「玄間…」
シロイはそう言って玄間に抱きつく…
「このおバカー!!」
はずもなく、すぐに玄間を殴り飛ばした。
「って~!」
シロイに殴られて、玄間の変化の術が解けナルトになった。
「なにするんだってばよ!」
「黙りなさい!私がどれだけ心配したことか!!」
「それはそうだが孫の身体を乗っ取ってしまったんだってばよ?それに関しては何も言わないのか?」
「…あの子は確かに好きだったけど私にとってはあの子は玄間…貴方の代用にしか見ていなかった。私はもうこの時点で屑かもしれない。だけどそれだけあなたのことが好きなの…」
「そうか…なら俺はせめてナルトの代わりに生きていこうと思う…ミナトもクシナもそれでいいか?」
「ダメです!」
ミナトはハッキリとした声でそう答える。
「なんでだってばよ?」
ナルトがそう聞くとクシナが口を出す。
「ナルトの代わりではなくナルトの分まで生きてください…お義父さん。」
「その通りです!でないとナルトが苦しみます!」
ミナトも口を開けてクシナの意見に賛同した。
「ありがとう…」
ナルトは感謝する。ナルト自身が受けいられないと言う訳ではないからだ。
「それじゃ、アカデミー頑張ってください。」
「ちょっと待って欲しいってばよ。」
「どうかしました?」
「俺のクラスはどこなんだってばよ?」
その発言に全員がこけた。
その後ナルトはクラスを教えてもらい、無事についた。
~アカデミー~
「それじゃ、今日は体術だ。みんな気をつけてやれよ!」
「「「はーい!」」」
その声に全員が反応して大きな声で返した。
「じゃあ…最初は…」
数十分後
「次はナルトとサスケ、前に出ろ!」
「俺がドベとやるのか…」
「(どのくらいやれるのか、楽しみだ…)」
「位置について…始め!」
教師の合図で二人は対峙し、構え…ていなかった。
「おい、ドベ。何の真似だ?」
「ん?ああ、すまない。考えごとをしていて構えるの忘れていたってばよ。」
「あんたが構えようが構えなかろうがどっちみち一緒よ!サスケ君頑張って~!」
ピンク髪の女の子ことサクラがそう叫ぶ。
「お前みたいなドベ相手に俺が負けるはずも無い…だから」
「だから?」
「俺はお前にハンデをやろう…」
「ふーん…要するに負けてもおかしくない言い訳を作って俺は強いと誇示したいだけだろ?」
「てめえ…!そんなに言うならくらいやがれ…!火遁・豪火球の術!」
サスケはそう言い、印を組んで口から火を吹いた…しかしそれがどちらにしても間違いだった…
「水遁・大瀑布の術!」
しかし、ナルトは元々が歴代最強クラスの忍びなのだ。無意識に印を組んで、上忍クラスの術を放つ…印を組むスピードなどではほとんどが一瞬で済む。
それにナルトは玄間だった時よりもチャクラ量が何故か増えており、めちゃくちゃに術の威力が上がっている。
更に、玄間時代の時の火遁は出せなくてもマダラクラス(周囲被害100m×100m)が当たり前…つまりそれを打ち消すほどの水が出した。
「「「なっ!?」」」
その結果、全員が巻き込まれてしまい授業は中止した。
〜火影執務室〜
「何を考えているの!?おバカ!」
「ごめん…」
ナルトはシロイにこってり絞られてしまい、今度から戦闘用の忍術は意識して(無意識にやってしまうため)使わないことにした。
「まあまあ、母さん。そんなに怒らなくても…」
ミナトがシロイをなだめると…
「あのね…玄間の強さを知らないからそんなことが言えるのよ。全盛期の玄間は通常攻撃…それもチャクラなしの素手で地図を書き換えることができるのよ。」
シロイは手加減してもあれ(周囲被害1ha)が限界だと気づいており、玄間にそれを自重するようにして貰いたかったのだ。
「んな馬鹿な。」
ミナトは玄間のエピソードに驚く。何しろマダラでも万華鏡写輪眼を使ってもそれが限界だ。いかに凄いかわかるだろう…
「いい!?玄間。アカデミーでは二度と使わないように!」
「わかっているってばよ!」
そう返事をしてシロイのお説教が終わった。