重原子力ミサイル巡洋艦 ザンクード、抜錨する!   作:Su-57 アクーラ機

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第35話 ペイバックタイム

「どこにいったァ・・・!!」

 

戦艦Aが般若も青くなって逃げ出す程の恐ろしい表情で辺りを見回す。

 

「逃げ足の早い奴らね・・・!」

 

「チッ!」

 

一通り辺りを探したあと、ここにもいない!と苛立ちを更に募らせながら移動を開始しようとしたその時。

 

「「「ッ!?」」」

 

近くでボボボボン!という音がしたあと、太陽光を鈍く反射しながら飛翔して来た無数のナニカが足元で爆発した。

それは小型のロケット弾のようだったが、そんな代物を積んだ艦はいなかった筈だ。

イレギュラーである、あの忌々しい巡洋艦(ザンクード)を除けば。

 

「そこかぁッ!!」

 

自身の位置から攻撃が来た場所を特定した戦艦AとBは主砲を一斉射。

放たれた主砲弾は鉄の雨のようにまんべんなく降り注ぎ、近くにあった建物や木々を爆風で吹き飛ばした。

 

「ふっ、ふふふ・・・。これだけを受けては保つまい」

 

「おい、拘束しろって言っただろ。殺してどうすんだよ」

 

三管史(みくだし)が、横で口角を吊り上げながら未だ砲口から硝煙を上げる自慢の主砲を愛おしそうに撫でる彼女に対して不満を口にする。

 

「どうせ拘束したところで性懲りも無く反乱を起こすのは目に見えている。置いておくだけ却って面倒だ。それなら、いっそここで消した方が良い」

 

そう言って、濛々(もうもう)と舞い上がる煙の先でザンクードと木曾が無惨な姿で倒れ伏している光景を想像する彼女だったが、しかし━━

 

「あぁあ、ここの再建費がバカにならなくなるぞ」

 

爆炎の中から、立ち上る煙を手で払う仕草をするザンクードが姿を現した。

 

「なっ!?貴様、主砲の一斉射を耐えたのか?!バカな・・・!」

 

「本職の戦艦には敵わなくても、俺だって並み以上の装甲は持ってるんだぜ?それに、あんな命中率を捨てた数撃ちゃ当たる理論の砲撃なら大した事でも無いしな」

 

そう言って不敵な笑みを浮かべるザンクードに戦艦Aが「ゴキブリが・・・!」と歯噛みしていると、背後からガキンッ!と金属と金属のぶつかり合う音が聞こえた。

本能的に振り返った彼女の両目には、木曾が戦艦Bに軍刀で斬り掛かっている光景と三管史(みくだし)が尻餅をついて後退りする光景が映る。

 

「さて」

 

唐突にザンクードが口を開いた。

 

「どうせ言うだけ無駄かもしれんが、大人しく投降する気は?」

 

投降、(すなわ)ち降伏を意味するこの言葉に戦艦Aの頭の中で既に煮立っていた血が更にグラグラと熱される。

 

「ふざけるよ・・・!この私が貴様らごときに降伏だと!?」

 

「・・・無いんだな?」

 

彼の最後の問いに対する彼女の答えは無言の発砲だった。

殺意を孕んだ砲弾はザンクード目掛けて真っ直ぐ飛んで行くが、彼は寸でのところでそれを回避する。

ヒュンッと、鋭い風切り音と共に砲弾が数cm横を通過して行った。

 

「あ、あっぶねぇ・・・」

 

ただでさえ左足に1発受けてるってのに、これ以上喰らったら流石にヤバイよな・・・。

 

と、鳥肌を立てるザンクードは相手の射線から逃れるように動きながら牽制射を行う。

 

「クソッ、やっぱり当てられるのが前提の戦艦は装甲の丈夫さが桁違いだな」

 

「バカめ!そんな申し訳程度に載せた艦砲などぬるいわ!」

 

「それがバイタルパート(重要防御区画)の装甲ならな!」

 

マシンキャノンの照準をややズラして装甲の薄い副砲に対して引き金を引く。

比重が重く、硬度も高いタングステンの弾芯を用いた76mm弾は吸い込まれるように飛んで行き、戦艦Aの副砲に幾つもの孔を開けた。

 

「チッ、副砲を狙うか!」

 

黒煙を上げる副砲を一瞥しながら舌打ちする彼女だが、まだ致命傷にはなっていないようで、主砲の乱れ撃ちを続けてくる。

 

本当にかったいな・・・!あいつ絶対に増加装甲も着けてやがる。仕方ない。それなら、少し危険だがアレをやるしか無いか。

 

先程まで撃ち合いを続けていたザンクードの艤装から見た事も無い白色の機体が1機飛び出した。

 

「艦載機だと?・・・ふっ、そんなものを1機飛ばしただけでなんになる」

 

戦艦Aは最初こそ驚いたものの、その薄っぺらいブーメランのような弱々しい形状を見て安堵したのか、小バカにしたように白い機体を見つめる。

━━このあと、この機体がとんでもない物を呼び寄せる(・・・・・)とも知らずに。

 

「バカバカしい。その程度でどうにかなると思うとは、おめでたい奴だ」

 

そう言いながら視線を白い機体からザンクードに戻すと、彼がこちらに背を向けた状態で遠退いて行くのが目に入った。

 

「ど、どこまでも私を愚弄するか・・・!!」

 

握り締めた拳をミチミチと鳴らす彼女は額に青筋を立てながらザンクードを追い掛けて行く。

 

「このッ!逃げるなぁ!」

 

「うわっとと!?射撃の腕に自信はあるが、近接での戦闘はそこまで得意じゃないんだよ!・・・でもまあ、これだけ離れればもう良いか」

 

後方をチラリと確認したザンクードは地面を抉りながら急ブレーキをかけ、勢い良く振り返った。

 

「ようやく足を止めたか。諦めがついたのか?」

 

「その逆だよ。これで木曾を巻き込まなくて済むからな」

 

そう言ってニヤリと笑うザンクードに対して眉を寄せている戦艦Aの顔に一瞬だけ影が差す。

ハッとして上を見上げると、先程ザンクードから発艦した白い艦載機がこちらに突っ込んで来ていた。

 

「まさか、カミカゼ━━」

 

その機体はザンクードによって破壊された副砲にバキンッ!と音を立てて突き刺さる。

しかし、爆弾を搭載せず、自重も軽い機体は敵に大したダメージを負わせる事も無く、ただ機首が潰れる程度で留まった。

 

「爆発無し、か。残念だったなぁ。折角のカミカゼもタダの無駄死にだったようだ」

 

「無駄死にも何も、そいつにはパイロットなんて乗っていないぞ?」

 

「・・・無人機か。だからと言って失敗には変わらん。死ぬ前に言い残す事はあるか?」

 

勝利を確信した戦艦Aは搭載主砲の全てをザンクードの眉間に向ける。

 

「いや、死ぬ気は無いんだが。そうだな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━ヘリオス、ランチ」

 

後部艤装のハッチが開いたかと思うと、凄まじい噴射炎と轟音を上げながら、広域殲滅用の特殊ミサイルが真上に発射された。

 

「どこを狙っている。上には誰もいないぞ?気でも狂ったか?」

 

眉間に向けられている主砲が、ガゴンッと音を立てて次弾を装填する。

 

「この状況で、俺が態々ミサイルを使ってカモメを撃ち落としてるように見えるか?」

 

「ふんっ、私には下らん悪足掻きにしか見えんがな」

 

「ああそうかい。そうだ、1つ忠告してやろう」

 

「忠告だと?良いだろう。殺す前の情けとして、その戯れ言を聴いてやる」

 

「優しすぎて涙が出てくるね。で、忠告ってのはな。お前の副砲に刺さってるその無人機、さっさと引っこ抜いた方が良いぞ?あと10秒だ」

 

「貴様、何を言って━━」

 

ゴオォォォォォ・・・

 

「何の音だ・・・?」

 

戦艦Aは音のした方へゆっくりと首を動かし、そして、氷のように固まった。

先程ザンクードが放ったミサイルがこちらに戻って来ていたのだ。

それも、彼女に向かって真っ直ぐに。

 

「まさか、この無人機は・・・!?」

 

「ああ、そいつは特殊ミサイルの誘導を行う為の機体でな。ミサイルはそいつの誘導に従って飛翔するって訳だ」

 

副砲にめり込んでいるドローンを指差しながら答える彼は「それと」と続けた。

 

「時間切れだ。ヘリオスはドローンとお前を着弾目標にして飛んで来るぞ」

 

最後にそう告げたザンクードは急いで爆心地(戦艦A)から距離をとり、防御姿勢をとる。

 

「~~~!!貴ッ様ぁぁぁ!!」

 

次の瞬間、戦艦Aは巨大な火球に包まれた。

 

 

「ハァ、ハァ、ハァ。ちょこまかと・・・!」

 

軽巡の運動能力と木曾自身の高い格闘能力によって翻弄(ほんろう)されていた戦艦Bは、疲労と度重なる被弾で徐々に圧されていた。

 

「おい!なにやってんだよ!早くそいつを━━」

 

「うるっさいわね!あなたはそこで見てるだけでしょ!?」

 

三管史(みくだし)が情けなく尻餅をついたまま喚き散らし、それを鬱陶しく思った戦艦Bも叫ぶように怒鳴る。

 

「んだと!?そもそも、お前らがあそこでヘマしなきゃこんなに手こずる事も━━」

 

「ハッ、さっきからオレそっち退けで騒いでるが、無能っぷりは健在だな。三管史(みくだし)

 

鼻で嗤いながら、三管史(みくだし)に視線を送る木曾。

 

「!?」

 

「クズだクズだと見下してきておいて、いざこうなると物陰に隠れて喚き散らすだけかよ」

 

「こ、このアマ、調子付きやがって・・・!おい!さっさとこいつをスクラップにしちまえ!」

 

三管史(みくだし)が物陰から顔を真っ赤にして叫び、そんな彼に対して戦艦Bは「言われなくても分かってるわよ!」と言いながら砲撃を再開した。

 

「何でっ、当たらっ、ないのよっ!」

 

「当たり前だろう。戦艦の主砲は近距離でバカスカ撃ちまくって当たるようなもんじゃねえだろうが」

 

掠めはするものの、直撃弾には至らない事に苛立ちを覚える彼女は一心不乱に砲撃を続けるが、木曾は相手の砲撃の合間を縫って一気に肉薄する。

 

「この!」

 

木曾の腹部目掛けて戦艦Bから鋭いパンチが繰り出される。

しかし、寸でのところで身を捻ってかわされた事によって彼女の渾身の拳は敢えなく空振ってしまい、それどころか大きな隙を作ってしまった。

 

「ふっ!」

 

降って湧いた好機を逃さなかった木曾は細身の軍刀を逆手持ちにして、主砲の砲口内に捩じ込む。

 

「主砲が!?」

 

異物が侵入し、砲身内で砲弾が炸裂した事によって戦艦Bの主砲が1基大破した。

与えられた新型主砲の無惨な姿を見て動揺する彼女だったが、木曾の攻撃はまだ終わっていない。

 

「主砲の心配なんかしてる場合か?」

 

その言葉にハッとして視線を戻すと、目と鼻の直ぐ先には黒光りする5連装酸素魚雷を発射しようとしている木曾の姿があった。

 

「しまっ━━」

 

「これで終いだ!」

 

バシュッという圧縮された空気の排出音がしたあと、5本の酸素魚雷が発射管から勢い良く押し出される。

 

 

ザンクードと戦艦Aが走って行った方角から聞こえた爆音にも負けず劣らずの轟音が辺りに響き渡った。

 

 

「おい、そっちに2機行ったぞ!」

 

「了解!後方機銃、右舷から1機!下からもう1機来るぞ!」

 

戦艦Fを相手取るツポレフ達の周りには4機の零式観測機が飛び回っており、それらを落とそうとフライング・デビルに3基搭載された機関砲が火を噴いていた。

━━が、腐っても主力戦艦が搭載している機体と言う事だろうか。当たる前に回避されてしまう。

 

「こいつ、機銃は3基だけのクセに的確に狙ってきやがるな」

 

零式観測機のパイロットは隙を見計らって攻撃するチャンスを待つ。

 

「チッ!小回りが利く分、ジェット戦闘機とは違う意味で面倒な奴だぜ・・・!」

 

35mm機関砲で敵機を狙う妖精が盛大に舌打ちした。

 

「ん?あれは・・・」

 

飛んで来る35mmや20mmの砲弾を回避する零式観測機のパイロットは近くの小島に太陽光の不自然な反射を発見する。

よく目を凝らして見ると、それはフライング・デビルの迎撃中に突然姿を消した艦娘達だった。

 

「成程、いないと思ったらそんな所に隠れてやがったか。ひとまずこいつの事は後回しだな」

 

ニヤリと笑うパイロット妖精は仲間にハンドサインを送ったあと、フライング・デビルから離れて自身の主の元へ戻って行く。

 

「キャプテン、敵機がこちらから遠ざかって行きます。何なんだ・・・?」

 

眉を寄せる機銃手の妖精の声を他所に、ツポレフは得も言われぬ気色悪さを感じていた。

 

「何を狙ってやがる・・・━━ッ!!」

 

相変わらず戦艦Fからの対空機銃やロケットの攻撃は続いているが、彼女が行かれては困る(・・・・・・・)方角へと前進している事にツポレフは気付く。

 

「ヤバいぞ・・・!あの野郎、避難している艦娘達の場所をチクりやがったんだ!」

 

「なっ!?それじゃあ・・・」

 

「ラミウスの思ってる通りだ。あんな状態でまともにやり合えるとは思えん・・・!」

 

「あっ!きゃ、キャプテン!小島から人影が!」

 

「何!?あれは・・・確か摩耶って名前の嬢ちゃんだ!」

 

小島の陰から姿を現したのは摩耶だった。

彼女が戦艦Fの行く手を阻むようにして立っていたのだ。

 

「撃ち合いを始めました!」

 

「クソッ!仕方ない、ちょっと強引に行くぞ!!」

 

ツポレフが機体を急旋回させ、そんな彼らに零式観測機の4機編隊が再度襲い掛かって来る。

 

「嬢ちゃん、聞こえるか?」

 

周りをブンブン飛び回る敵機を鬱陶しく思いながらも、ツポレフは機体を操縦しながら、下で戦っている摩耶に無線を繋いだ。

 

《嬢ちゃんってアタシの事か?!》

 

無線からは砲撃の音と共に摩耶の声が響く。

 

「ああ、そうだ。俺達が空から援護してやるから、嬢ちゃんは魚雷でそいつの足を止めてくれ。無理に当てる必要はねぇ」

 

《分かった!で、魚雷で足止めしたあとはどうすりゃ良い?!》

 

「そいつの主砲の1基が少し破損してるのが見えるか?」

 

《・・・?あれか。内部が若干露出してるぞ!》

 

「そうだ。それは俺達が集中的に攻撃を当て続けたからだ。そいつの足が止まったら、俺達と嬢ちゃんでその箇所に集中砲火を浴びせるって寸法だ。できるな?」

 

《ったりめえだろ!アタシは摩耶様だぜ?》

 

「よし、それじゃあ頼んだぞ」

 

《おう!任せときな!》

 

その言葉を聞き届けたツポレフが摩耶との交信を切ったところで、ガスガスガスッ!と音を立てて、敵機の7.7mm機銃弾が垂直尾翼に幾つもの孔を空けた。

 

「垂直尾翼に被弾しました!」

 

「この程度なら問題無い。まだ飛べる!ラミウス、邪魔だから警報を切っておけ!」

 

「了解!」

 

コックピットの計器板で赤く点滅していたランプが消え、うるさかった警告音もピタリと止む。

 

「やったぜ!所詮は図体ばかりデカイだけの動く的だな」

 

初めてフライング・デビルに命中弾を叩き出した零式観測機のパイロット妖精は小さくガッツポーズをとっていた。

━━がしかし。

 

「そんな豆鉄砲が効くかよ!こちとら30mm機関砲の雨に晒された事だって1度や2度じゃねえんだ!」

 

2番機銃(胴体上面機銃)手が、垂直尾翼に孔を空けた敵機のフロートを破壊。

バランスを崩した機体は海面へ落下して行った。

 

「バカな!隊長機が喰われただと!?」

 

この光景を目にした敵は動揺し、それを期に一気に圧され始める。

 

「毎分6,000発を喰らいやがれぇぇぇ!」

 

機体後方を飛んでいた2機に向けて、20mmガトリング砲が砲身を回転させながら火を噴き、1機目のエンジンを孔だらけに。逃げようとしていた2機目の尾部を一瞬にして喰い千切る。

 

「畜生、味方が・・・!まさか、残ったのは俺だけ?!おい、だれか援護を━━」

 

「墜ちやがれ、クソッタレ!!」

 

最後の1機は機首下部の35mm機関砲によって主翼が根元からもぎ取られ、片翼を失ったまま墜落して行った。

 

「敵機の全機撃墜を確認!」

 

「精々パラシュートに揺られときやがれってんだ!」

 

「こっちがデカイだけの薄ノロだと思うなよ!」

 

戦艦Fから発艦した全ての零式観測機を撃墜した機銃手の妖精達が口々に歓声を上げる。

 

「ガンナー、良くやった!だが、俺達の仕事はまだ終っちゃいねえぞ?」

 

そう告げるツポレフの視線は機首カメラの映像に向けられており、今まさに摩耶が放った魚雷によって戦艦Fの動きが封じられたところであった。

 

「よぉし!ぶちかませ!!」

 

彼の号令と共に摩耶の20.3cm連装砲とフライング・デビルの105mm砲、40mm砲、30mmガトリング砲、そして機首下部の迎撃用35mm連装機関砲も加わり、一点だけを狙って苛烈な砲撃を開始する。

破壊され、砲塔内部が露出した箇所を狙われた戦艦Fの主砲は爆炎を上げた。

 

「嬢ちゃん、こっちから爆発閃光を視認したが、どうだ?」

 

《ちょっと待ってくれ。今、ザンクードの航空艤装が確認してくれてる》

 

どうやら、摩耶達の避難誘導を行ったリキッドが彼女の代わりに確認しに行ってくれているようだ。

その言葉を聞いたツポレフ達は生唾をゴクリと飲み込んで報告を待つ。

 

《何?・・・そうか、分かった。ありがとな》

 

「どうだ?まだ動いてやがったか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《いや、艤装は半壊。本人は白目剥いて気絶してやがったらしい》

 

「そうか・・・!お前ら、戦艦Fは白目剥いてぶっ倒れてたらしいぞ!」

 

「ぃよっしゃあぁぁぁ!」

 

「はっはぁ!フライング・デビルの恐ろしさが分かったか!」

 

「ヒャッハァー!!」

 

「帰ったら間宮パーティーだぜ!」

 

フライング・デビルの機内はクルー達の歓声に包まれ、その下では、つけっ放しの無線から流れる音声に摩耶が苦笑を浮かべていた。

 

 

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