カンピオーネ〜神話好きな転生者〜   作:kronos

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どうも皆さん、kronosです。

なんとか投稿できる形になったので投稿させてもらいます。

遅くなって申し訳ありませんでした。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

後書きに重大告知があります。

ショックを受け、読まなくなる方がいるかも知れませんが、それでも読んでくれるという方、心よりの感謝として今以上の話を投稿するように努力します。

前置きが長くなりましたが、本編をどうぞ‼


第4話 砂浜での死闘

まつろわぬヘルメス

オリュンポス十二神の一柱。旅人、泥棒、商業、羊飼いの守護神であり、神々の伝令役を務める。能弁、体育技能、眠り、夢の神とも言われる。その聖鳥は朱鷺及び雄鶏。

 

ヘルメスはゼウスとマイアの子とされる。ゼウスはオリュンポス神族の伝令となる神を作るため、妻ヘラに気付かれないように夜中にこっそり抜け出し、マイアに会いに行くことで泥棒の才能を、ヘラに隠し通すことで嘘の才能を、ヘルメスが持つように狙った。特にゼウスの忠実な部下で、神話では多くの密命を果たしている。代表的なのは百眼の巨人アルゴスの殺害で、このため「アルゲイポンテース(アルゴスを退治した者)」の異名がある。主に頭に丸い翼の付いた旅行帽を被った姿で表され、神々の伝令の証であるケーリュケイオンという杖と、履く事によって空を飛ぶ事ができる黄金の翼が付いた魔法のサンダル・タラリア、そして武器である鎌(ショーテルともいわれている)ハルペーを持つ。

 

死者、特に英雄の魂を冥界に導く死神としての一面も持ち、その反面冥界から死者の魂を地上に戻す役割も担っており、オルペウスが妻エウリュディケーを冥界から連れ出そうとした際に同行した。この点からタキトゥスは北欧神話のオーディンとヘルメスを同一視している。また、アポロンの竪琴の発明者とされている。

 

また、ローマ神話のメリクリウスとも同一視されており、メリクリウスは英語読みでマーキュリーと読み、錬金術や占術で最初用いられていた水銀とも関連付けされている。水銀(Hg)は、古くはラテン語、argentum vivum(生きている銀 流動する点を生きていると表現した。)と読み、これは、天球上をせわしなく移動する水星を流動する水銀と結び付けられていたからである。また、水銀の液体で金属であるという流動性から、神々の使者として天地を駆け巡ったヘルメスで、ローマ神話のメリクリウスの性格と関連付けたものといわれている。

 

つまり、まつろわぬヘルメスとは、ギリシャ神話のヘルメスとローマ神話のメリクリウスが習合したまつろわぬ神である。

 

ホテルの近くのベンチから歩いて約一時間とちょっとで護堂は砂浜に着いた。

 

(まだヘルメスは来ていないようだな…いや、見えないだけか?)

 

「待ちわびたぞ‼若き神殺しよ‼名前は言わなくても構わんな…そろそろ戦おうか。これは使わないでおいてやる。」

 

ヘルメスがハデスの隠れ兜を脱いだようだ。何も存在しな砂浜の上に一瞬にして姿を現した。

 

「いいのか?勝ちが逃げるぞ?」

 

「構わん、この程度で勝ちが逃げるようでは、十二柱の一柱に入ってなどいない…甘く見るなよ?神殺し。」

 

そういった瞬間ヘルメスは神速により護堂の背後を取り、ショーテルを振り上げた。

 

「そっちも舐めんじゃねぇよヘルメス?」

 

言うと同時に護堂は右足で後ろ回し蹴りをショーテルに当て斬撃を逸らし、左足で脇腹を蹴り吹き飛ばした。

 

すかさず護堂はヘルメスに向かって跳び上がりながら右拳を振り下ろすがこれを察知したヘルメスは横に向かってダイブして避ける。

 

避けたことによって護堂が着地し、振り下ろした拳を中心に砂が舞い上がり大きく陥没していた。

 

「見事な力だ…まだ神殺しになって一日も経っていない少年が体術に呪力と気力を混ぜて運用し、神殺しの勝ちに拘る執念と狡賢さ、権能を使わずしてこの強さ…下手打てばこちらがやられるな」

 

「やっぱりそう簡単にやられてはくれないか。」

 

ヘルメスは一瞬にして間合いに入りショーテルを横に振るいながらケリューケイオンの杖を上から振り下ろした。

 

護堂はそれを容易くバックステップで避ける。

 

避けてすぐヘルメスに接近し、回転しながらアッパーをいれながらその遠心力を利用し左回し蹴りを入れる。

 

が、ヘルメスはまずアッパーを顔だけ逸らし避け、左回し蹴りを自身も回転しながら左手に持っているケリューケイオンの杖で逸らしバックステップで距離をとる。

 

「この場所を選んだのは透明対策か?」

 

「確かにこの場所を選んだのは透明対策もあるが、前に言ったように街中で戦いたくない。ここが俺の国じゃないから特に人様に迷惑をかけたくないから。」

 

(透明になって神速を使って絶対に破壊されないショーテルで攻撃だからな…海水の波紋と振動を使うか砂を空中でばら撒くかの消極的な方法くらいしかないかな。時間をかけれればあるにはあるんだけどな。)

 

「その年でその頭脳と達観したような言い方、そしてその強さ…少年…貴様何者だ?」

 

「生まれながらに武術の才を持ち、頭もいいちょっと変わった最年少の神殺しだとしか言えないな〜」

 

「そうか…私もそろそろ本気を出そうか。いくぞ神殺しよ‼」

 

その瞬間ヘルメスは神速を使い護堂に接近しショーテルを振りかざした。

 

護堂はそれにすかさず反応し、逸らそうとするが姿を消し、背後を浅く切り裂かれた。

 

ヘルメスは護堂が迎撃しようとした瞬間タラリアを使い空に逃げ背後に周り切り裂いたのだ。

 

(不味い⁈タラリアを使いだした。それに身体の調子がおかしい。…ッ‼ヘルメスの腰にあった水銀の小瓶の蓋が開いてる⁈ヤバい…頭痛がしてきた。早いとこ勝負を決めないと…仕方ない。日常生活である程度練習しようかと思ってたけど使わずに負けたんじゃ話になんねぇ〜。)

 

「時よ‼我が内に眠りし森羅万象を掌握せし大いなる永遠の力よ‼今一度その大いなる力を世界に示し給え‼」

 

その瞬間、護堂を中心に半径一キロ程の空間が現れた。

 

「な…なんだこの空間は⁈」

 

「ようこそ…俺の世界へ。この空間からは出られないよ。

いくらまつろわぬ神でもね。この空間は簡単にいうと俺の作ったアストラル界なんだ。」

 

「話は簡単だ…つまり貴様を倒せばこの空間からは出られるということか。」

 

「そういうこと。」

 

そう護堂が言った瞬間にヘルメスは神速を使い接近し、ショーテルを振るうが、護堂は一瞬に消えてヘルメスの横に即座に移動しボディブローを入れた。

 

それにヘルメスは反応できずに吹き飛ばされた。

 

「貴様…この空間はなんだ。唯閉じ込める力ではないはずだ。」

 

「この空間の他の能力は両者の『時』を自由自在に操ることだ。つまり俺は神速を使うことができるし、あんたは神速を使ったつもりでも俺からすると唯走っているようにしか見えないんだ。ただ唯一の欠点は発動すると猛スピードで呪力が減っていくことだ。持って後数分ってところかな」

 

「流石は叔母上の権能、神速が使えるのと使えないのでは全く違うぞ⁈」

 

「そろそろ決着をつけようか。あんた、もう詰みだよ?」

 

「まだだぁあああ‼」

 

ヘルメスはショーテルを振り上げながら護堂にせまるが、護堂はショーテルを上空に蹴り上げ、ヘルメスの腹部に拳の連打を叩き込み、腕を掴み上空に放り投げ、

 

「これで終わりだヘルメス…草薙流星殺しぃいいい‼」

 

護堂は自身の切り札をヘルメスに放った。

 

ヘルメスは星殺しをくらいながら、空間の壁に押し付けられる。そしてヘルメスが、落ちてくると同時に空間が消滅し、護堂は呪力切れにより地に跪いた。

 

「見事だ…若き神殺し、草薙護堂よ…私と再び会う日まで負けるなよ。」

 

そう言い残すとヘルメスは砂状になり、風に吹かれて消えてしまった。

 

(ん⁇…なんか一瞬背中が重くなった…これがまつろわぬ神の権能を手に入れた証なのか。…周辺には誰もいないね…早く爺ちゃんのところに帰るか。でもまだ動けそうにないな少し回復させて帰ろう。)

 

護堂は仰向けに砂浜の上に寝転がり寝た。

 

ヘルメスを倒して2時間後、護堂はその場を後にして、一朗を探してどうなったか、これからのことを話し、観光をし直して、翌日日本に帰国した。

 




皆さん、最後まで読んでいただきありがとうございます。

文中にでたケーリュケイオンの杖ですが、ラテン語読みだとカドゥケウスの杖です。

今後もし、この杖が出てくるとしたら、カドゥケウスの杖で出します。

次回は原作手前のオリジナルストーリーです。






ここで重大なお知らせがあります。

メインヒロインは今のところ未定ですが、エリカ、リリアナ、裕里、恵那の四人もいいんですが、他の方をヒロインにしたいと思います。

一応四人は原作には欠かせないなので、各組織のメッセンジャーのような役割兼スタッフにしようかと今のところ思ってます。

期待していた方々、誠に申し訳ありません。

次回はオリジナルストーリー エジプト編です。
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