【完結】がっこうぐらしRTA_故意感染ルート   作:霞身

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すまん、君がまさか書いてるうちにこんな動きをするとは思わなかったので初登校です。

ちなみに本小説には微塵も関わってきませんが私はクローン実験説を答えだと思っています。
将来の出来事を予測して常に先手を打つ走者は、記憶を持ち越したクローンだった……?


(三階大掃除 〜 餌付け成功)

 原作キャラがまるで現れないRTAの続きはーじまーるよー。

 

 前回は無事抗ウイルス剤を手に入れて購買部から食料等を接収したところで終わりました。

 今回は、一旦そこら辺の教室で3時間ほどの仮眠を取って夜にしてから3階で自主的に居残りしている『かれら』の掃除からしていきます、代わり映えの無いホモちゃんがそのお御足でゾンビーズをグッチャグチャにする牧歌的映像はじゃ、流しますね……

 

 と言うのも、今回はホモちゃんという戦力を欠いた状態で、ガバによる原作以上の正気度減少を食らっているくるみちゃんが一人で、めぐねぇ+誰か一人というお守りをする必要がある為、最悪誰か一人落ちる可能性も危惧して事前にある程度の掃除が必要と判断したためです。

 レベリングにもなるから多少はね?

 

 ちなみに夜じゃないと騒音を聞きつけた学園生活部のメンバーに見つかってしまい、誰かしらの好感度が足りない場合ロープでぐるぐる巻にされてしまい行動が取れず、大幅なロスにつながってしまうので気を付けましょう。

 あとは最悪くるみちゃんに『かれら』だと思われて始末されます(無慈悲)

 『かれら』を頃してる最中なので血塗れでややこしいからね、仕方ないね(レ)

 まぁ夜ならばさほど数も居ないので、大して時間もかからず終わります、終わったらまた二階の空き教室で日が昇るまで眠りましょう。

 間違っても三階で眠らないようにします、そうすると最悪『かれら』のように徘徊しているところを見られて始末されるか、うっかり寝過ぎてめぐねぇあたりに見つかり捕獲、監禁されます。

 それから、寝る前には購買部から借りてきた(マイルドな表現)ノートと筆記用具を使って日記をつけるようにしましょう、その日行った内容や、キャラクターに設定された性格によって様々な日記が読めるうえに、日記を付けることで自らの置かれた状況を整理し、正気度を一定に保つ効果があります。

 後々学園生活部のメンバーと交換日記等を行うことで好感度稼ぎもできるので、さっさと皆に交換日記流行らせコラ!する為に毎日習慣付けておきましょう。

 

 ちなみに主人公のホモちゃんの正気度なんてものは(走者には関係)ないです、最低限0にならない程度を維持してくれれば問題ありません。

 と言っても、ホモちゃんの性格はゆきちゃんと同じ《のんき》なので、正気度の減少速度は緩やかなためそれほど心配していません、たとえ低くなって一時的に発狂しても妄想、幻覚程度で暴れたりはしません。

 ただ精神の初期値がうんちなので、もうすでに知らない子が見えていますが、邪魔になるわけでもないですしむしろ役に立つので放置しましょう。

 まだ0になるまで余裕がありますし、何より『かれら』虐札への耐性は遠からず取得できます、なのであとは日記書いたり食事とったりお昼寝してればそのうち回復します。

 それじゃあ日記も書き終わったしおやすみなさーい。

 

 

 

 おはようございまーーーーす!

 

 日が昇ったらまずは女子トイレに向かいましょう、そこには皆さんご存知だとは思いますが、チョーカーさんこと柚村さんが引きこもってるので、同じ校舎に住む住民としてご挨拶に行きましょう、引っ越しのアイサツは大事。

 できる限り刺激しないように、優しく扉をノックしてもしもお〜〜〜ししましょう。

 

 私の名前はホモ!近くの教室から来た!

 (多分)初対面でぶしつけだけどねェ〜〜〜

 購買部から食料と水を持ってきた!

 これを食いな!

 

 という感じに女子トイレの上から食料と水を一日分、あとめぐねぇのポテチを分け与えましょう。

 柚村さんは非常に警戒心が強く、初対面のホモにはホイホイついてきてくれません。

 じゃあ初対面じゃなくなればいいな!(暴論)

 ということで、毎日こうして餌付けを行うことで好感度を稼いでいくことにします。

 その為に購買部で2日分の食料と水を手に入れておく必要があったんですね。

 ちなみにチョーカーさんをどうにかアウトブレイクイベント中に捕獲できないか、くまなく捜索してみたのですが、どうやらイベント発生時点でこの個室に引きこもっているようで、アウトブレイクの真っ最中にはすでにこの個室は閉じられており、声をかけても反応しません。

 扉を壊そうにもめぐねぇも一緒にいる状況で大きな音を立ててまで後で救うことができるキャラを無理やり助けるというのはいささかリスキーだと思ったので、安定を取りやることがない雨の日までに懐柔する方針としました。

 ちなみに食料と水を与えてさえいれば、数日はこの狭い個室で生き延びてくれます、おそらく空腹に耐えられず個室から出たところを『かれら』にやられてしまったんでしょう。

 

 まあ餌付けもすんだら今日のところはチョーカーさんに用はありません、校外へと向かいましょう。

 本来校外とか二日目で行く場所では有りませんが、今回のホモちゃんは感染者なので『かれら』に襲われる心配はまずありません、校外で安全に物資を整えられるのでいざ鎌倉!

 

 さて、校外での今日の目的は二つあります。

 一つは警官の『かれら』を頃す事、もうひとつは新たな武器の入手です。

 警官はランダムで手錠をドロップすることがあります。

 ハイそうです、寝ている間の学園生活部の安全、さらに言えばくるみちゃんに始末されないための必須アイテムです。

 これさえあれば正気を失っている間も、動けなくなるので周りの安全が確保できます。

 予備……というより万が一くるみちゃんも感染した時のために、最低2つは手に入れておきましょう。

 武器については最低でも鉄パイプを手に入れます、どこにでもあるように感じますが、学校には案外無いものですからねアレ、ちなみに校舎内でも稀に見かけますが、学校にあるものなら基本的にはシャベルを使うほうが攻撃力自体は高いです、ただしシャベルは杖術では使えません、利便性を取るか攻撃力を取るかはお好みでどうぞ。

 ただ街では運が良ければ……ん?あ、あれは……

 で、出たぁ!あれは折れた標識柱ですね!

 耐久度こそ鉄パイプにほんの僅かに遅れを取りますが非常に長く重い、杖術使いにとってとても貴重な武器です!

 おおよそ手に入れられる杖術カテゴリ武器の中で最長のリーチ、刺突攻撃力、打撃攻撃力共に最強クラスと文句なし、耐久性が鉄パイプ程ではないとはいえ、これ一本で最後まで戦えます、ただし相応の筋力を求められますが。

 こればっかりはランダム生成なので、最悪エンディングまで見つからないことはザラにあります、これは貴重なデータだぁ……(恍惚)

 ちなみに長過ぎるし、標識もついたままなのでこのままではまともに使えません、後で身長よりやや高いほどの長さに加工しなければいけませんが、高校に電動のカッターがあるので学校まで持って帰ります、普通は重くて持てたもんじゃありませんが、今は感染前のゴリラよりパワーがあるので問題ありません。

 とりあえず適当に振り回すだけでも火力が出るのでしばらくはこれで警官狩りをしましょう。

 

 それでは親父狩り(物理)を行っている間に街で入手すべきアイテムを紹介していきましょう。

 まずおすすめは自販機を破壊すると大量に手に入る飲み物類です。

 重いしスペースは取りますが、水や白湯以外の飲み物は僅かに正気度を回復する効果を持っています。

 ただ、一人では持てる量も限られてくるので、そのうち遠足の際などに手に入れましょう。

 水分とくれば当然食料もですね、校舎内では限られたリソースをりーさんとめぐねぇが必死こいて管理してくれているので、食品を持って帰るととても喜んでくれます、かわいい。(小並感)

 獲物を捕まえてきたことを自慢する猫のように誇らしげに持ち帰ると褒めてくれます、ただし冷凍されていたものでも肉類はあまり喜ばれないのでやめましょう、人肉も騙して食わせることはできますが。

 工具類なんかも貴重品です、バリケードの修理や補強から、武器の改造なんかまでこなせるので、余裕があれば家電量販店、DIY用品を取り扱っているホームセンター、ショッピングモール等でこまめに拾っておきましょう。

 地味に役立つのは発電機とガソリンです。

 使える電力にも限りがあるので、遠足時など車で移動する際には工事現場等から発電機を、ガソスタからはガソリンをお借りしておくといいでしょう、シャワーを使って清潔になると正気度がかなり回復します、女の子だからね。

 

 無事手錠も2つ手に入ったところでそろそろ学校に帰りましょう。

 『かれら』から距離をとってヘイトを散らせばまた安全に学校まで歩いて帰ることができます、おまけで道中のコンビニでパンやお菓子を持って帰りましょう、チョーカーさんへのお土産です。

 学校につく頃にはいい具合に夕方になっているはずなので、そしたらまた仮眠をとったら三階の制圧をこっそり行います、今日中には放送室に住居を移しているはずなので、昨日以上に注意が必要になります。

 流石に室外には居ませんが、めぐねぇかくるみちゃんが見張りを行っているはずなので、あまり大きな物音を立てると見つかってしまいます、めぐねぇなら見つかっても逃げるのは容易なので良いのですが、くるみちゃんに捕まると最悪始末されちゃうので気をつけましょう、特に今は先輩をコロコロして精神不安定なはずですから、NPC同士のイベントや自然回復した正気度次第では疑わしきは抹札されます。

 とは言っても、よっぽどのことがなければそんな大音量が響くことはないので大丈夫でしょう。

 こんな風にぶっ叩いた『かれら』がバリケードに衝突しなければ(白目)

 なんで!今クリティカルなんか出るんだ!

 このようにクリティカルが出ると武器にもよりますが大きく吹っ飛んだり即氏したりするので普段なら嬉しいんですが、今は嬉しくないです……

 あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

 しかも今回の見張りはくるみちゃんじゃないですか!逃げなきゃ(使命感)

 ゾンビパゥワーに物言わせてダッシュで逃げます、幸いにして今ふっ飛ばした奴は即死してくれたので彼女達に危険はないでしょう。

 危ない所でした、あと一歩遅れていたら完全に発見されていました。

 ひとまずこれ以上行動するのは流石に危険なので、今日は住処を保健室に移して日の出を待ちましょう。

 日記を書いて、早速腕をベッドに固定して手錠の使い心地を確かめたら朝まで寝ましょう。

 

 

 

 おはよーございまーーーーーー!!!!三日目の朝です!!!

 

 さて、日も出た所でまたチョーカーさんに会いに行きましょう、お菓子を差し入れすると発生する好感度のランダム上昇が高乱数を引いていれば、今日早くも出てきてくれるので念の為身だしなみは整えておきます。

 長袖のシャツとバッティンググローブ(野球部から拝借)をつけておきましょう、噛まれた傷を見られるわけにはいきませんし、出てくるということは好感度イベント発生でおててに触れるかもしれませんから、これは大切です。

 

 おはようチョーカーさん、今朝は冷えるな、ええ?

 いや、そうでもない?そう……

 やっぱり少し涼しいかもしれない?そう!

 

 とりあえず今日の食料と水、ついでにコンビニで拾ったお菓子を差し入れしましょう。

 昼間は特に急いでやることもないので、チョーカーさんと雑談しながらスキル割り振りを行います。

 ひとまず取るべきは《製造》です。

 このスキルを持っていると、たとえ知力がチンパンジーでもバリケードを作ったり、直したり強化したりできます、これさえあれば標識柱を加工して杖術カテゴリに移せます。

 一緒に行動したり、何らかの作業を一緒に行うと好感度が爆上がりするので、バリケード作業の為にこれは持っといて損はありません。

 あと、好感度を手早く上げるために《話上手》も取っておきます、会話による好感度の上がり幅を大きくしてくれるので、持っておくと後で楽ちんちんできます。

 他にも《料理》《家庭菜園》《帳簿》辺りはりーさんと会話をして正気度を一定に保つために余裕があったら取っててもいいでしょう。

 ただ、以降は基本的にゴリラスペックを活かすために戦闘系スキルを多めに取るので、おそらく取ることはありません。

 

 スキル割り振りをしていたらチョーカーさん、今日はご機嫌みたいですね、どうやら出てきてくれるようです、やったぜ。

 まあどちらにしても明日には出てきてくれるので大差ないんですが、やることが減るのはスッキリします。

 なにやら標識柱にドン引きしているみたいですが、久々に奴らの跋扈する外に出るのが怖いから手を握って欲しいそうです。

 柚村さんも……なかなか可愛いところがあるんやなって……こんなパンクな格好してんのに。

 とりあえずおてて繋いで信頼度上昇です!

 その後は階段まで誘導したら、バリケードの先には一人で向かってもらいましょう。

 不安そうにこちらを見てきますが、放送室にめぐねぇがいることと、バリケードの先は既に安全だと伝えればわかってくれます。

 私はまだやることがあるからそっちにはいけないので、一人で行っておくれ。

 何はともあれこれにてチョーカーさんを救出できたので、これから昼間は雨の日の前まで適当に『かれら』を狩ってレベリング三昧です。

 

 今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。

 


 

 突然、外で大きな物音がした。

 夜間の見張りをしていたあたしとめぐねえはもちろん、寝ていたゆきやりーさんなんかも起き出して何事かと不安がっている。

 あたしはシャベルを握りしめて、可能な限り音を立てないように放送室から外に出てライトで周囲を照らした。

 どうやらバリケードに『奴ら』がぶつかったのが音の正体らしいが、どうにもおかしい、バリケードに背中からぶつかっていて、さらにもう動く気配もない、こんなことがありえるのか?

 廊下の奥からは軽快な走る足音が聞こえてくる、慌ててそちらにライトを向けるが、廊下に数体倒れている『奴ら』と、階段の下へ駆けていく後ろ姿……と言うより固まった血のように赤黒い髪の毛だけが見えた……ような気がした。

 今まで『奴ら』が走っている姿は見たことがない、それにあれだけ長い髪と、倒されてる『奴ら』……そんなまさか。

 

「恵飛須沢さん、どうですか?」

「あいつらがバリケードにぶつかった音だったみたい、もうやっつけたよ」

 

 生きていた?

 まるでゲームのように抗体でも持っていたとでも言うのだろうか、わずか数時間もかからずに人を死に至らしめ、生ける屍にするような物に?

 でももし、生きていてくれたのなら、嬉しい……が、複雑な心境なのも事実だった。

 あたしをかばってくれた人が生きていたなら当然嬉しい、でもなぜ、先輩は助からなかったんだとも思ってしまう。

 生きていたならどうして会いに来てくれないんだ、とも。

 会いに来られない理由は何だ。

 あいつは、何を知っているんだ。

 いや、そんな事今はどうでもいいか、同じ校舎内にいるなら、そのうちばったり遭遇するかもしれない、その時にとっ捕まえてやればいいんだ。

 


 

 どうしてこんなことになってしまったんだ。

 この狭い個室に、何時間も篭ったまま同じことを考え続ける。

 どうして、なんで。

 なんてことない日常に、ほんの数時間前まで居たはずなのに。

 いや、数時間だろうか?それとも一日たった?それともまだ数分しか経っていないのだろうか?

 恐怖と、異常なまでに自分の心を蝕む狂気で、もはや時間の感覚なんか無くなっていた。

 そんな時だった、突然にトイレのドアがノックされる。

 

「ひっ!」

「もしも〜し、生存者ですか?」

 

 外から聞こえてきたのは、女の子の声だった、当たり前に喋ることができる、人間の言葉だった。

 

「あ、あんたは……」

「あ、私三年生の本田萌香です」

 

 違う、そうじゃない。

 名前じゃなくて″無事な″生存者なのか聞いたんだ。

 でも本田萌香の名前は少し聞いたことがある。

 

 気まぐれな奴。

 運動は得意なくせに運動部には入ってない奴。

 なんか棒術みたいな武術の大会に出てるらしい。

 ゆきと並んで補習常習犯。

 

 ぱっと思い出せる範囲でこんなものだろうか。

 確かに、本田なら生き残ってても不思議ではないような気もする……

 しかし、生存者を探して何をしてるんだ……?

 

「何人か屋上に避難してるんだけど、あなたも来ない?」

「屋上……」

 

 そこには一体誰がいる、何がある、そこでは生き延びられる?救助はあり得る?

 色々考えたが、まだここから出る勇気は出ない……

 ここにいれば、誰も入れない。

 音を出さなければ、誰も来ない。

 屋上に逃げたって、この危機的状況で仲良く生きられるかもわからないんだ。

 

「んー……まあ無理にとは言わないよ、とりあえずこれあげる」

 

 そう言うと本田は、トイレの上にある隙間から乾パンと水、そしてポテトチップスを入れてきた。

 非常に助かるが……

 

「良いのかい?貴重な食べ物なんじゃ……」

「いーよいーよ、購買部で拾ったものと佐倉先生の机から取ってきたやつだし」

 

 なんとも気の抜ける話だった。

 でも一応なにか混入してないか、未開封かだけ確かめて美味しく頂いた。

 

 本田は、次の日もまた食料と水を持ってきてくれた。

 理由を聞いてみたが、生存者はできるだけ助けたいから、らしい。

 逃げた生存者の中には佐倉先生も居ると聞いた、あの人が居るなら、行ってみるのもいいかもしれない。

 しかし、こいつは本当によくわからないやつだ。

 いっそ、この出来事で狂っちまったんじゃないかと思うくらい陽気に、普通の雑談をした。

 その瞬間だけは、あの日常に戻れたような、そんな気分だった。

 こいつになら……

 

 

 

 

 

 

 いや、やっぱりこいつ頭おかしいんじゃないか?なんで道路標識なんか武器にしてるんだ、ゴリラか何かかよ。

 外に出た瞬間明らかに重そうなやばい棒を持ってて、しかもそれが道路標識と聞いて、本当に頭がおかしくなるかと思ったわ。

 ドアを開けて早々に、外に出たことを後悔しそうになったけど、逆に考えればとても頼もしい……はずだ、確かにこんなもん振り回せるなら生き残るのにも納得できる……いやそもそも振り回せることに納得できないんだが……

 でも、こいつが守ってくれるなら……

 

「なぁ、萌香」

「んー?あいつらなら居ないよ、さっき片付けたばっかりだし」

「それでも怖いもんは怖いんだよ……というかあっさり言うお前の方が怖いわ……んんっ、手……握ってもらってもいいか?」

 

 本田萌香は意味わかんないし、頭おかしいとも思うが……少なくとも、悪い奴じゃない……かもしれないとは思えたやつだった。

 

「んー……まいっか、そうだよね、うん……そんぐらいお安い御用だよ」

 

 たった一つの懸念は、当たり前のように片手で道路標識なんかを持っているこのゴリラに、私の手が潰されないかだけだった。




チョーカーさんは、このメンバーの中では常識人でツッコミ役だと思う。
モール組が早く来ないとこの人過労死しそう。

あと、今更ですが 睡眠や気絶に伴い『かれら』化→正気を取り戻す に関しては感染者ルートをやる上であまりにもメリットに対してデメリットが無さ過ぎて誰でもこれやるだろと思って付け足したデメリットです。
原作やアニメには無いゾ♡

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