さて、大砂丘でのカオスホルン打ち放題大サービス、
いや、素材アイテム回収も終わったので、フライングボードでハーフェンに戻ります。
この辺、ワームコンパスが街や村でないと使えないというのは不便ですね。
どこでも使えたら便利すぎるという説もありますが。
途中、ウシマがまだ生きてるっぽいのを確認しました。
ごくわずかに身じろぎしてましたので。行きがけ……いや、帰りがけの駄賃に、
周囲に落ちていたウシマのひげを計12本回収。
それなりの太さはありますけど、身体の大きさに比べてちょっと細いかな。
太すぎると機能を果たせなくなったりするのでしょうか。
長さはかなりあるので、かなり使い出がありそうです。何に使えるかな。
………………………………
ハーフェンに戻った私達。ローラントさんにウシマの角を差し上げてお別れします。
例によって「もらい過ぎだ」などと遠慮していましたが、
こういうトロフィーになりそうなものは実際彼に渡すのが一番費用対効果が高いと説得し、
受け取ってもらいました。
私個人で所有するには躊躇する、というのもあります。
何となくMPを流しただけで、大魔法カオスホルンに目覚めるって何だよ……。
戦利品としてお飾りにしてもらっておいた方がいいでしょう。
ついでに鍛冶屋で武器を修理してもらって、カロッテ村に帰還します。
帰還した村は……完全にファンシーなキワモノ村、
「驚天動地カロッテランド」として完成していました。
あとは拡張出来るだけ拡張する……んですかね?
予想外なことに東側の隣接採取地方面まで、家や建設中の商業地が延びていることです。
そりゃ、首都ハーフェンを越えて、既に来村者2800人(当村比)ですからね。
ゲームとは違って、想定を越えて拡大してもおかしくないですよね。
ここで採れる素材も、他で採れる物ばかりで困る事もないですし。
それで、ですね。その拡張した場所、ちょうどフェストの採取場所があった所に、
村営の倉庫を建てるというお話が村長さんからあったというのです。
柔らかい石とはいえフェストの岩盤があって建物を立て辛い所を、
丸ごと覆うような形で大きな建物を建てて、そこを村全体の倉庫として使う計画ということです。
使いにくいフェストの岩盤の上なので利用料は格安でいいという事なので、
ヴィオラートと相談の上即村長さんの提案に飛びついて、
そのフェストの岩盤の上の利用権を確保しました。
岩盤は倉庫全体の3分の1くらいですが、【アイテム置き場として1000個】
程度の容量があるとのこと。やった!これはアイテムの置き場問題が解決しますよ!
ちょっと行って見て来たところ、地面の岩盤はボコボコ状態でこのままでは使えませんが、
フェストの岩盤なので採取ついでに、コンテナを置ける程度に平らにしていけばいいだけのこと。
この場所って実は店舗兼ヴィオラートの家に近いので、
毎日こつこつと少しずつやって行きましょうか。
えーと、1つのコンテナで大体アイテム20個分の計算だから、
1000個置けるとなるとコンテナ50個?な、なんか作るだけでも大変そうですけど、
休み休みでやっていけば……まあ、年単位の仕事になっても不都合はないんで、
のんびり気長にやって行きましょうか。
………………………………
さて、ヴェルンの隣接採取地へと向かったヴィオラートを見送って、
カロッテ村倉庫の私達の場所(予定)を平らにしつつ、
最大火力の「テラフラム」をそろそろ作っておきましょうか。
まずは幻影回廊でロッドを使って手に入れた、
【潜在能力増加+3】【出来がよい+3】の「アードラの寝床」を材料にして、
【炎ダメージ超】の効果を持たせます。残る材料のフラム3つと中和剤ですが、
フラムはアルテノルト量販店に元から売っている、
【炎ダメージ中】【破壊力増加+3】の付いたものを使用します。
あと2つもちゃんと従属効果を調整して作ります。
「テラフラム」はそのまま作ると敵味方全てを巻き込んで爆発するので、
【範囲を狭く】系統の従属効果をつける必要があるのです。
元材料の蜂の巣から【範囲を狭く+1】の付いたものを使って、
【範囲を狭く+1】のフラムも作成。
最後の1つはアルテノルトでついでに買って来た物でもいいかな。
中和剤は欲をかかずに余計な従属の付いていない極上品を使用。
3日間の調合期間を経て、ついにこの箱型高性能爆弾、
【炎ダメージ超】【範囲を狭く+1】【出来がよい+3】【潜在能力増加+3】
【破壊力増加+3】のついた超最高な「テラフラム」が完成しました。スゴイ!
早速、爆弾のプロフェッショナルであるカロッテ村の量販店に登録します。
ここは爆弾なら最高ランクの従属効果でもコピーして店に並べてくれますからね。
……こんな最高クラスのアイテムを普通に量産できる量販店って、
実はスゴイ施設なんじゃないか?思わなくもないです。
テラフラムが1つ出来上がるのに3日かかるのに、
10日で在庫上限の10個作って普通に並べてくれるんだもんなぁ。
実は裏で大量の錬金術士が働かされてるとか、妖精が以下同文とかないよね?
軽く心配しておいて、テラフラムを登録したのでちょっと量販登録入れ替え。
まずトラウアタロットをファスビンダー量販店に、
ファスビンダーで入れ替えた琥珀湯は一応、アルテノルト量販店に登録し直しておきました。
フィンデン王国側の量販店登録枠にはまだまだ余裕がありますからね。
それにしても、メッテルブルグのお店がほとんど使えないのはいつまで続くんですかね?
ゲーム的な都合かと思ってましたが、
今実際に市街地の封鎖が何年も続いてるっぽいんですよね。
メッテルブルグの酒場で情報収集したり、
パメラさんに聞いてもあまりよく分からなかったので、
ちょっと調査に本腰を入れないと原因はわからないっぽいんですよね。
まあ、カロッテ村の村おこしが一段落するまでそんな暇はなさそうですけど。
とりあえず今は新しい倉庫予定地で、
フェストを発掘しつつ地面を平らにする作業をやっておきましょう。
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お店の商品の補充、ゲーム知識以外の錬金アイテムの模索、
家庭菜園をお任せしているクリエムヒルトさんへの指導、
通常の酒場依頼、やるべきことはいくらでもあります。
量販登録アイテムの品質向上、写本して参考書の予備を作る、
この世界における商売上の法や慣習を学ぶこと、
知りたいこと、やりたいことはそれ以上に広がって行きます。
いつもバイタリティ全開で、日常的な細かい仕事を済ませておいてくれるヴィオラート。
対外的な外交っぽいことと法律関係の面倒な所を、
今のところ全面的に引き受けてくれているオイゲン村長。
採取地に行く時に当然だと言わんばかりに、
軍用のごっついキャンプ用品を一揃い用意してくれたローラントさん。
家庭菜園の管理を買って出てくれたクリエムヒルトさん、
臨時雇いではなく、長期の従業員になってくれたユーディウスさん。
色々な人達の力がなかったら完全に破綻していましたね。
1人じゃ身体がいくつあっても足りなそうです、ハイ。
そうですね、やっぱり頭数が必要です。臨時の店員候補は結構いますけど、
出来ればもう少し長期雇いの従業員を確保したいですね。
固定の従業員を配属して、繁忙期と休日を臨時雇いの人で固めれば、
本当にお店の顔になる「いつもの店員」になるでしょう。
「ヴィオラートのアトリエ」のエンディングでは、
実はお店を続けるんじゃなくて別の事を始めるという終わり方も多いので、
お店を続けるならおそらく、
今のヴィオラートの店舗兼住居から拠点を移らなければならなくなります。
私は何度もヴィオラートのアトリエというゲームをクリアして、
そのエンディングを見た記憶がありますが、そのたびに思うのは……。
私は、お店を続けたい。
確かに村の発展で、他のお店や量販店等がいくつか出来ていますけど、
発展の起爆剤であるヴィオラーデン(ヴィオラーデン・ゾンネン)が無くなっても、
今の発展を維持出来ると思うほど私は楽天家ではないのですよ。
よく考えると、さらっと原作越えやりたいって思ってますよね、私。
ええと、そろそろ3年目の8月、最後のオークションになり、
「3年エンド」の場合の11月の期限が来る頃です。
まあ、今の村の様子だと、「2年延長、計5年エンド」の方になる可能性が高いので、
ただの区切りでしかないですが、当初ヴィオラートの両親が出してきた期限日なので、
一応その頃ヴィオラートが村にいる必要がありますかね?
多分手紙が届くだけなので大丈夫だとは思いますが。
しかし2年延長コースになると、ヴィオラートのレベルや営業度の都合上、
ヴィオラートが村を離れるエンディングになりそうですね。
そして今の店舗兼住居は、バルテル兄さんと村に戻ったご両親の住居に……。
ヴィオラートが村を離れても、バルテル兄さんとご両親がお店を続ける可能性はありますが、
そうなるとかなり手狭になって住居面で不便を強いてしまいます。
これは……倉庫だけじゃなく、店舗も2つ目を用意しておいた方がいいかも知れません。
私がメインで動いて最初は2号店として、
今の店舗を閉めることになったら容易に拡張するか改装出来るように、
店舗と土地を広く確保して、2つの店が並存する期間は、
それぞれの店の品揃えを変えて特色を出せるようにして……。
今の「ヴィオラーデン・ゾンネン」の主力商品は、
家庭菜園で続々作られているドンケルハイトで、
「世界一のフラワーショップ」として評判になっています。
余った錬金アイテム等も売っていますが、
ドンケルハイトの生産量に押されてあまり目立っていません。
ここは主客を逆転させて、2号店の方は錬金アイテムメイン、
最後の年が過ぎてもし元のお店を閉めることになったら、
「フラワーショップ」を後付して2号店をそのまま大型店舗の本店にする。
資金や人材の都合がつけば早めてもいいかも知れません。
もちろん元の店を閉めなくてすむなら、フラワーショップだけじゃなくて、
錬金系アイテムの部門別で新しく販売部門を分けるのもありです。
完璧な作戦ですね。
私のゲーム知識の限界、エンディング以降の身の振り方が決まりました。
正直ここはゲーム上で初めて見た時からかなり心残りな部分だったんですよね。
お店の経営を続けたい、村の発展もまだまだ見てみたい……ってね。
「ハッテン、私の村?」
またスフィアちゃんは本当に……いえね、
スフィアちゃんって実はエンディング条件に絡んでるんですよ。
好感度を上げまくって行くとスフィアちゃんの個別エンドになって、
引き継ぎありでニューゲームの2週目か期限無しの無限モードが遊べるようになるんです。
しかし、それはあくまでヴィオラートとの好感度が関係してるはずなので……。
「何でこんなに私になついてるんですかね……」
「?」
いや、「私より小さいから」という愉快な理由は聞きましたよ?
本当にそれだけなのか……どうなんだろう。まあ、いいか。
今考えても仕方がないことはどうでもいいです。
新しい倉庫予定地の方が本格的な作業に入る前に、
その倉庫の近くにでも2号店の候補地を見繕って、
出来れば先に確保しておきたい。……お金足りるかな。
ドンケルハイトを、原作ゲーム以上に拡張した家庭菜園で作りまくって、
お店をフラワーショップにして村をキワモノ化する勢いで売りまくったお陰で、
既にお店の資金は50万コールを越えているのです。
この世界の物価はまだ完全には把握してないけど、
大型建設と言えば「リリーのアトリエ」のアカデミー建設費用が確か、
多分通貨は違ったと思うけど10万だか20万。
通貨の価値は物価から考えてそれほど違ってるわけでもなさそうだからそれはいいとして。
なんか色々庭園とか銅像とか追加出来たから細かい金額覚えてないんだよね……。
何度も金払ってるうちに忘れちゃって。
あとは、ブリギットがオークションに出す、
多分小さな別荘が大体1万コールぐらいで落札される。
さすがにいくら大型店舗でも錬金術アカデミーよりは安いと思うから、
この2つの建築物の間辺りの価格だと想定しておくとしましょう。幅広すぎるけど。
そうなると、今は出し入れで管理してるだけだけど、
どうせなら資金の流れもちゃんと管理しておきたいな。
でも、一番上手く帳簿つけられる人って多分私なんだよね。
ヴィオラートも出来るっちゃ出来そうだけど。
なるほど、シューカツのお守り代わりに資格取ったはいいが、
何一つ使う機会がなかったペーパー簿記が火を吹く時がついに来たか!
実践の前に、信用出来そうなオッフェンさんとユーディウスさんに話を聞いておきましょう。
聞く所によると、どうやら月・年単位での出入りを合わせさえすれば、
このあたりでは最低限の体裁は整うようですね。
そこの最低限の体裁は実はバルテル兄さんとクラーラさんがやっていて、
立ち位置としては村関係の特別認可商店?みたいな形になっていたようです。
ああ、何となくですけど、
エンディングでヴィオラートがお店をやめる原因の1つになっていそうですね。
彼女はあくまで販売ではなく錬金術の方に重点を置いてますからね。私もですが。
本格的に商売の道専業に進むか、と問われたらノーと答えるでしょうね。
今の私は、この村に錬金術のお店を何とか残したいと思っているので、それはつまり、
「私がやるしか……ないよなぁ」
実際に2号店が立って何年も経ち、そこで人が育ったら裏方をやらせるのもありですが、
今は私がやるしかない。もしかしたらずっとですね。お店を続ける以上やむを得ません。
ヴィオラーデン・ゾンネンが、
きちんとしたお店として存続出来ることを証明しなければならない。
そのための原作知識、そのための思い出?
幸い下地だけはあるので、あとは経験をつめばいっぱしになるでしょう。
錬金術や探索をする時間は減りそうだけど、仕方ないね。
2号店が出来て、人をたくさん雇って、幹部候補を育てて、
店舗を任せられる雇われ店長的な人にして……凄く長い時間がかかりそうですけど。
……あれ、それユーディウスさんでいいのでは?経験者ですし。
まだ雇って日が浅いので任せるにはあれですが、
逆に言えばしばらく様子を見れば使えるってことに。この悩みがちょっと楽になる?
「ゾネさんは心配性?」
「ちょっと複雑に考え過ぎてたみたいですね」
とにかく彼と、酒場のオッフェンさん、オイゲン村長、バルテル兄さんとクラーラさん、
もちろんヴィオラートとも相談して、
いつか私自身がちゃんとしたお店のオーナー業を立派にこなせるようになるしかないですね。
ヴィオラートがいなくなる(かもしれない)のと、
ヴィオラートの両親が村に帰ってくるまであと数年のうちに、です。
原作で店はどうなるのか?
多分エンドによるけどこれが分からない(ことが多い)