もし、もしも、もしかした   作:暇らやほってぷ

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はい、待ってる人もいないし忘れてしまっているだろうけど投稿です。
楽玲週間からなんしゅうかんたったの?りかいできない

まあいいや、いつも道理の駄文、それども良ければ読んでください


ヒロインちゃん
いつかの雨を二人で


(雨……今日中は止みそうにないかな)

 

轟々と降り注ぐ雨を窓から眺めながら思う。

明日から三連休だと皆が浮ついていたのは朝のこと、昼頃から曇り始めて帰るころには台風顔負けな豪雨へと変わっていた。

突然降ってきた豪雨をどうするか、その対応を考えるだけでため息をつく者も少なくない。

この雨は、三連休での浮ついた生徒の心を憂鬱に変えるには十分すぎるものだった。

 

(今日……降水確率30%くらいだったんだけどな……一応傘を持っていきなさいって言ってくれた仙姉さん感謝しなきゃ……おかげで……っ)

 

珍しく的確な助言をしてくれた姉に感謝しながら雨が降り始めた時から狙っていたことを考えたら脳内の姉が変なことを言い出したので、感謝を少し弱くして頭の中から追い出す。

…………やはり最近の仙姉さんは役に立たない気がする

 

三連休に合わせて出されたそこそこ量のある課題、家の稽古、そしてこの大雨、確かにこれだけそろえば憂鬱にならないことのほうが難しいと思う。

……だが……だがしかし!今の私……そう…この斎賀玲の心を曇らせることは出来ない!!!

いや…むしろチャンスにすら、なりうるものも多い!!

稽古は仙姉さんとお爺様の気遣いで休みにさせてもらったし、課題もさして問題ないと言える程度には優秀であると自負している、雨は傘もあるし…それに

 

(それに……うまくいけば……あ…相合傘もできるかもしれませんし……っ)

 

彼が傘を持っていないことは今朝の登校中に確認済みなのだから。

………そう…今朝!…登校中!!…に!!!

……その時は雨が降るなんて思ってなかった。

一応、そう一応で持ってきた傘が役に立つなんて思っていなかった。

これはお天道様が私の背中を押してくれたに違いない…ええ!全くもってその通りです!!はい!!!

 

(岩巻さんに、家の皆さん、それにお天道様まで味方してくれている…いまのワタシそう、ムテキ!…いえ、まさしくはいぱーむてき……っ!!)

 

(…………っは!…危なかった…頼花さんから

「最近思考が暴走気味じゃない?」

 って言われたばっかだったのに…)

 

(こんなとこ見られでもしたら……)

 

「死………!!」

 

「……い、おーい、玲さん?」

 

「…!っひゃ、っひゃい……!!」

 

「な、なんれすか…?」

 

「いや、なんか玲さんがぼーっと考え込んでたから、どうかしたのかなって?」

 

なんてこと……みられていた……Jesus! 神は死んだ……!!

 

「なっ、なんでも!なんでもないれす!!」

 

「お、おう…分かった、わかったから落ち着こう?ね…?」

 

「ひゃい……すぅーはぁー……もう大丈夫です」

 

「…お恥ずかしいとこをお見せしました」

 

「いやいや、俺としては可愛い玲さんが見れて満足だから」

 

「かっ、かわ、かわわわわわ」

 

「あれ?玲さん? おーい、玲さーん!?」

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~

 

 

「……うぅ~、反則です。いくら何でも反則ですぅぅ」

 

「わ、悪かったって……慣れたと思ってたけど、ダメだったんだな」

 

「慣れません!慣れるわけないじゃないですかぁ!!」

 

「そ、そうなのか…」

 

「そうなんです!」

 

……ほんっと、ずるいです…いきなりあんなこと言われても平然としてられるほど私の神経は太くありません…

これでもよくなったと思ってるんですけどね……

 

「にっしても、」

 

「どうしました?」

 

「いや、すっげぇ雨だなーって」

 

「そうですね」

 

「…あ、あの「あのさ、」

 

「は、はい!なんでしょう!?」

 

「い、いや先に「いえ!大丈夫です!お先にどうぞ!!」

 

「お、おう、そうか、ありがとう」

 

「いえ!それで、なんでしょうか!?」

 

「いや、な……あぁ~、その…な?」

 

「はい」

 

なんでしょう、楽郎君がこれほど言葉に詰まるなんて珍しいですね…

 

「はら、あれだよ…玲さん、傘持ってるじゃん?」

 

「はい、確かに持ってますが…?」

 

「それに、一緒に入れてほしいっていうか……」

 

「せっかく、付き合ってて…な、こんな状況なんだし……さ?」

 

「…あぁ~っと、あ、相合傘ってやつ?…それをやらね?って…」

 

「……?…………!!!???」

 

ららら楽郎君から、あああいあいがさの、お、おさそい!?

あば、あばばばばばばばばば……

落ち着きなさい!そう、落ち着くのよ斎賀玲!!

こんな千載一遇のチャンスを逃すなんてナンセンス!!落ち着いて返事をしなさい!!!

ほら、ハリーハリー!!

…い、岩巻さん……こ、心の中まで!?…そんなこと気にしてる場合じゃないでしょ!!ほら、早く!!

は、はい!

 

「は、はい!ふ、不束者でしゅがよろしくお願いしましゅ!!」

 

「ちょちょ、ちょっと待って玲さん!?」

 

「ちがう!それは違うやつ!!」

 

「あ…す、すみません……っ」

 

「い、いや…別に大丈夫だから気にしなくていいよ」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「おう、じゃあ俺が傘持つから……」

 

「あ、はい…よろしくお願いします……っ」

 

「よしっ…じゃあ、ロックロール行くか!」

 

「はい!」

 

ああ夢みたいです……少なくとも一年も前の自分なら望んでもこうなるとは考えられなかった幸せ……勇気を振り絞って告白してはや二ヶ月、あの時の自分に拍手喝采を送りたい気分です。

……そういえば楽朗君が気になりだしたのもこのぐらいの季節の雨の日だった気がしますね。…あれからだいぶ時間がかかりましたし、岩巻さんに苦労をかけましたがとても感謝しています。

…………だって、今…こんなにも…幸せですから…

 

「クスッ」

 

「んどうしたの?玲さん」

 

「ああ、いえ、最初に楽朗君が気になり出したのもこんな雨の日だったなーって」

 

「んえ、そうなの?」

 

「ええ、そうなんです♪」

 

「へー、なんか恥ずいな」

 

「ふふっ」

 

………ああ、私は今、この世界で一番しあわせです……

  

 

 

「あ、そういえば今日はどんなゲームを買うんですか?」

 

「おお、今日買うのは一応シナリオホラゲーてやつで、」

 

「日本を回りながら都道府県でそれぞれのシナリオを進めていくってやつらしい」

 

「やっぱりクソゲーってやつなんですか?」

 

「そうらしい、なんか色々ひどいって聞いたことがある」

 

「へー、ひどい…ですか」

 

「そうそう、なんでも客に訴えられて客にハンカチを配ったとか…なんとか…」

 

「ふふっ、なんですかそれっ」

 

だって…………

 

「ひっでぇー話だろ?」

 

「でも、買うんですよね?」

 

「おう、あたぼうよ、どんくらいクソゲーかずっと気になってたんだよ」

 

「楽朗君らしいですね…♪」

 

「おおう、なんかこそばゆいな」

 

「あ、そうだ、楽朗君」

 

「どうした?玲さん」

 

………心の底から好きだと思える人が…

 

「大好きです…っ」

 

隣居るんですから…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おう、俺も大好きだよ、"玲"]

 

「んえ!?あば、あばっばばばばばば……」

 

「ちょ!玲さん!?」

 

「……………う、く、ふぎゅぅ、」

 

「お、落ち着こう…?なんか大変なことになってますよ!?」

 

………それは…はんそくが…すぎます…ぐふぅ……

 

「れ、玲さーん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい!ムズイ!ほんとなんで皆さんそんなに甘く書けるかワカラナイ

あと、最後の楽朗が余裕あったのはこの玲さんがよくこぼすから慣れてきています、はい
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