厄災討伐から一年後、ハテノ村で暮らしていたリンクとゼルダは、女神ハイラルに呼ばれた。
ハ『勇者リンク。そして封印の姫巫女よ。よく来ました』
ゼ「女神ハイリア。何か、あったのですか?」
ハ『こことは別の世界で『悪の芽』となりうる存在を見つけました』
リ「それがどうしたと?ここには関係ない気がしますが」
ハ『その人物の仲間に、ワープ系の力を持った人がいるのです。もし、こちらの存在に
気づけば、間違いなく侵略してくるでしょう。それを防ぐためにも、あなた方には
その世界へ行ってきて欲しいのです』
ゼ「私と、リンクが…?」
ハ『はい』
ゼ「なぜ私たちが選ばれたのでしょうか」
ハ『あなた方はハイラルを救った英雄。本来ならば私が解決すべきなのでしょうが、私は
あちらに行くどころか、手を出すことすらできないのです。故に、はるか昔より
このハイラルを守ってくれている勇者リンク、姫巫女ゼルダの魂を持つあなた方二人に
お願いしたいのです』
リ「わかりました。でも、条件があります」
ハ『なんでしょう』
リ「その世界の情報を、俺たちに教えること。シーカーストーンに地図を入れること。必要
最低限の生活用品・お金と、一軒家を用意すること。そして、俺がゼルダを守れるよう
その世界で上位の実力を持つものと俺たちがつながりを持てるようにすること。
どうでしょうか?」
ハ『…そのくらいの関与であれば私でも行えます。勇者リンクの言う条件を受け入れましょう。
では、今からあなた方の家となるところに転送します。必要な情報は、
そちらに入れておきますので』
ゼ「ありがとうございます」
ハ『その世界では、“超能力”が“個性”と呼ばれ、ヒーローという職業が存在します。では、
健闘を祈っています』
そして、リンクとゼルダは光に包まれ、ハイラルから消えた。
ハ『勇者リンク、封印の姫巫女ゼルダよ。どうか、我が友の管轄にあるかの世界を………
『地球』と呼ばれる惑星に存在する国・日本を守ってください…』
そして、女神ハイリアは祈るように両手を組み、コトバを告げる。
ハ『古きよりハイラルに存在する神々よ。トライフォースを…知恵・力・勇気を授かりし
我が眷属よ。今は亡き最後のハイラル王・ミファー・ダルケル・ウルボザ・リーバルよ。
女神ハイリアの名において命じます。私がかの世界に飛ばした二人を、今代のリンクと
ゼルダを守り給え。勇者と姫巫女の魂に加護と癒しを与え給え。我はハイラルの創造主・
女神ハイリア。我が加護を持つものをどうか…!』
他の作品も連載中なので、ぜひそちらもご覧ください。