カロッテ村のゾネさん   作:おかひじき

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ゾネさんの誕生日は8月末


フィンデン王国と量販店めぐり

 今回外回りの私の仲間には、

ローラントさん、スフィアちゃん、パメラさん。

村の方にはヴィオラートにアイゼルさん、

ラピスちゃんが付いていくようです。

 

 人数が分散したので個別の戦力は低下しますが、

原作は最大人数が3人だったのに比べれば、

仲間4人でも戦力過剰かな?と思ってしまうのは、

ゲーム知識の弊害でしょうか。気をつけなければ。

 

 出来れば、「ユーディーのアトリエ」

に登場した仲間も確かめたいところですが、

数十年ということになると、パメラさん以外は難しいでしょうね。

 

 年齢を考えると、

当時20代だった方が50代になってる時間ですから。

月日の経つのは早いものです。

 

「ところでスフィアちゃん、私の方についてきて良かったんですか?」

 

「ゾネさんは、私より背が小さいから」

「そういうこと!?」

 

 まだ13歳なんだからこれからぐんぐん伸びて、

胸だけじゃないグラマラスな高身長美女になるのです。

 

 2年目のオークションが終わって、もうすぐ14歳になって……あれ?

12歳の時から全く身長伸びてないよな……?

 

 記憶に目覚めて、錬金術で村おこしに尽力して、

そろそろ2年。幸いというべきか複雑に思うべきか、

胸囲の方は順調に伸びてしまったが、身長はまるで伸びる気配がない。

両親は別に普通な身長なのに、なぜ……!

 

「ちっちゃいゾネさんでいいと思う」

「良くないんだけど!?」

 

 まあ、今の私のコンプレックスは置いとくとして。

【街道ひとっとび】のフライングボードを使い、

フィンデン王国の街めぐりの旅に出発です。

 

 メッテルブルグ北西のリサから、

プロスターク、ファクトア神殿を通過して、

東のアルテノルト、ヴェルンに向かい、一周してメッテルブルグに帰って、

そこでカロッテ村に帰還する、という予定です。

 

 こちらにしかない素材アイテムや、

新しい参考書なんかが手に入ればいいんですけど。

 

 あとはお店の確認、特に量販店の仕様は確認が必要ですね。

 

 実は同じ量販店という名前ですが、

こちらフィンデン王国の量販店は、専門的な色彩が強いのです。

 

 爆弾なら爆弾、食品系なら食品系、といった具合ですね。

 

 大きい街なら、複数の量販店が存在する場合もあるのですが……。

 

 そういう意味ではやはり、

メッテルブルグのお店が使えないのが痛いですね。

 

 さて、まずはリサの街に到着です。

畑と牛ののどかな街で、酒場の中の雑貨屋と量販店、

しっかり残っていました。量販店は後で登録ですね。

 

 雑貨屋にあった参考書は全て買いです。

カナーラント王国で既に手に入れていた、

「マウゼル婦人伝」もありますが、どうも内容が違うようなので、

その差を知るためにも後でじっくり見比べましょう。

 

 素材アイテムとしては、

こちらにしかない「はぐるま草」と「ガマのあぶら」

少し名前が違う?「オオオニブドウ」も、

一応買っておきます。後で検証ですね。

 

 こちら、フィンデン王国の街にも隣接採取地はあるのですが、

今回は街巡り優先なので後回しです。次の街に行きましょう。

 

 次にたどり着いたのは、この国の北にある火山、

ボッカム山の近くにある鉱山の街、プロスタークです。

 

 ここの量販店も食料品系で、登録が6種類、在庫上限が10個と、

リサよりも大きな規模のようです。ここもしっかりと残ってくれていましたね。

 

 雑貨屋で、もちろん参考書を買い尽くします。

素材は鉱石系ですね。「岩ザクロ」「竜の化石」

「燃える水」を送っておきます。まあ、

商品の品揃えがそうそう変わる事はないですよね。

 

 ここには更に武器屋もあり、

ボッカム山の溶岩を利用した溶鉱炉もあるのですが、

何か調子が悪いようで、使えなくなっていました。

 

 ああ、ボッカム山の噴火がおさまった、

みたいな話もありましたね。仕方ないです。

 

 さあ、やることはやったので3つ目の街、アルテノルトへ……ではなく、

ファクトア神殿のチラ見に向かいます。攻略はしないのか?

 

 ……ここは本格的過ぎるダンジョンの上、

おそらく「ユーディーのアトリエ」時に、

めぼしいアイテムは回収されているでしょう。特に、参考書の類は必ず。

 

 なのであまり攻略をしようとは思わないんですよね。

神殿の周囲をうろうろする妖精さんに手を振って、

アルテノルトに向かいましょう。

 

 アルテノルトには爆弾と薬、

2つの量販店がありました。やはり残っている模様。

 

 そういえばこの国では、お店を開くのに資格だか許可だか何かが必要、

っていう話があった気がします。

 

 お店が簡単に開けない代わりに、そう簡単に廃業しないような、

そんな仕組みもあるのかもしれませんね。

 

 何にせよ、大体そのままお店が利用出来たのは助かります。

 

 雑貨屋ではやはり参考書と、

アステリア(サボテン)、緑紋石、黒水晶、

ペンデローク、ヘビの抜け殻、不死鳥のおっぽ、

レイアコインを入手。結構多いですね。

 

 あと、この街には「氷室」があって、

アイテムを劣化させずに置いておけるのですが、

何と言うか急に来た錬金術士が、

そのままぽっと利用出来る施設ではないようです。がっくり。

 

 この「氷室」って、

カナーラント王国の方じゃ見たこと無いんですよね。

 

現状、スペースの関係上作ってはないですが、

既に私達はアイゼルさんに教えてもらって、

氷室とプチ氷室の作り方は知っているので、

これを作ったらこれだけでも商売になるのでは?

 

 もちろん、私が直接やってしまったら、

それ以外のことが出来なくなるのでダメですが、

ここの街みたいに番人を置いて私はたまに来る、

みたいにすれば……。

 

 とりあえずこれは、稼いだお金の使い道に困って、

新しい投資先を考えるくらいの段階になったら、

ぐらいのはるか未来の可能性の話ですかね。

考えるだけは考えておきましょう。

 

 アルテノルトも見終わって、とりあえず今回の街巡り最後の街、

ヴェルンに到着します。

 

 例のごとく雑貨屋の参考書は買い尽くし、

食品系の量販店を確認。変わってませんね。

ここには図書館もあるのですが、

持ち出し不可、利用は自由といった感じですね。

 

 ぱっと見錬金術関連の本は見当たりませんが、

まあ暇が出来たら確かめに来てみましょう。

もしかしたら参考書が紛れている可能性は、

ゼロではありませんからね。

 

 とりあえず、フィンデン王国の街めぐりを終えた私達。

道中何度か盗賊やモンスターに襲われましたが、全て撃退。

 

 何か丸くて白い幽霊系の「ゲシュペンスト」の系統が、

ちょくちょく出てきたのは新しかったですが、それくらいですかね。

 

 一旦カロッテ村に帰りましょう。

 

 

 

………………………………

 

 

 

 村に帰ると、ヴィオラートは何かのタネを作っている最中でした。

私も途中から参加して、期間を短縮します。

 

「ねえ、ゾネちゃん」

 

「はい、何ですか?」

 

「クリエムヒルトさんがね、

家庭菜園をやらせて欲しい、

って言って来てるんだけど……どうしよう?」

 

 何ですと?

 

 確かにクリエムヒルトさんは、雑貨屋を好きでやってるわけじゃないし、

村をお花でいっぱいにしたい的な話もしてたと思うので、

わかるっていえばわかるのですが……。

そういうイベントは、ゲームの記憶ではありませんでした。

つまりこれは、原作を超えた出来事?

 

 しかし、雑貨屋はやめてしまうのでしょうか。

それは村の人が困るのでは。

 

 心配してよくよく聞いてみると、別にすぐ雑貨屋をやめるわけではないと。

 

 既にお店番をやってくれる人は見つけてあり、

しばらくは見習い扱いで指導、まあ、

数ヶ月か1年ぐらいで自立してもらう予定だと。

 

 なるほど、そうですね。お店番と兼業して別の仕事をするというのは、

私達がやってたことですよね。

その影響を受ける人がいても不思議ではありません。

 

 正直、収穫してタネを作るたびに2人で5日間、

のべ10日間の時間を使うのは結構な負担なので、

何かのタネの作成から出来るようになるなら、大歓迎です。

 

何かのタネ限定ですが、じっくり教えますよ!

 

 何かのタネの錬金目標レベルは14で、

若干難しいですが出来ないってほどではないので、

これだけ集中的に教えて作ってもらいましょう。

 

 実際クリエムヒルトさんはお客として来ると、

物々交換に何かのタネを出してくるので、最初から、

何らかの形で作り方を知っているのかもしれません。

そうだったらいいな、うん。

 

 結論としてクリエムヒルトさんは、

何かのタネの作り方だけは知っていたようです。

 

 ただ、素材の中和剤の作り方が自己流だったので、

そこだけを直して正確な作り方を教えると、

にんじんやひよこ豆のタネくらいなら、

すぐに作れるようになりました。やったぜ。

 

 さらに徐々にではありますが、

クリエムヒルトさんの家の物置の1つを改造して、

家庭菜園をタネ6個分用意してくれるそうです。

 

 いいですね。その分で、

ドンケルハイト以外のタネも育てられるでしょう。やってください!

 

 雑貨屋のお店番の人ですが、原作ゲームでは、

「あのお兄さんと2人暮らしなんでしょう?」

ってセリフを言ってたお姉さんですね。声で分かります。

よろしくお願いしますね。

 

 雑貨屋のお店番も決まったクリエムヒルトさんが、

何かのタネの作成を学び始めた所で、ヴィオラートの成果を聞きます。

 

 使える量販店が増えるかも?という話をしていたので、

登録できそうなアイテムをいくつか作ったみたいですね。

 

 

 

「極上品」【出来がよい+1】のクラフト、

 

「約10回分」【出目ダメージ大】【6の目が出やすい】

【活きがいい】【クサイ】【珍しい+2】の、

最終兵器級のヘルフェンダイス、

 

「美味しそう」【HP回復中】【LP回復中】

【とても甘い】【MP回復中】【かわいい】

のチーズケーキ、

 

「美味しそう」【HP回復超】【LP回復超】

【範囲を広く+1】【かわいい】【いい香り】

のアルファルの糧食、

 

「極上品」【強敵カードを消す】【出来がよい+2】

のアロマボトル、

 

「5回分」【猛毒から回復】【石化から回復】

【呪いから回復】【範囲を広く+1】

の秘薬ウロボロス、

 

「約10回分」【とても良く効く】【商人カードを呼ぶ】

【潜在能力増加+3】【美味しそうな香り】

のトラウアタロット。

 

 

 

 ……多くない!?いや、私が村を離れていた期間を考えれば、

この量と質のアイテムも作れそう……なのかな?

 

 私と違って、別に事前知識があるわけでもなく、

ここまで従属効果を揃えたアイテムを作れるなんて、

なかなかないですよ。やはり天才か……。

 

 とりあえずこの出来上がったアイテムを含めて、

カナーラント・フィンデン王国全体の量販店で、

アイテム登録を調整しましょうか。

 

 フィンデン王国側の登録アイテムの種類が、

系統ごとに限られているのは注意しないとですね。

 

 ええと……そろそろどこに何を登録したか、

改めて確認しつつ登録整理した方が良さそうですね。いい機会ですし。

 

 

 

 カロッテ村量販店に、

ゼッテル、ヘルフェンダイス、トラウアタロット、

レヘルン、植物用栄養剤。

 

 ファスビンダー量販店に、

妖精さんの道標、アルファルの糧食、ロウ、

チーズケーキ、貴婦人のたしなみ、琥珀湯。

 

 ハーフェン量販店に、

エアドロップ、秘薬ウロボロス、晴天の炎、

ガラス玉、研磨剤、貴族のたしなみ、アロマボトル。

 

 フィンデン王国側には、

アルテノルトの爆弾系量販店にクラフトとメテオールを。

 

 ヴェルンの食品系量販店にデニッシュを。

 

 

 

 フィンデン王国側にはあんまり登録していませんが、

今のところはこんな感じですかね?

 

 参考書もいくつか手に入れたし、

これから「ユーディーのアトリエ」に登場したアイテムも作って、

登録出来る物はしていきましょう。

 

 ユーディーのアトリエ独自の登録アイテムは。

それほど多いというわけではありませんが、

まずは2つだけ作りたいものがあります。

 

 状態異常を予防するソーン軟膏と、

いわゆるアイスクリームであるレヘルンクリームです。

 

 ソーン軟膏は予防出来るって言う点で一定の需要はありそうですし、

何よりレヘルンクリームの方が、

潜在的な予想需要がやばいレベルです。

 

 今回、私はお店の主力商品として、

家庭菜園のドンケルハイトを採用しています。

そのドンケルハイトの村への影響度が、キワモノ4。

これは村の発展の方向性を決める数値で、4というのは、

通常の4倍キワモノ傾向に進むということです。

 

 ちなみに、にんじんやひよこ豆などの「ノーマル」系の、

ごくごく普通の商品を売った時の数字が、ノーマル1。

カロッテ村は、4倍の速度でキワモノ村に向かっている、

と言っても過言ではありません。

 

 それで、ですね。そのキワモノ村、

驚天動地カロッテランドって言うんですが、

その特徴が、女子供、珍品好きが集まる、

かわいいファンシーグッズに囲まれた夢の国、的な街になるんですよ。

 

 こレ売(これはレヘルンクリームを売るしかない)

 

 何より、何よりですね、劣化しない、いつまでたっても融けない、

そんな神話級のレヘルンクリームも作れるんですよ!

従属効果の、劣化しにくくなる効果がポイントです。

 

 ユーディーのアトリエでは、「痛みにくい」系と「究極の」系、

ヴィオラートのアトリエでは「腐りにくい」系で、

アイテムの劣化を防ぐことが出来ます。

これを組み合わせると、まるで鉱石類や雑貨のような、

何年経っても劣化しないレヘルンクリームが作れるんです。

 

 もし、「痛みにくい」と「腐りにくい」

の効果が上手く重なるか、別物として重複出来たら?

とても簡単に、融けないアイスという神話級商品を、

量販店に登録出来ます。

 

 レヘルンクリームは、【HP回復強】【MP回復強】

【LP回復強】効果があって価格も高いので、

もし出来れば主力の商品になってくれるでしょう。

楽しみですね。

 

 




だんだん独自設定が増えて行きます(自縄自縛)
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