もし、もしも、もしかした   作:暇らやほってぷ

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ハッピバースデイ!!!

なんでこんなぎりぎりかって?
書けなかったんドよちくしょぉぉ!!


永遠に陽は昇る

「やあ、アメリア」

 

「準決勝、ナイスファイトだったよ」

 

試合が終わって自分用に割り当てられた部屋いると、ノックが聞こえたから開けたら女顔の優男の見た目をした男が立っていた

 

「……何の用だ、魚臣」

 

「いやいや、さっきまで大激戦を繰り広げたダイナスカルの猛禽に声をかけに来ただけなんだけど?」

 

「お疲れさまってか?」

 

「そうそう」

 

「ハッ!お前はそんな奴じゃねえだろ」

 

「ひどいなぁ…」

 

見た目は優男のくせに、こいつなかなかイイ性格してるんだよな

…つぅか

 

「そういう声掛けを負けた奴にするか?普通」

 

こっちはさっきの試合負けてんだよ

 

「でもまあ、激戦だったのは事実だしね」

 

「…まあいい、で?本題はなんだよ」

 

「もしあれが本題ってならぶっ飛ばす」

 

「え、こわ…」

 

当り前だこの野郎、もしそうならそれは煽りだ

 

「それで本題ってのはね…」

 

あー、こいつ悪い顔してやがんなぁ…なに企んでやがんだ、オイ

 

「今日のアイツ、一段と強かったでしょ」

 

「アイツ?」

 

……ああ、顔隠し(ノーフェイス)

 

「ま、ムカつくが確かに強かったな、過去一で」

 

終始アイツのペースに乗せられた感じだったしな

激戦なんて言われたが、なんとか食らいついていたってのが正直だ

ああ、クソッ!腹立つくらいしっかり負けたな

………次は絶対勝つ

 

「で、それと本題の関係は?」

 

「実は、今日アイツが一段と強かったのには理由があってね……」

 

「それ繋がりで少し計画してるものがあるんだよ」

 

「で、その内容は?」

 

「……なんか思ったより乗り気だね…」

 

「ま、なんか面白そうだしな」

 

 

 

「………へえェ、アイツも若いねぇ」

 

「……僕たちもそこそこ若いはずだけど?」

 

「そういうことじゃねえよ」

 

「なんかこう…あれだよ、あれ!」

 

「まぁいい!とりあえずその"もしも"に対して手伝ってやる」

 

「お、ありがとね」

 

「じゃあ僕は他の人にも声かけてくるから」

 

 

 

「ハッ!おもしれェじゃねえか」

 

あの野郎…顔隠し(ノーフェイス)が優勝できないって可能性をほとんど考えてなかったな

"もしも"とか言ってたくせにあんなに自信満々な感じで誘われたらな……

相手は当然あのシルヴィアだってのに

 

「にしても……」

 

「優勝したら求婚するつもり、ねぇ」

 

「かぁぁ!若ェなァオイ……」

 

 

 

「負けたとき、ね」

 

「まあ、普段なら負ける可能性のほうが高いしね」

 

確かにアイツに比例するようにシルヴィアのテンションも上がり続けてはいるけど

それでもまあ、今回のアイツが負けるイメージが出てこないんだよねぇ

 

「それに……」

 

こんだけ舞台を整えておいて負けましたってのはねぇ……?

ま、俺の動きは完全にドッキリだけど

 

「さて、いい感じに手も尽くしたし」

 

後は君次第だよ、楽朗

 

 

 

『さあ!ついに始まります!!』

 

『格闘ゲーム世界大会決勝!!』

 

『二日間に及ぶ大会もこれにて最終戦!!』

 

『そんな最終戦に臨むはこの二人!!』

 

『アメリカ、いえ世界最強の人物!!』

 

『数多居るプロゲーマー達が仰ぐ頂点!』

 

『最強の流星!シルヴィア・ゴールドバーグゥゥゥ!!!』

 

『相対すはこの男!』

 

『初登場から今まで、この男の戦いを見てテンションの上がらない時はあったでしょうか!?』

 

『そのプレイスタイルと実力で世界最高峰の人気を誇る選手!!』

 

『南瓜の凶星』

 

顔隠し(ノーフェイス)こと陽務楽郎選手だぁぁ!!』

 

 

 

『ヘイ、カーストプリズン、今日は随分と調子が好さそうじゃない』

 

『ハッ!よくわかってんじゃねえか。』

 

『今日の俺様だ、だれにも負ける気がしねぇよ』

 

『もちろん、お前にもな』

 

『上等!!』

 

 

 

『宣言どおり今回は俺様が貰うぜェ!!』

 

『しまっ…!』

 

 

一ゲーム目:陽務楽朗 WIN

 

 

『こ…の……クソァ!!』

 

『今回は…ボクの勝ちだぁ!!』

 

 

二ゲーム目:シルヴィア・ゴールドバーグ WIN

 

 

『くぅたばれェェ!!!』

 

『ま、まだまだぁぁ!!』

 

 

三ゲーム目:DRAW

 

 

それは、まるでいつかの再現のようだった

一ゲーム目、二ゲーム目の勝者こそ違えどその展開はかつて世界を沸かせたあの戦いを彷彿とするものだった

……いや、この戦いはそれ以上だった

一戦、二戦、回数を重ねるごとに上がっていく二人の動き

観客が、解説が、この場にいるすべての人々は確信する……

 

この戦いは今までで、最高の戦いである…と

 

『最ッッ高!!』

 

『最高!最高だよ!?カーストプリズン!!』

 

『うん、うん!皆には悪いけど今までで一番楽しいよ!!』

 

『ああそうかよ!』

 

『だがどんなに楽しくても勝つのはこの俺様だぁ!!』

 

『いいや、違うね!!』

 

『勝つのはいつだって、ヒーローだ!!!』

 

『何度も言わせんなよなあぁ!?』

 

『この世界線(ユニバース)にそんなルールは、存在しねぇぇぇ!!』

 

『さっさと落ちろ!ヒーロー!!!』

 

『落ちるのは君だよ!カーストプリズン!!!』

 

『うらぁぁぁぁ!!』

 

『はぁぁぁぁぁ!!』

 

 

世界を震わせた激戦の後、立っていたのは……

 

 

『き、決まったぁぁぁ!!』

 

『今回の世界大会!優勝は!』

 

顔隠し(ノーフェイス)、陽務選手だぁぁぁ!!!』

 

『今日、ここに!日本のケイ以外で初めて!!』

 

『シルヴィア・ゴールドバーグが落とされたぁぁぁ!!!!』

 

 

 

『それでは!優勝した陽務選手!』

 

『今の気持ちをどうぞ!』

 

『最っっ高の気分です!!』

 

『次に!大切な人に一言!』

 

『あー、えt「ちょっと待った!」

 

『え、あの魚臣選手…?他の選手も……?』

 

「あー、乱入してごめんね?」

 

『皆さん、僕ちょっと思うんだよね』

 

『こうやってマイクで見てるだろう大切な人に気持ちを伝える』

 

『うん、それはとてもいいと思う』

 

『でも』

 

『どうせなら直接言ったほうがいいと思うんだよね』

 

『てことで!』

 

 

「え、ちょ……なになに!?」

 

「ほら、早くしろ、相方が待ってんだからよ」

 

「だから、あの…アメリアさん!?私何もしらないんだけどぉ!!??」

 

「……え、は?ちょ鰹??」

 

「ハッハッハ!ケイから聞いたぞ!!」

 

「ビビってないで言ってやれ、プレイボーイ」

 

え、まじでなんで永遠が?

いやていうか他の奴らも……?

……カメラマンも向こう側かよ…

おい…慧どうなって……

 

「は や く し ろ」?

 

………だぁぁぁ!くそっ!!こうなったらヤケだ!!!

 

「永遠!!」

 

「ひゃ、ひゃい!」

 

「俺はお前が好きだ!!」

 

「ぅえ!?」

 

「この世界で一番お前を愛してる!!」

 

「え…ぁぅ…」

 

「今回の賞金で指輪買うつもりだから…」

 

「俺と!結婚してくれ!!」

 

やってやった、やってやったよオラァ!

これで満足かよテメェら!

 

「……ぇ…ぁ……」

 

「…あ、はい……よ、よろこんで……」

 

その瞬間、歓声が沸く

この場にいる…いや、これを見ていたすべての人物が祝福する

どうしようもないほどの幸せを

 

 

 

 

 

世界よ世界よ、焼き付けろ

 

今ここに

 

刹那の空に陽は昇る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




結構ひどい出来かもしれませんがご了承ください

これは一つのゴールなのでこれから書くときはこの前日譚って感じがほとんどです
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