現地最強の力を貰ってもあまり嬉しいことはない!!   作:鳩は平和

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これは……ちょっとやってしまった感はあるけど後悔はない!!


お気に入りに登録を消さないことを願う鳩は平和だった。


作戦決行……あのカラス殺す

あれから1日が経ち、なんとか傷は塞がった。今日は小猫の代わりに別の契約に身を乗り出したが……契約にまで取り付けることは出来ない……

 

魔法陣で戻ると。

 

パン!!

 

乾いた音が部室に響き渡る……音の発生源は一誠の頰だった。部長が怒っていた。

 

「どうしてわかってくれないの!!あの子を助けることは許可が出来ないわ」

 

「なら、俺一人でも行きます」

 

「次行ったら、あなたは殺されるのよ。それにあなたの身勝手な行動で他の部員にも迷惑がかかるのよ。グレモリー眷属として自覚なさい」

 

部長が冷静を装いながら一誠に諭すように言う。俺は木場に近づく。

 

「木場、何かあった?」

 

「実は……一誠くんが堕天使のシスターを取り返そうとしているけど、部長がそれを許さないんだ」

 

そういえばグレイフィアさんが言っていたな、悪魔と堕天使と天使はギリギリの状態で止まっているから……いつ戦争を起こしてもおかしくないと………大変だなあ。

 

しかし……あそこまでするとは………惚れたな、そのシスターに……

 

「そんなこと出来るわけないでしょう!!どうしてあなたはわかってくれないのよ!!」

 

部長が初めて声を荒げた……どうやら一誠が眷属から外してと言ったらしい。

 

そこからどちらも譲らない論争が始まる、俺たちはそれを口出すわけにもいかずただ戸惑っていた。そこへ朱乃さんが近づき部長に耳打ちをする。どちら表情が険しい。

 

「大事な用事ができたわ。私と朱乃……それとリツカはこれから少し外へ出るわね」

 

え?俺もですか?

 

「何をしているの?はやく行くわよ」

 

俺はそのまま部長のとなりに立つ……すると一誠が立ち上がる。

 

「待ってください!!まだ話しは終わってない……」

 

一誠が部長に言おうとした瞬間……一誠の唇にそっと指を当てた。

 

「一誠、あなたはこう思っているわよね?兵士(ポーン)の駒は弱い?どうなの?」

 

一誠は首を縦に傾ける。

 

「それは違うわ、兵士(ポーン)は他の駒にはない特性があるの……それはプロモーションよ」

 

それって、将棋で言うところの成金とかかな。

 

「それじゃあ、俺も朱乃さんや小猫ちゃん……木場達の特性が……」

 

「まだ、あなたは悪魔になって日が浅いから、まだ女王になることは出来ないわ。けれど心の中で強く思えば、駒はそれに答えてくれるわ」

 

俺は変異駒の騎士(ナイト)だから……スピードだっけ?

 

「イッセー、神器(セイクリッド・ギア)を使うなら……これだけを覚えておいて……想いなさい、神器(セイクリッド・ギア)は想いで形を変えるのよ」

 

俺と部長達はそのままどこかに転移した。

 

ー○●○ー

 

転移した場所は森の中だった……俺たちはどこに向かったんだ?

 

「これはこれは、悪魔の皆さんじゃないっすか…私、堕天使のミッテルト申します」

木に立っていたのは金髪縦ロールとゴスロリの服を着た少女……黒い翼があるから堕天使か

 

「あらあら、それはご丁寧に…」

 

ウフフと笑いながら朱乃さんが言った。

 

「下僕が危険を察知したの、私達が動かれると困ると言うことかしら?今、あなたの儀式の所に向かっているわ」

 

「ええ!!マジっすか!?……まあ、別に構わないっすけどね、ウチラがあんた達を討ち取ればいいだけっすから」

 

堕天使の少女の後ろに二人と人影が見えた……一人は俺を殺したドーナーシークだ。

 

「貴様………なるほどなグレモリー家の眷属になったか……まあ良い、次こそ貴様を消滅してやる」

 

「リツカ……大丈夫?」

 

部長が俺を心配してくれる……たしかにあの男は俺を殺した……だけど、今は悪魔なんだ。

 

「部長……問題ないです、これから先に行くためにはあいつを倒さないといけないんで」

 

俺は十字架のような黒い巨大な盾を持ち構える。

 

「そう……朱乃!!」

 

「はい……わかりました」

 

朱乃さんが、巫女服に着替えて、何かを詠唱すると何かに囲まれた感覚がする。

 

「あなた達を消滅してあげるわ」

 

光の槍が大量に飛んできた、俺は部長達の前に立って盾で防ぐ。

 

「その盾中々硬いっすね、だけどいつまで耐えられっすかね」

 

「この盾は円卓の騎士たちの力………そう易々と壊せると想うなよ」

 

俺はそのまま部長達を守る、部長達も雷や消滅の球を当てるが簡単に避ける。

 

「安心しろ、グレモリー眷属よ、貴様を殺してあの時いた妹も殺してやろう」

 

「ドーナーシーク、悪いっすね、その時はウチもよんでほしいつわす」

 

「私もやらせてもらおう、退屈すぎてな。」

 

こいつら……なんて言った?俺の妹を殺す?つまり、桜を殺すと言うわけか。

 

「……部長……神器(セイクリッド・ギア)は想いで強くなるっていいましたよね」

 

「ええ、言ったわ……あなたのアレも神器(セイクリッド・ギア)……なら想いなさい、あなたはどう思いたいのかを!!」

 

そんなは決まっている……いつも通りの日常……桜が毎日笑顔で過ごせる日々を守ることだ。

 

「ツアー………これも神器(セイクリッド・ギア)なら、答えてくれ!!」

 

Wild include(ワイルド・インクルード)!!』

 

俺の姿が変わる、左手が白金に輝く龍の籠手になる……5人はそれを見て驚く。

 

「リツカ、あなたのそれは……」

 

「部長……どうやら、あの盃は予備です……俺の本当の神器(セイクリッド・ギア)です」

 

『最初に言っておくよ、原初の魔法(ワイルド・マジック)はまだ使えない……使えるのはもう一つの方だから』

 

「わかった……こい、カラス!!俺がお前達を止めてやる!!」

 

「なんなすか、その力は!!……あれは上級悪魔!!」

 

背中には剣や刀など、様々な武器が現れ、それらが堕天使達の方に放たれる。全て追尾するかのように堕天使たちに向かう、堕天使たちはそれに避けるのが精一杯だ。

 

「それが神器(セイクリッド・ギア)なのか、武器を作りそれを操る能力」

 

俺が次に取り出したのは……燦然と輝く銀の剣だった。俺の髪が金髪になり、姿が女性になる。

 

「真名解放……我は王に非ず、その後ろを歩む者。彼の王の安らぎの為に、あらゆる敵を駆逐する!我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー)!!」

 

剣に赤い稲妻が走り出し、増幅されて行く。大上段から一気に振り下ろした。

 

「グアァァァァァ!!」

 

三体の堕天使は赤い稲妻の奔流に飲まれた…稲妻は朱乃さんが作った結界ごと貫いた。

 

稲妻が消えると、黒い羽が飛び散っていた。王剣を杖代わりにして立つ。

 

「ざまぁみろ、カラスども」

 

すると部長が近づき…………俺の手についている籠手を見る。

 

白金(プラチナ)龍の籠手(トゥワイス・クリティカル)……でも見たことがないわね」

 

『それは当然だよ』

 

ツアーが突然喋りだし部長が驚く。

 

「貴方は誰?」

 

『僕の名前はツァインドルクス=ヴァイシオン。白金の竜王(プラチナム・ドラゴンロード)と呼ばれたドラゴンだよ。君たちとは別世界のドラゴンだよ』

 

「……異世界……だから聞いたことがない神器(セイクリッド・ギア)なのね」

 

『それであっているよ、立香……多分そろそろだと思うよ」

 

「そろそろって……コフッ」

 

口の中が鉄の味がする、俺は口の周りを触るとべったりとついた赤い液体だった。これって……血

 

『当然だよ、さっきのは怒りとは言え英雄の……それも一級の力を使えば君の身体に負担があるよ』

 

モードレッドの力がまさかそこまで……ヤベェ、頭が痛くなってきた。

 

俺はそのまま倒れて……意識を無くした。

 

「立香!!」

 

ー○●○ー

 

チュンチュン

 

鳥のさえずりが聞こえて……目が覚めるといつもの部屋だった、そうだった、無理矢理神器(セイクリッド・ギア)を使ったから、そのまま倒れたんだっけ。

 

ファサ

 

起き上がると目の前が髪の毛で邪魔になる……なんだ、これは?俺もしかして、ここまで長くなるほど寝ていたのか?

 

「とりあえず、着替えよう」

 

うん?俺の声ってここまで高かったか?

 

寝ている時に来ている服を脱ぐと………胸が膨らんでいた。

 

「いやいや、まさかね……ありえないよ」

 

鏡台に向かうと……そこに映っていたのはアホ毛が飛び出し、長い白金の髪に青い瞳をしている女性であった。Fateの沖田さんの顔に似ている

 

俺は左手を顔にソっと手を添えると鏡に映った女性も左手をソっと手を添える。

 

鏡に映っている女性の顔が真っ青になる……そうだ、これは夢だ夢に決まっている、また寝たら元の姿に戻っているよ。

 

『残念だけど、それは夢じゃないよ』

 

ツアーの無慈悲な言葉を突きつけられた。ツアー、これはお前の仕業なのか!?

 

『違う……と言いたいけど、君が持っていた聖杯だったかな?それと僕の力が合わさってそうなったと思う』

 

コンコン

 

扉からノックが聞こえた。

 

「兄さん、大丈夫ですか?土曜日だからと言って長く寝るのはよくありませんよ」

 

桜の声が聞こえ、俺は顔を真っ青にする……ヤバイヤバイヤバイ!!今の姿を桜に見られたらなんて言えばいい?

 

『実は兄さん、堕天使という人に殺されて今は悪魔になっているんだよ、それで力を使ったら体が女の子になったんだよ。テヘペロ☆』

 

なんて言えるか馬鹿!!アウト!!完全にアウトだよ!!

 

ガチャ!!

 

俺はすぐさまに扉の鍵を閉める。

 

「さ、桜!!俺はちょっと風邪をひいてな、ゴホッゴホッ!!」

 

「でも、兄さん、声が高いですよ、普通は……」

 

「ちょ、ちょっと特殊な風邪なんだ!!……とりあえず、ご飯は大丈夫だから!!」

 

特殊な風邪ってなんだよ!!

 

「そうですか、兄さん。おかゆを作りますので兄さんは安静ですよ」

 

そのまま桜がスタスタとどこかに行った……よかった、桜が純粋で……でも、変な男に騙されないか心配だ。

 

「とりあえず、地下室で性転換の薬を作るぞ」

 

ツアーの力で気配を察知しながら、地下室にある魔術工房に向かった。

 

ー○●○ー

 

一誠side

 

「そうですか、お兄さんによろしくと伝えてください」

 

部長がケータイを閉じて、こっちに顔を向ける。新しく僧侶(ビショップ)としてアーシアが転生した、俺が原因でアーシアがこうなったんだ、俺がアーシアを守るんだ。

 

「リツカは今日も休みよ」

 

立香は堕天使三人と戦って、俺と似た神器(セイクリッド)になって、その代償で倒れたって部長が言った。

 

「お見舞いついでにアーシアを紹介に行こうかしら」

 

「はい、私もリツカさんと話してみたいです」

 

全員で行くのは流石にダメなんで、俺と部長とアーシアの三人で行くことになる。

 

 

 

「相変わらず、立香の家の階段は長いな」

 

あいつの家は結構なお金持ちで、階段や屋敷がデカイ。

 

「イッ、イッセーさん!!」

 

アーシアの声が聞こえて、息を荒げているアーシアだった。

 

「アーシア大丈夫か?」

 

「は、はい!!な、なんとか……キャッ!!」

 

少し階段を滑らせ、俺はアーシアの手を掴む。

 

「大丈夫か?アーシア」

 

「は、はい、イッセさん」

 

女の子の手ってこんなに柔らかいんだ……これは脳内保存だ!!

 

「イッセー、アーシアあとちょっとだから」

 

「はい、部長!!……アーシアまた転んだらダメだから、手をつかんでもいいぜ」

 

「は、はい!!」

 

……アーシアさん、それは手じゃなくて腕に……ウォォォォォ!!おっぱいが俺の腕におっぱいの感触が!!

 

 

 

なんとか屋敷の玄関までたどり着いた……部長は全く疲れていなかった、流石部長だ。

 

ピンポーン

 

部長がチャイムを鳴らすと、扉が開いた……そこにいたのは銀髪の髪の女性メイドだった。綺麗な人だな

 

「イッセー、そんなにみているとアーシアが泣いちゃうわよ」

 

後ろを振り返るとアーシアが悲しそうな顔をしていた。

 

「だ、大丈夫です、あの人が綺麗な人なのは……でも……主よ、どうか……アウッ!」

 

アーシアが祈って、頭痛を起こした。悪魔にとって祈りはダメだからな。

 

「グレイフィア、リツカのところに案内して欲しいけと、いいかしら?」

 

「はい、構いません……ただ……」

 

グレイフィアさんと呼ばれたメイドさんが困っていた。

 

「どうかしたの?グレイフィア……」

 

「立香かであった時、布団を体に巻いて、顔を隠していたのです」

 

布団を身体中に?顔を隠した?

 

「それに声も女性っぽくなっていましたので、そのまま地下室にある魔術工房に引きこもっていまして」

 

女性っぽく?地下室に引きこもり?ますます訳がわからない。

 

「本人は特殊な風邪と言いましたが……あのような風邪があったでしょうか?」

 

俺もそんなことを聞いたことがない。

 

俺たちはそのままグレイフィアさんに地下室まで案内された……妹さんはおかゆを買いに行ったらしい。俺も妹が欲しかった。

 

 

 

地下室までたどり着くと、重厚な鉄の扉があった。

 

ゴンゴン

 

今度はグレイフィアが扉をノックするが返事はなかった……すると近くにあった台が周り、鳥籠みたいなものが出てきた、

 

「なんだよ、グレイフィア。あいつなら手が離せないぜ……なんせあいつはこれから人生のための薬を作っているんだからよ」

 

アヒャヒャと笑う……四角の箱。

 

「薬?……やはり病気なの?」

 

「病気って言えば病気だな……まあ、扉を開けてやるから、そこからあんたら頑張りな」

 

ゴゴゴゴと重たい扉が開く。

 

「くっさっ!!!なんだよ、この匂い……漢方薬とかいろんな薬が混じった匂いだ!!」

 

俺は匂いで思わず、鼻を手で覆う。臭い!!マジで臭い!!

 

俺は周りを見ると試験管とかビーカーとか入っている……理科室でみたことがあるガラス瓶の中にはホルマリン漬けのなんかの生物もいた。

 

「フフフ……アハハ!!出来た……ついに出来たぞ!!……これがあれば俺の体も!!」

 

白衣をきた……アホ毛よ白金の長髪の女性が高笑いしながら試験管に入っている金色の液体を掲げる。

 

「もしかして………リツカ?」

 

部長が……声を発してそれに反応した女性。

 

「え?……部長にイッセー、それにグレイフィアさん……どうしてここに?」

 

たしかにどこか立香と顔立ちが似ている……いやいや、ありえない……嘘だと言ってくれ!!

 

俺は思わず信じがたい現実を打ち付けられた。




白金竜王の籠手(ワイルド・ギア)

武器を遠隔操作で操ることが出来る……現在はもう一つの采配と混合してしまい、英霊の力の一部を取り出すことが出来る。

主人公がお付き合いするお方

  • 姫島朱乃
  • アーシア・アルジェント

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