狩人が色んな少女と戯れるだけの話   作:jackrun

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リクエストを頂いたので書きました。
ゆめぴーさん、ありがとうございます。

それでは、どうぞ。


第2話 花言葉の意味

あなたは普通の狩人だ。

 

そこら辺にいる一般的な普通の狩人だ。

 

青ざめた血という輸血を受けたあなたはなんやかんやで狩人になり、毎日毎日、獣を狩ったり、人を狩ったり、上位者を狩ったりetc....

 

一般的な狩人と同じ生活をして暮らしていた。

 

そしてあなたはコンビニ感覚で、月の魔物を殺して上位者となった。

 

今や普通に上位者の幼年期を迎えた。

 

しかしながら、上位者の幼年期を迎えても姿は一般的な狩人のままだ。

 

何故ならばあなたは狩人だからだ、人も獣も上位者もすべてあなたの血となり肉となり力となるのだ。

 

狩りを全うせよ。阿修羅(あしゅら)の如く、血を求めるのだ。

 

さて、今日の狩人はルドウイークを栗本チャレンジしに行く為、輸血液やら獣の丸薬やらを用意していると突然共鳴する小さな鐘が鳴り始めた。

 

前回と合わせて、これで2回目だ。これから栗チャレしようとしたにも関わらず、いきなり呼びつけてきた獣に狩人はまたか、と少し苛立つが呼ばれた瞬間に初手大砲ブッパすれば問題ないし多少スッキリするかと思ったので、召喚されてあげた。ただのストレス発散である。

 

言い忘れていたが狩人は慈悲深いのだ。最後は、殺しにかかるが。

 

無論、殺されたとしても相手が失踪するまで何度も侵入し追い詰め続け殺しに行く。狩人は常に殺意MAXなのだ。

 

さて、狩人はどんな奴が相手になっても大丈夫なようにガチガチに固め(但しチート野郎は除く)、召喚されてあげた。

 

 

 

 

召喚され、まず目の当たりにしたのは一面緑の広い平原だった。空は明るく晴れ、草は優しい風に揺られていた。

 

不意に人気がし、下を見ると、年端もいかない少女が座っていた。髪は銀髪セミロング、服装はロリータ(某国のアリスのような感じ)。如何にも穢れを知らない純粋な少女という言葉が当て嵌まる。

 

幼女...リボン...豚...下水....

 

うっ頭が。狩人の啓蒙が1上がった気がする。同時にデジャブを感じたが、まあ2度あることは3度あるとも言うし、気にしないでおいた。

 

 

「おじさん、だあれ?」

 

 

座っていた少女がゆっくりと立ち上がり、狩人をジーッと見ながら話しかけてきた。

 

ふむ。啓蒙なき獣同然の人間の感性で言えば、"美しい”ではなく"綺麗"だろう。

 

 

「おじさん、もしかしてたびするひと?」

 

 

目をキラキラと輝かせながら聞いてくる少女。正確には狩人なのだが、まあ確かに色んな所に行って殺しまわっている為、否定は出来なかった。

 

あなたは少女の問いに肯定すると少女は興奮気味に何処を旅したのか、其処に何があったのかと数々の質問を聞いてきた。

 

今回は素手のままで呼ばれたこともあり、特に不審がられず、泣かれることがなかったのは幸いだろう。

 

それはそれとして、あなたは少女に自身が体験してきたことを話した。

 

例えば、医療協会はヤベー奴しかいないことや宇宙は空にあること、ビルゲンワースの神秘、豚と冒涜(ぼうとく)クソ犬は絶許、初見で聖職者の獣と神父を栗本チャレンジで殺してみせた啓蒙高い狩人がいること等々.....

 

気付けば、日が暮れそうになるほど長く語った。これ程まで長く誰かに語ったのは久方ぶりだ。

 

そろそろ戻るか。あなたは少女に元いた世界に戻ると伝えると少女は涙目でしがみ付いてきた。

 

「やだやだ! もっとおじさんのおはなしききたい!!」

 

少女に泣き付かれ、どうしようかと考えたあなたはポーチからあるものを取り出した。

 

「・・・・なあにこれ?」

 

あなたは少女にこれは『狩人呼びの鐘』だと言い、続きが聞きたかったら、これを鳴らせば来てやると説明した。

 

何故少女に狩人呼びの鐘を渡したのか。それはこの少女に狩人の素質があるからだ。あなたの話を聞いても一度も発狂しなかったのだ。常人なら少し聞いただけで発狂する筈なのに。

 

そんな訳でこの少女は背後から豚を数百回ほど掘らせれば立派な狩人になると見込んだのだ。狩人は慈悲深く面倒見がいいのだ。(但しノミ人間、テメーは駄目だ)

 

 

「うん! わかった! じゃあね、おじさん!!」

 

 

少女に手を振りながら、元の世界に戻ったあなたは栗本チャレンジの準備の続きをし始めた。

 

ふと、ポーチに身に覚えのない感触があり、取り出してみると白い一輪の花が入っていた。おそらく、別れ際に少女がこっそり入れたのだろう。

 

それにしても、この白い花は何というのだろうか。あなたは愛する人形ちゃんにこの白い花は何という名前か聞いた。

 

 

「これは・・・ダリアですね。花形や花色の豊富さから花束などに利用されると聞きます」

 

 

どうやら、この白い花の名前はダリアというようだ。ひとまず、空の鎮静剤を花瓶がわりにし、人形ちゃんの横に飾った。

 

 

「・・・・フフッ」

 

 

人形ちゃんが何故か微笑(ほほえ)みながら花を()でているのが気になったが、とりあえず、あなたはルドウイークを栗本しに行った。

 

 

 

21時間後、栗本チャレンジ失敗したあなたは連盟長に応援を頼み、ルドウイークをボコボコにしたのはまた別の話。

 

 




リクエストが来たら書きます。

活動報告にてお待ちしてます。

Q 3ヶ月以内にリクエスト来なかったたら作者が適当に執筆しても良いか?

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  • 4 しょうがないな。リクエストしてやるよ
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