今回は桜花幟苑さんからリクエストを頂きましたので更新いたします。
本作品はリクエストを貰い、書き上げ更新する
いわば受注生産のようになっていますので
続きが読みたければリクエストを下さい。
活動報告にて募集していますので
そちらからお願いします。
募集期間は特にありませんので
リクエストを頂いたものから投稿していきます。
追記
誤字指摘ありがとうございます。
また活動報告にて書き忘れていましたが
本作のリクエスト提案は1人1つまで等の
制限は設けておりませんので
こういうのが読みたい、これはどう?等々
どんどんリクエスト提案してください。
それではお待たせしました。
本編へどうぞ。
あなたは一般的な狩人だ。
ヤーナムでは誰もが知っている狩人だ。
ひょんなことから、あなたはヤーナムに訪れ、ご老人に医療を施されたのだが気が付けば狩人になっていた。
そして色々あって月の魔物を殺して上位者となり、上位者の幼年期を迎えたものの姿が相変わらず人間のままだ。
それもそのはず、まだあなたは青ざめた血を輸血した老人を見つけていないからだ。とりあえず、あなたは目につくもの全てを殺しまわった。人も獣も上位者も。だが、それでも足りない。
獣狩りを全うせよ。行方を
さて、そんな本日の狩人の予定は愛用のパイル君のお手入れだ。長年使ってきたパイル君はもはや恋人同然だ(但し人形ちゃんほど及ばないが)。気を付けて手入れをしなければ。あなたは最後の仕上げに取り掛かろうとしたが突然共鳴する小さな鐘が鳴り始めた。
まただ。しかも今回は呼ばれるのが早い。前回呼ばれてからまだほんの2日しか経っていない。
しかし今日は聖杯マラソンや輸血液マラソンなどをする予定はなく、パイル君を手入れし終わった後は何をしようかと考えていたところだ。
というわけで召喚されてあげることにした。少しくらいは暇つぶしになると思ったからだ。まあ本当のところは
言い忘れていたが、呼び出された瞬間に殺されたとしても相手が命乞いするまで何度も侵入し追い詰め続け殺しに行く。狩人は常に最初からクライマックスなのだ(某仮面騎手並感)。まあ仮に命乞いしたところであなたは無慈悲に殺すだけだが。
さて、狩人はどんな奴が相手になっても大丈夫なように装備を整えようとしたが、前回とまた同じかも知れないと本能が囁いた為、今回はヤマムラ装備を着用し千景を携えて、召喚されてあげた。
召喚され、まず目の当たりにしたのは何処か森の中だった。
禁域の森...ヤーナムの影...
うっ頭が。狩人の啓蒙が上がった気がする。同時に、頭の中で顔が青白いどころか肌が白く、蛇に似ている男が出てきたが、すぐに振り払い、平静を保とうとした。というか、誰だ? 知り合いにそんな人物はいなかったはずだが。
まあそれはそれとして、だ。ふむ、どうやら召喚位置がズレたのか。そう考えたあなたはとりあえず森の奥へと進んでいった。
それから数十分後、あなたは切り開かれた場所に出た。小さい山小屋がポツンと建っており、その少し離れた場所に墓石のようなものがあった。
一見、無人の山小屋と思ったがあなたは墓石を見て、あることに気付いた。
墓石に束になった花が置いてある。それもまだ時間は経っていない。つまり、ここに訪れている者もしくは住んでいる人がいるのだ。
しかし、あなたは一つ疑問が浮かんだ。
ここに訪れている、もしくは住んでいるのが本当に
「・・・・誰? ここで何してるの??」
突然背後から声を掛けられ、あなたは咄嗟に
あなたは全く気配を感じ取れなかった=
背後にいたのは、
あなたは少女の首元に当てていた千景を納め、謝罪した。突然、知らぬ人間から殺されそうになったのだ。
「・・・・嘘」
そう言うと、少女はあなたの身に着けているシルクハットを取り、あなたの顔を覗き込んだ。
「・・・・・・・やっぱり、やっぱりそうだ」
少女は両手であなたの顔を包み、抱きしめた。
突然、少女に抱きしめられたあなたは混乱していた。一体何故? そう疑問が生じたが、それはすぐに解けた。
「私を置いて死ぬわけないですよね。
どうやら少女はあなたを○○○という人間と勘違いしているようだ。あなたは人違いだと言おうとしたが雰囲気的に言えるはずもなく。そのまま受け入れてしまった。
「グスッ‥‥・すいません、嬉しくて、つい。そうだ! わたし○○○さんの為にたくさんお料理を練習していたんですよ? ふふっ、やっとわたしの手料理を振る舞えますね。ほら、家に入りましょ」
あなたは成すがままに山小屋の中に連れていかれ、木のテーブルへと座らせられた。どうにかして人違いだと言いたいが一体どうすればいいだろうか。そう考えていると、あなたの目の前に続々と料理が運ばれた。
「少し作りすぎちゃったかな。でも、結構お腹空いてるでしょ? これくらい食べられるよね??」
ふむ。テーブルを埋め尽くす程の料理を食せと言うのか、この少女は。まあ残さず食べるが。
あなたは手を伸ばし、出された料理を一つずつ食べていった。
「どう‥・? おいしいかな‥‥・?」
味覚がないから何とも言えないが、あなたは美味しいと少女に伝えると少女は顔を綻ばせた。
流石に味覚がないから味など分からん、などと言えないし言う気もない。ましてや、幼い少女を悲しませるなど獣以下になるつもりはない。
そしてあなたは何とか全ての料理を平らげることができた。もうこれ以上は流石に無理だ。食べ終わり、手を合わせ、少女に礼を言うと少女は笑顔であなたに微笑みかけ、空になった料理を片付けていった。
「はい、ご馳走様でした。少しゆっくりしていてください。お皿洗いますから」
そう言うと、キッチンへと行きカチャカチャと皿を洗う音が聞こえてくる。
さて、どうしたものか。今のうちに人違いであるということを考えなければいけないのだが‥‥・中々いい案が浮かばなかった。
いや、浮かぶには浮かぶのだが、どれもこれも結果的に少女を傷つけ悲しませてしまうものばかりだ。どうにか少女を悲しまさせず人違いであることを言いたいのだが‥‥・これといって良い考えが浮かばなかった。
すると、皿を洗う音が鳴り止みキッチンから少女が帰ってくるとあなたの隣に座り手を絡ませてきた。
「ふふっ、こうするのも久しぶりですね○○○さん」
あなたの肩へと寄り添い、更に腕も絡ませる少女。
先に言っておくが性的興奮を抑えられなくなるというものではなく、人違いだということが言えずらくなってマズいと言っているだけで別に少女から発する匂いに我慢できず襲ってしまうというものではない。そこだけは勘違いしないでほしい。
「あ、あの‥‥・○○○さん」
すると隣にいる少女が顔を赤らませながら、あなたに話しかけてきた。
「その‥‥・今日の夜、い、一緒にその、寝てもいいですか?」
どうやら少女はあなたと同じベッドで寝たいようだ。外を見れば、陽が沈み周りは暗くなっていた。
もうそんなに経っていたのか。視線を窓からあなたの隣でモジモジしている少女に目を移し、あなたはこのままでは少女に人違いだと言い出せなくなると暫し考えた。
「ダメ‥‥・ですか?」
・・・・・・・いや後で考えよう。今はこの少女を悲しませぬよう努めよう。そう
「少し狭いですね///」
・・・・・・背中合わせで寝ているからでは?
そう思ったが口には出さなかった。だが確かに少し窮屈だ‥‥・そうだ。
「え? キャッ」
あなたは少女の方を向き、身体全体で包み込むように抱きしめた。これならば大丈夫だろう。
「あ、あの」
どうかしたか? これならば問題ないだろう??
「そうですけど‥‥・その」
?‥‥・ああ、成程。大丈夫だ、私は何処にも行くつもりはない。
「え‥‥・」
約束しよう。君が寝た後も私は何処にも行かないと。だから安心して眠ると良い。
「‥‥・」
少女は何か言いたげであったがあなたの胸へと顔を埋めると、それ以降喋らなくなったが少女の身体は震えていた。まるで泣いているかのように。
少女が黙ってから数十分‥‥・いや数時間経ったかもしれない。少女はあなたの胸から離れると蚊の鳴くような声でポツポツと話していった。
本当はあなたが○○○ではないということを。にもかかわらず、あなたを○○○と呼び、騙していたことを。
「本当は‥‥・本当はあなたが○○○じゃないのは知っていました。でも、あなたと○○○が似ていて‥‥・死んだのは嘘で生きていたんじゃないかと‥‥・ごめんなさい、ごめんなさい」
どうやら最初からあなたが○○○ではないことを分かっていたようだ。だがあなたと○○○が生き写しのように似ていた為、あなたを○○○と思い、振る舞ってしまったようだ。
「迷惑‥‥・でしたよね」
少女が涙目で申し訳なさそうにあなたを見つめる。
確かに最初はそう思ったが、少女の気持ちは痛いほど分かる。親しい人を失うのは苦痛だ。私も何人も失ってきた。だからこそ、途中から少女のいう○○○になろうとしたが無理があった。謝るべきは此方の方だ。
「‥‥・優しいんですね」
そんなことはない。ただ私が勝手にやったことだ。
そう言うと少女は顔を伏せ、あなたの胸へと再び顔を埋めた。すると少女は顔を埋めながらあなたにあることを懇願してきた。
「お願いがあります‥‥・わたしを‥・殺してくれませんか」
・・・・・・・・何故‥‥・何故、そのようなことを。
そう聞くと少女は自身の身体はもう後、数週間しか生きることができないと明かした。病に身体を
・・・・・・・・・・・そう、か。
「・・・・・ごめんなさい。少し、おかしいことを言いました。忘れてください」
・・・・・・構わない。
「・・・・・え」
ただ少し準備が必要だが‥‥・手伝ってくれるか?
「・・・・・・・・・・ほんとうに、いいんですか」
ああ。
「・・・・っ、はい」
あなたはベッドから起き上がり、外へ出ると墓石の隣に穴を掘り始め、少女はベッドのシーツを剥がし取り外へと持ち出した。ようやく獣が掘り起こさないほどの深さまで掘り終わり、いよいよ少女の介錯の準備ができた。
「・・・・ふふっ」
どうした?
「いえ、これから死ぬというのに実感が湧かないというか」
・・・・・・怖いか?
そう少女に問うと、少女は首を振った。
「恐怖はありません。ただ‥‥・」
ただ?
「‥‥・短い人生だったな、と」
そう呟くと少女の目元から一筋の涙が零れ落ちた。
・・・・・・・今ならまだ間に合うぞ
あなたは少女に問いかけると少女は目元を拭い、あなたへと身体を向けた。
「大丈夫です‥‥・もう覚悟は出来ています」
・・・・・・そうか、では始めるぞ。
あなたは地面に広げたシーツの上に少女を座らせ、千景を抜刀し少女の首元に当てた。痛みなく、一瞬で終わるように集中し始めようとしたが少女が最後の願いを言ってきた。
「最期に‥‥・わたしに、キスをしてくれませんか?」
・・・・・・・私は○○○ではないぞ。
「分かっています‥‥・それでも、お願いします」
・・・・・・・・わかった。
あなたは少女の頬に手を添え、唇を重ねた。一瞬。たった一瞬であったがその時だけはまるで全ての時が止まり、長く感じた。唇を少女から離すと何事もなかったかのように再び座り、あなたに身を任せた。
「・・・・・・じゃあ。お願いします」
・・・・・・・・・・。
千景を少女の首元に当て、全神経を集中させる。
少女に一切の苦痛を負わせることなくするために。
そしてあなたは千景をゆっくりと上げ・・・・
「
降り下ろした。
とある木こりの話
なあ、知ってるか? ある森の中の切り開かれた場所に
え? だからなんだって?? まあ落ち着けって。でだ。普通ならあんなとこ誰も行かないだろ? けどな、誰かがあそこに行ってわざわざ花を添えてるらしいぜ。変な物好きもいたもんだな。
Q 3ヶ月以内にリクエスト来なかったたら作者が適当に執筆しても良いか?
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1 良いよ
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2 ダメです
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3 お好きなように
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4 しょうがないな。リクエストしてやるよ