狩人が色んな少女と戯れるだけの話   作:jackrun

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初めに、更新遅くなって申し訳ありません。
仕事が忙しいのと途中まで書いていたものが
全て消え、心が折れて放置していました。
しかし、皆さんからの感想を励みに何とか
更新することができました。
心からの感謝を。

さて、今回は甲乙さんからのリクエストを
頂き書かせて貰いました。

本作品はリクエストを貰い、書き上げ更新する
いわば受注生産のようになっていますので
リクエストを下さい。

活動報告にて募集していますので
そちらからお願いします。

募集期間は特にありませんので
リクエストを頂いたものから投稿していきます。


前書きが長くごめんなさい。
それでは、どうぞお楽しみください。




第5話 暗闇に咲く花

あなたは模範的(もはんてき)な狩人だ。

 

ヤーナムでは、あなたの名を知らぬ者はいないほど有名な狩人だ。

 

少し風邪気味(かぜぎみ)だったあなたはヤーナムに訪れ、腕がいいと(うわさ)されていた医療所に入り、ご老人に医療を施されたのだが気が付けば青ざめた血を勝手に輸血され狩人になっていた。

 

しかも風邪は治っていなかった。

 

ブチ切れたあなたは勢いで月の魔物を殺して上位者となり、上位者の幼年期を迎えた。

 

だがあなたの怒りは収まらなかった。むしろ大きくなっていった。

 

それもそのはず、まだあなたは青ざめた血を輸血したヤブ医者(老人)を見つけていないからだ。ひとまず、あなたは目につくもの全てを殺しまわった。人も獣も上位者も。全てはあなたを騙したヤブ医者(老人)を塵も残さぬようにする為に。

 

だが、それでも足りない。

 

獣狩りの夜を全うせよ。あなたを(だま)し姿を消したヤブ医者(老人)を探し出し殺すべく、力をつけるのだ。

 

さて、そんな本日の狩人の予定は花壇のお手入れだ。普段は使者君たちに任せきりであったが、やることが特にない時は使者君たちと一緒にお手入れをしていたのだ。一通り花壇の手入れが終わり、あなたはついでに工房を掃除するかと考えたが突然共鳴する小さな鐘が鳴り始めた。

 

またか。しかし前回呼ばれてからちょうど今日で1週間ぐらい経つのか。今回は少し遅かったな。

 

そんなことを考えながらあなたは着々と準備をしていた。工房を掃除するのはあなたを呼んだ獣を掃除してからだ。

 

言い忘れていたが、呼び出された瞬間に殺されたとしても相手が紐なしバンジーするまで何度も侵入し追い詰め続け殺しに行く。狩人は常に闘争を求めるのだ。ところでACの新作はまだ?

 

さて、狩人はどんな奴が相手になっても大丈夫なように装備を整えようとしたが、前回とまた同じかも知れないと推測し、今回は教会の狩人(黒ver)を着用し仕込み杖を携えて、召喚されてあげた。

 

 

 

 

 

召喚され、まず目の当たりにしたのは床に可愛らしいぬいぐるみが散乱している部屋だった。窓から見える空は暗く、嵐のような雨が吹き荒れていた。

 

すると背後から布が擦れる音がし振り向くと、ベッドの上に寝間着を着た白髪の少女がいた。

 

 

 

ガスコイン神父の娘...豚...血に濡れたリボン....

 

 

 

うっ頭が。狩人の啓蒙(けいもう)が上がった気がする。そしてあなたは再度豚は絶対に許さんと決意した。

 

 

 

「・・・んう、だれかいるの?」

 

 

 

 

少女は目をこすりながらベッドから起き上がり、周りを見渡す。そんな少女の顔を見たあなたはあることに気付いた。

 

 

目に包帯が何重にも巻かれていた。少女の小さな顔の半分を埋めるほど。

 

もしや盲目(もうもく)なのか? そう考えたあなたはゆっくりと少女に近付き、顔を覗き込んだ。

 

ふむ。目に何らかの怪我もしくは異常が起きたのか。そう考察したあなたは少女の目がどうなっているか気になり少し包帯をズラそうと手を伸ばした瞬間、少女があなたの腕を掴んだ。

 

 

 

「・・・・おじさん、さっきからなにしてるの?」

 

 

 

・・・・・・・いきなり腕を掴むのは驚くからやめてほしい。

 

どうやら少女はあなたの存在に気付いていたようだ。しかし何故この少女はあなたの存在に気付いたのだろうか。

 

 

「わたし、目は見えないけど....白いけむり、っていうのかな? それが見えるから何処にいるのか何となくわかる」

 

 

少女は何故あなたの存在に気づいたのか、少し首を(かし)げながら話した。

 

どうやら、この少女は無自覚であるが心眼を習得しているようだ。少し鍛えさせれば立派な狩人になること間違いなしだろう。まるであなたのように。

 

 

「けど、おじさん.....ほかの人と違う。 ぱぱとまま、お医者さん達なら白いけむりなのに.....おじさんは赤くて、暗い」

 

 

・・・・・そうか。やはりこの身は、もはや人あらざるものか。

 

 

それもそのはず、あなたは『人』ではなく、『上位者』という存在に昇華したのだ。まあ、その前に青ざめた血を輸血された時点で人をやめてしまっているが。

 

とはいえ中身が上位者になろうが獣になろうが外見は変わらず人である為、特に何も問題はない。それどころかメリットしかない。

 

まず、どんなに重傷を負ったとしても獣を殴るか輸血液を注射すれば、あら不思議。即座に回復するのだ。

 

そんな訳であなたは特に気にしていないのだが、目の前の少女からは(あわ)れみや同情の念を感じた。

 

 

「・・・・大丈夫だよ、おじさん。 おじさんがわるい人じゃないって、わたし分かるから」

 

 

そう言い、少女は掴んでいたあなたの腕を離し、かわりにあなたの手を小さな手で包みこんだ。小さいながらも温かみを感じる。まるで子をあやす母のような温かみを。

 

 

「実はね.....わたしもそうなんだ。 ほら」

 

 

少女がぬいぐるみに手をかざした瞬間、ぬいぐるみが宙に浮いた。少女が手を回せば、ぬいぐるみも回転する。素晴らしい。この少女は心眼だけでなく、神秘も習得しているようだ。やはり将来有望だ。ご両親は、さぞ喜んでいるだろう。

 

 

「そんなこと、ないよ......」

 

 

あなたは称賛したが、少女はそう思っていないようだ。現に声が少し震えている。このような力を持っているなら普通は誰もが(のど)から手が出るほど欲しい人材であるはずだが。

 

 

「前にね....ぱぱとままが喧嘩しているの聞こえて...それでね、その話がわたしをどうするかって言ってて.......わたしが、ばけものだって」

 

 

ベッドのシーツをギュッと掴みながらポツポツと話していく少女。どうやら少女の両親は良く思っていないようだ。

 

 

「それで、わたしを何処かに閉じこめるか.....遠いところに1人で居てもらうかって......」

 

 

少女の顔に何重にも巻かれた包帯の隙間から滴が垂れ、頬をつたりシーツへと落ち染み込んでいく。

 

 

「もう、ひとりになるのはイヤだよ......」

 

 

声だけでなく小さな身体も震え始め、次第に幾つもの滴が垂れ落ち、点々とシーツを彩っていく。

 

あなたは可哀想であるがどうすることも出来ない為、どうしたものかと考えていたが何を思ったのか、ポロッと口に出してしまった。

 

 

・・・・・では私の所に来るか?

 

 

あなたは慌てて口を塞ぐが時すでに遅し。少女はあなたの顔をジッと見つめた(包帯で見えないが)。

 

 

「ッ........、でもわたし迷惑かけちゃう。 だって、ばけものだって言われて....」

 

 

言ってしまったのは仕方ないと後に引けなくなったあなたは言葉を続けた。

 

・・・・・そもそもの話であるが私だってそうだ。それも貴公以上に。それに、だ。私のいる所はそんなけもn......人間だらけだ。1人増えたとて何も起きやしないし変わりもしない。

 

・・・・・もし貴公が良ければ、私と共に来るか?

 

 

あなたはそう話し、少女に手を差し出した。

 

周りから化け物と蔑まれ1人で過ごし一生を終えるか(暗闇の中に閉じ込まれたままでいるか)、あるいはあなたと共に来るか(暗闇から抜け出すか)

 

それを決めるのは少女次第だ。

 

 

 

「・・・・・わたしは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある鴉羽の狩人の話。

 

 

はあ、今度は何だいアタシだって忙しいんだよ....って、アンタは確かアイツのサンドバk....友人かい。 ・・・・・話がある? ちょっと待っておくれ。

 

それで、もしかして話ってのは()()()のことかい。その驚いた顔してるってことは当たりかい。そうさね、あの子は確かアイツ曰く拾ってきたらしい......話を聞く限りどちらかと言えば拉致に近いかもしれないがね。

 

ただまあ、実力は申し分ないしそれどころか私らを超えちまう程の伸びしろがあるさね。注意しとかないとアンタもいつか足元を(すく)ちまうよ。

Q 3ヶ月以内にリクエスト来なかったたら作者が適当に執筆しても良いか?

  • 1 良いよ
  • 2 ダメです
  • 3 お好きなように
  • 4 しょうがないな。リクエストしてやるよ
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