数日後…
楓「リンクーー!結果届きましたよー?」
洧「今行くー」
楓「慌てなくても大丈夫ですよー?」
洧「いいのー」
楓「もう…」
二階にいた洧狗に楓姫が声をかけると、いつもこうなる。
洧「よし、見よー!」
楓「はい」
ビリリ
楓姫が封を破ると、中から何かが出てきた。
ポトッ
洧「なんだコレ?」
カチッ
?『私が投影された!!』
楓「きゃっ」
洧「オールマイト?」
オ『HAHAHA 実は四月から雄英に勤めることになったのだ。なので、私が君たちの合否を
発表する!』
楓「あ、それで」
オ『さて、試験だが、2人とも筆記は余裕で合格だったよ』
洧「よし」
楓「よかった」
オ『そして実技だが、我々教師は、敵ポイントだけでなく、救助ポイントも見ていたのだ!
紅牙 洧狗!敵ポイント 132!救助ポイント 54!よって、186!紅月 楓姫!
敵ポイント 54!救助ポイント 72!よって、126!2人揃って合格だ!ちなみに、
紅牙少年は、入学主席、紅月少女は、それに次ぐ2位!おめでとう!!』
洧「マジ⁈」
楓「やりましたね、リンク!」
洧「うん。にしても、ゼルダは救助ポイント高いね」
楓「リンクだって敵ポイント、132じゃないですか」
洧「今日の夜は、ゼルダの好きなものにしよう」
楓「じゃあ、私はリンクが好きなものを作ります」
洧「そうだね。ゼルダ」
楓「リンク」
洧・楓「「合格おめでとう!」」
数日後…
洧「ゼルダ、準備できた?」
楓「はい、行きましょう!」
洧「うん!」
ー雄英高校 1-A前ー
洧「おっきいね」
楓「ですね」
ガラッ
?「わっ」
洧「え?」
?「びっくりした…」
洧狗が扉を開けると、緑のモジャモジャ頭の男の子と、メガネをかけた男の子、ボブの女の子がいた。
楓「あ」
洧「ゼルダ、知り合い?」
楓「はい。確か、同じ会場だった方たちです。緑髪の方が、0ポイントヴィランを倒して、
けがをしていた人です」
?「よく覚えてるね…」
洧「俺は紅牙 洧狗。こっちは楓姫」
楓「紅月 楓姫です」
洧「君たちは?」
?「僕は、緑谷出久」
?「ぼ、俺は聡明中出身の飯田天哉だ!」
?「私は麗日お茶子!」
洧「ミドリヤにイイダにウララカね」
楓「よろしくお願いします」
出「こ、こっちこそよろしくね。紅牙君、紅月さん」
お「」ポヤー
洧「ウララカ?どうしたの?」
お「へっ いや、なんでもないよ!」
洧「そう?」
楓「具合が悪かったら、言ってくださいね?」
お「う、うん!」
洧狗と楓姫が、緑谷たちと話している間、数名を除くほぼ全員の教室にいる生徒たちが、2人に見惚れていた。もちろん、2人と話している緑谷・飯田・麗日も例外ではない。なにせ、2人ともとても顔立ちが整っているのだ。それに加えて、洧狗は背にマスターソードを背負っており、2人とも耳がとがっているため、好奇心の目で見られている。すると突然、洧狗と楓姫の下から声がした。
?「仲良しこよしがしたいなら、よその学校へ行け」
全『?!』
?「ハイ、静かになるまで8秒かかりました。君たちは合理性に欠けるね。俺はこのクラスの
担任の相澤消太。今すぐ全員これを着てグラウンドに集合な」
洧・楓以外『はぁ?!』
洧「担任…」
楓「リンク?行きましょう」
洧「うん(イレイザーヘッドが担任かぁ…イヤな予感がする…)」
ーグラウンドー
相「来たか」
天「何をするのでしょうか?」
相「個性把握テスト」
全『個性把握テスト?』
お「入学式は?!ガイダンスは?!」
相「そんなことしてる暇はないよ」
洧「」ジー
相「“個性”禁止の体力テスト。君たちもやっただろ?それを“個性”アリでしてもらう。まず、
入学主席の紅牙」
洧「なんですか?」
相「円の中からこのボールを本気で投げてみろ」
洧「ん。わかりました」
洧狗が相澤に言われた通り円の中に立ち、深呼吸をすると、両目が青く輝く。そしてボールを軽く上に投げシーカーストーンをかざした。すると、ジャラッと鎖のような音がして、ボールが空中に停止した。そして、洧狗が停止状態のボールを何回か素手で殴った直後、何かが砕けるような音がして、ボールが空へと飛んだ。
楓以外『えぇっ!?!?』
楓「さすがです!リンク!」
洧「ありがと」
相「紅牙、今のは“個性”か?」
洧「サポートアイテムのひとつです」
相「どういうアイテムなんだ?」
洧「『ビタロック』って言って、一定時間物体をその場に固定できるんです。あとは、
殴ったり斬りつけたりしながら、飛距離や威力、方向を調節します。そしたら、
時間が切れたらその方向に飛びますので」
洧「なるほど(…素手でコレか……さすが、と言うべきか?)記録 ∞」
?「∞?!」
?「イキナリかよ!?」
?「でも、面白そう!」
洧「あっ…(あの人の前でそれを言ったら…)」
相「面白そう、か…よし、最下位だったやつは除籍な」ニヤリ
相澤はニヤリと笑った。そして、除籍をかけた、“個性”アリの体力テストが始まった。
40分後…
相「結果はコレだ。着替えて教室へ戻れ」
全『(疲れた…)』
洧狗は1位、楓姫は4位だった。