ダメージが通っていなかった。

 

?「危ない危ない…生徒とはいえ優秀な金の卵である事には変わりありません。

ですので…」

13「みんな、下がって!」

 

13号が何かをしようとする前に黒い霧が出久たちの周囲を覆い尽くした。

 

?「散らして嬲り殺します……!」

 

黒い霧に包まれたもの、なんとか回避できたものはいたが、包まれた緑谷たちは一瞬意識が途絶える。

 

ー中央部ー

「射撃隊!行くぞ!」

「情報じゃ13号とオールマイトだけじゃなかったのか?!アイツらは誰だ!」

「知らねぇが、1人で正面から突っ込んで来るとは…」

『大間抜け!!』

 

射撃系の個性を発動しようとするが個性は消されているため発動しない。そのことに呆けている敵の隙を相澤は見逃さず装備している包帯を2人に巻き付け頭同士をぶつける。

 

「馬鹿野郎!あいつは見ただけで個性を消すっつぅイレイザーヘッドだ!」

「消すぅ~~?へっへっへ、俺らみてぇな異形型も消してくれるのか?」

 

4本腕の個性を持つ敵が相澤を狙うがそれよりも前に彼のパンチが敵に入った。

 

相「それは無理だ。発動系や変化形に限る。が、お前らみたいなやつらのうまみは

統計的に近接格闘で発揮されることが多い」

 

殴り飛ばした敵の脚に包帯を巻きつけ後ろから来る敵の個性を身を低くして回避するとそのままぶつけた。

 

相「だからその辺の対策はしている!」

?「肉弾戦でも強く、その上ゴーグルで目線を隠されていて誰を消しているからわからない。

集団戦においてそのせいで連携が後れを取るな…なるほど。嫌だなぁ、プロヒーロー。

有象無象じゃ歯が立たない」

 

全身手で覆われている男が冷静に分析をする。

 

?「脳無、イレイザーヘッドを殺れ」

 

手だらけの奴が脳みそむき出しの脳無に命令する。そのスピードに追いつけず、相澤の腕がおられた。すると、手だらけの男のそばに、黒い靄で覆われた敵が戻ってきた。

 

?「死柄木弔」

弔「黒霧、13号はやったのか」

黒「行動不能には出来たものの、散らし損ねた生徒がおりまして……1名逃げられました」

弔「…………は?」

 

生徒が1人逃げたと、そんな報告を黒霧が死柄木にする。

 

弔「はーー……黒霧お前、ワープゲートじゃなかったら粉々にしたよ……あーあ……」

 

死柄木が、首をガリガリと掻きながらぼやいている。どう見ても子どもじみた様子は、今回の犯人像とはどうも結び付かない。ここまで大がかりな襲撃を、こんな奴が考えられるのか?そんな疑問が相澤の頭に浮かび始め、嫌な予感がし始める。

 

弔「流石に何十人ものプロ相手じゃ敵わない。今回はゲームオーバーだ……帰ろっか」

 

オールマイトを殺すと言っておきながら、プロが来ると知れば躊躇無く撤退を決める。これでは雄英の危機意識が上がるだけで、相手にとって今回の襲撃の意味が殆ど無くなってしまう。ゲームオーバーとも言っていたが、まさか遊び感覚でやっているとでも言うのか。相澤の予感が膨れ上がる。

 

弔「けどもその前に、平和の象徴としての矜持を」

 

しかし、死柄木の続いた台詞を聞いて、相澤の予感が確信に変わった。なぜなら、その先には緑谷・蛙吹・峰田がいたから。

 

弔「少しでもへし折って帰ろうか」

 

死柄木の手が蛙吹の顔に触れるが、死柄木は違和感を感じた。相澤の個性が発動していた。すると、入り口のドアが吹っ飛んだ。そこには、笑っていないオールマイトと黒牙がいた。黒牙は、無表情だがその目は怒りに満ちていた。

 

オ「もう大丈夫。私が来た!!」

A『オールマイト!』

実・梅「「黒牙!/黒牙ちゃん!」」

弔「あーー、コンティニューだ」

出「(オールマイト…笑ってない)」

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