咲-Saki- 京太郎ss置き場   作:五代健治

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たしかポケモンGOに復帰したころに描いた作品だったはずです。
姫子は可愛さの化身なので今度また書きたいです。


姫子ポケモンGOネタ

「須賀―、今月のポ○モンGOのコミュニティデーっち、日曜日だっけ?」

 

部活が終わって、寮まで戻る途中。

最近始めたスマホゲームを遊びながら、姫子先輩が尋ねてくる。

 

「あー、今ニュース見たんですけどね、今豪雨で中部辺りが大変じゃないですか。しばらく延期するみたいです」

「そーかー、やいしょんなんなー」

「や、やいしょん……?」

「じゃあしょうがない、ですね」

「あ、なるほど……」

 

煌先輩が訳してくれて、姫子先輩がなんて言ったのか理解する。

 

「今月はゼ○ガメだっけ? なして人の始めた月に限っち割とフツーんポケ○ン出してくるかいな」

「ミニリュ○、ヨーギ○スと来たんだからタ○ベイと来てよさそうなもんですけどねぇ」

 

 先月俺が月に一度の珍しいポケモンが大量発生する日に、半日中外に出て乱獲をしているところを見て姫子先輩もポケモ○GOを始めたのだが、初めての大量発生のポケモンが微妙なので御機嫌斜めだ。

 

「まぁこのタイミングで水タイプの○ケモンを出すのも、色々不謹慎とか言われてしまうとすばらくないですからね。

 あ、私はちょっとこちらに。近所のセブ○で被災した方々への募金をやっていたので、微力ながらお力添えを」

「お、俺もいきます」

「う、うちもー!」

 

 さらりと煌先輩が本人にその気はないのに耳の痛くなることを口にしたので、俺も姫子先輩もあわてて後を追う。

 セ○ンって一応ポケ○トップでもあるし。

 

(ありがとうございましたー)

 

「お、今捕まえたピカ○ュウ高個体値ですね。お気に入り登録しとこ」

「おや私も目を引くものがあると言われましたね」

「ええー!こっちんは普通っち言われたばってん!」

 

「トレーナーレベルで高個体値のポケモンが出やすいとかあるんですかね?」

「須賀君は今トレーナーレベル幾つでしたっけ? わたしはそろそろ28になりそうですが」

「こないだ37になりましたね」

「うちまだ12にもなっちなかんばってん……」

「まぁ姫子先輩はまだ初めてひと月経ってませんし、仕方ありませんよ」

「須賀ー、ちょーどげんポケモンあっけんか見しぇてちゃ」

「え、えっと、見せろってことですか?」

「そーばい」

「え、えっと……それはちょっと……」

「? 減るもけんもなかやろ。ほら見して」

「わ、ちょ!」

 

 姫子先輩が俺の手を押さえて、スマホの画面をのぞき込む。

 不幸なことに、俺の今の手持ちはお気に入りを優先的にソートして並べている。

 

「うわー、CPの3000以上んのえらいいっぱい……あれ? アメあっけんんにこれだけ進化しとらんやん?」

「え、えっと、その……」

 

 姫子先輩が差してるのは、先月の大量発生の時に捕まえた色違いのヨーギ○ス(♀)だ。

 ニックネームは………『姫子』。

 画面端には相棒マークまでついている。

 

「「…………」」

無言になる俺達をよそに、画面をタップされた姫子は飼い主に構われて喜んでいる。

 

「あ、あの……姫子先輩……」

「須賀」

「は、はいっ!」

 

 静かな姫子先輩の声に、かえって恐ろしさを感じてしまう。

「こんゲームっち、ポケモンば撫でたりげなできよったっけ?」

「え、えっと、ゲーム本編の方じゃないので撫でる機能はありませんけど……」

「そーか」

 

 姫子先輩はスマホを持っていない方の俺の手を取って、自分の頭にのせると

 

「もし『姫子』の可愛くるて撫でたいっち思った時な………うちん頭ば撫でな」

「え………」

 まんざらでもない表情で、そう言った。

 その可愛さ満天のはにかみに、俺も自分の顔に熱が籠るのが分かる。

 

「こほん」

 

「「!!」」

 

「お二人とも、仲がいいのはすばらですが、私のことを忘れるのはすばらくないですよ」

「「は、はい!」」

 

 数日後、姫子の相棒のサ○ダースには、『京太郎』というニックネームが付けられたそうな。




なんのこっちゃって思う方は、ヨーギラスの目元を見ればわかると思います、

あと誰か僕に姫子を紹介してください。
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