【完結】がっこうぐらしRTA_故意感染ルート   作:霞身

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本日三度目の初投稿です。

実はこれ元々完成してました。


あとがき

 はい、ここでタイマーストップです!

 いやはや、最後はどうなることかと思いましたが無事脱出成功です……

 肝心のタイムは……4:14:28.76でした。

 途中で早期合流もあり早まるかなぁと思ったんですがそんなに甘くなかったですね……

 

 それでは早速完走した感想ですが──

 やはり、未だ調査不足だったかな、というのは否めません。

 好感度が想定より高い、低いはもちろんのこと、意図しないバックグラウンドで発生していたであろうイベント、様々な要因に助けられここまで完走出来たかな、と思います。

 というか表面上の様子と中身が違うとか読めるわけ無いだろいい加減にしろ!

 あと未だに発見されていないイベントがまだまだありそうで、みんなも調査や走ってくれよな〜俺もやったんだしさ(同調圧力)

 元々は伸びてきたRTAに便乗して始めた本作でしたが、やっているうちに個↑々↓のキャラクターに愛着が湧いたり、なんとか救ってあげたいと思ってしまうような、そんな話になってくれたのはとても嬉しく思います。

 あとは最後に《抗体》のスキル取ったのは仕方なくとか言ってましたが、正直言うと萌香ちゃんを救いたくて取りました……本来最終ラッシュで安定を取るならセーブして翌日の朝の結果次第でリセするようにして、習得するのは戦闘技能一択の場面でリスクを取るチルドレンにあるまじき姿を晒しちゃったけど、みんなもハッピーエンド大好きだしええやろ、な?(威圧)

 

 プレイ内容といたしましては、最初に引けたのが本田萌香ちゃんだったのも非常に大きいですね。

 素の筋力値が高かったおかげもあり、杖術を用いての戦闘でかなり楽をさせてもらいました。

 リーチが長いというのは戦闘において安全であるという事以上に、素早く仲間を助けることができるという、何者にも代えがたいメリットを持っていたことで乗り越えられたのが、最後のラッシュだったと思います。

 

 先駆者兄貴も感想で述べておりましたが、本作ではイベントを端折れば端折るだけ、仲間が増えれば増えたぶんだけ難易度が上昇していきます。

 何故ならイベントの大半は物資の補給や正気度の回復、何より友好度の上昇や確認に役立つためですね。

 そして人が増えればそれだけ必要な物資も増えていく。

 その全員を救いたいと傲慢にも願うならば、本来であればこんな駆け足はするべきではないとは思うのですが、わかっていてもどうしても駆け抜けてしまうのが走者の性ですね。

 

 ですが今回のルートではある意味正解だったのかもしれません。

 いつ死に至るともわからぬ病を抱えて、それでもと希望に手を伸ばした少女が、考えうる限り最も素晴らしい未来をつかむことができたのは間違いないことでしょう。

 もう萌香ちゃんは長くは持たないかもしれませんが、それでも助けた多くの仲間とともに、残された僅かな時間を幸せに過ごしてくれることを祈りましょう。

 きっとそれを誰もが望んでいます。

 もしかしたら誰かが彼女を救うかもしれませんし、救われないかもしれません。

 しかしそれはここでは語られない物語であり、まだ確定しない未来のお話です。

 

 それでは無駄話を長々としても仕方がないので、感動のエンディングを垂れ流しにしながら、私めはここで退場いたしましょう。

 拙い語り手でございましたがここまでご愛読いただきありがとうございました。

 またどこかでお会いしましょう。

 


 

 クリア後フレーバーテキスト

 

 本田萌香

 

 本田萌香は自由気ままな少女であった。

 親に薦められて始めた杖術を未だに続けていたのも、特別理由があったわけではない、ただやめる理由もなかったまでだった。

 だがそれに意味はあった。

 彼女の振るう杖は敵を倒し、出会えた多くの仲間を守ることにつながった。

 突いた槍は道を指し示し、振るう薙刀は闇を払い、持った太刀は絶望を切り裂いた。

 その身に病を纏おうとも彼女は彼女で在り続けた。

 

 彼女は一つ、困った性質を持っていた。

 お人好し、人好き、人たらし、彼女は常に誰かのそばにあり続ける人で、誰かが困っていたら助けずにはいられない。

 だからこそ彼女は、常に誰かに助けられて生きた。

 人に助けられたからまた誰かを助ける、そんな繰り返しの果てに彼女の人の輪は広がっていった。

 

 彼女に足りないものは多く有れども運はあった。

 それは薬を見つけたことなんかではなく、彼女の代わりとなる人を見つけたこと。

 

 無い知恵は絞れない、だから頼りになる大人は知恵を絞った。

 

 彼女に人の心は癒せない、だけど小さな友達は常に皆に寄り添った。

 

 家計簿の付け方なんて知らなかった、でも側には家庭的な姉がいた。

 

 いつか動けなくなる時が来る、だが背中を預ける友がいた。

 

 いつも誰かに迷惑をかけた、それをフォローする友達がいた。

 

 何かと勘違いされやすかった、怖気づかずに話しかける後輩がいた。

 

 彼女に深い考えはない、それに論理的な理由をつける人がいた。

 

 多くの人に救われて、助けられて、彼女はここまで生き延びた。

 残された時はどれ程か、それは誰にもわからない。

 だがきっと、残された時間を彼女は謳歌するのだろう。

 助けてくれた皆への恩返し。

 助けた皆からの恩返し。

 それは間違いなく、彼女にとって一番の宝物になる時間だろう。

 

 

○がつ△にち

 

 わたしはあとどれだけいきられるだろう

 みんなにまだなにもかえせていないのに

 

 それでもいいとみんなはわらってくれる

 ただえがおでいてくれればいいって

 それはとってもうれしいけれど

 おんをかえすにはどれだけかかるだろう

 

 たくさんたすけてもらった

 だからわたしもがんばってみようとおもう

 あとどれだけいきられるかわからないけれど

 そのあいだはちからのかぎりわらってすごそう

 

 そしてさいごには

 みんなにありがとうってつたえたいな

 

 

 獲得実績

 

『バーサーカー』

 感染状態で『かれら』を100体以上倒した。

 

『小さなおともだち』

 ゆきと仲良くなった。

 

『このシャベルに誓って』

 くるみと戦友になった。

 

『仰げば尊し』

 めぐみと友達になった。

 

『頼れる大人』

 めぐみが戦闘技能を覚えた。

 

『家庭料理』

 ゆうりと一緒に料理をした

 

『出前の配達』

 たかえを助けた。

 

『頼れる先輩』

 けいとみきを救出した。

 

『見えない友だち』

 幻覚を見た。

 

『師匠』

 誰かに戦闘系技能を教えた。

 

『安全不確認』

 車の運転をして『かれら』と事故を起こした。

 

『感染者』

 ウイルスに感染した。

 

『感染ヒロイン』

 女性キャラクターで感染状態でエンディングを迎えた。

 

『Life』

 人としてエンディングを迎えた。

 

『わたしたちは元気です』

 5人以上生存している状態でエンディングを迎えた。

 

『ぎゅうぎゅうのパンパン』

 全生存者を連れて車で脱出した。

 

『突けば槍 振らば薙刀 持たば太刀 我が守りし 友とをりけり』

 本田萌香でシナリオをクリアした。




くぅ疲w
これにて完結です!
気が向いたらおまけ書いてくる。

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