今回のホーニヒドルフ行きの仲間は、
私、ヴィオラート、ロードフリードさん、
スフィアちゃんにラピスちゃん。
アイゼルさんは「四季の植物」に興味あるらしく、
今回はパス。総勢5人の遠征です。
あとは灰色巨大熊退治の予定があるので、
ハーフェンでローラントさんでも誘っておきますか。
ホーニヒドルフの話を実際に聞けるだろうか?
などと心配していましたが、ハーフェンの酒場で、
しっかりとホーニヒドルフについて聞けたので一安心です。
ハーフェン量販店でアイテムを買い、
鍛冶屋で武器を修理しておきます。
鍛冶屋のダスティンは、
今度は釜の更に上の溶鉱炉の設計図を書いてくれました。
以前立てたフラグがさっそく回収されました。
それにしてもヴィオラートさん本当に半端ないですね。
ローラントさんを仲間に加えて、
ハーフェンの西の山にあるホーニヒドルフへと向かいます。
曲がりくねった山道は面倒ですが、
そこに参考書があるなら行かない訳にはいきません。
ハーフェンから山道を20日かけて移動し、
ようやくホーニヒドルフにたどり着きました。
新しい街ときたら、まずは買い物です!
秘密バッグ【アイテム転送】を持って来たので、
必要なアイテムを買ったら、
次々とお店のコンテナに送っておきます。便利!
参考書は、私とヴィオラートが読んでから転送。
まだ日は高いので、
早速ホーニヒドルフ隣接採取地に向かいましょう。
ここでしか採れないものは色々ありますが、
今回の目的は巨大熊退治と、エアロライト、
ジョロウグモの糸の採取です。これを使って、
攻撃アイテムの「メテオール」を作るのが目的です。
雑魚の茶色熊たちを蹴散らし、
皆のレベルがガンガン上がってる……と思います。
私とヴィオラートはエンゲルスピリット、
スフィアちゃんは精霊の護り、
ラピスちゃんは攻撃魔法を満遍なく。
ローラントさんとロードフリードさんには、
ブロッキングを積極的にやって貰うように頼んであります。
ゲームのようにヴィオラートだけブロックするわけではなく、
私を含めたようじ……美少女3人も守ってくれて、
かなり戦力的には強くなってるような気がしますね。
この世界の熊が持っている「おくりもの」というスキルで、
私を含めた後衛が酔っ払う……という事件はありましたが、
とりあえず魔法は必中なので大きな問題はありませんでした。
せいぜい私が地面に落ちてる「お酒の木の樹液」
を地面から直接飲もうとして止められたくらいです。
奇行に走る私を、ローラントさんとロードフリードさん、
2人がかりで抱えられてしばらく運送されました。
……酔っても記憶がはっきりしてる自分が恨めしい。
こんな所は前世に似なくていいのに。
私とヴィオラートさんのダブル錬金術士に、
全員の能力をガンガン嵩上げして蘇生も出来るスフィアちゃん、
全体回復・全体攻撃魔法を持ったラピスちゃん。
この後衛4人がブロッキングで守られて、
直接攻撃を受けないとなればまず崩れないでしょう。
エンゲルスピリットで一撃KOなのもいいですね。
そしてついにあらわれました。
採取地の奥へと進み、採取していた私達に襲い掛かる、
人間の身長の何倍もありそうな巨大灰色熊、ヤクトベアさん!
今の強さなら、相当経験値稼ぎになるはずです!
見た目は厳つくてボスっぽいのですが、予想通り、
エンゲルスピリット連発であっさり片がつきました。
ローラントさんは堅物なので、
「これでは、ヤクトベアを討伐したなどとは言えんな……」
なんて言ってましたが、ちゃんとブロッキングしてくれたので、
十分その資格はあると思いますよ、ええ。
私のように魔法なんかの遠距離攻撃だけならともかく、
あの巨体の攻撃を受け止め、いなし、
そらす度胸は私にはありません。
ここらへんは、しっかり経験をつんだ騎士と、
あくまで研究者が必要に迫られて冒険してる錬金術士、
その差なのかも知れませんね。
採取地を一回りして、目に付く素材アイテムを全て回収して、
ついでに1体というわけでもなかったヤクトベアを次々討伐して、
ダンジョン脱出用の空飛ぶホウキで採取地を出ました。
ちょっとホウキの動きが重かったので、
これぐらい……あと1人くらいが重量限界ですかね?
まあとにかくホーニヒドルフで今回やることは終わったので、
カロッテ村に向けて出立。
ハーフェンでローラントさんと別れた後に、
村に帰還しましょう。
ここで手に入れた宝石類や楽器類のレシピはとても重要で、
何度も利用することになるでしょうね。
……………………
村の様子が少し変わっています。
カロッテ村に新しいお店が出来ている……村の南側、
ブリギットの家の隣に、新しいお店が建築中だそうです。
思った以上にゲーム通りで、
リアルと考えると対応が早いですが、
私もあっさりと錬金ハウスを借りられたりしたので、
案外この世界はこんなもんなのかもしれません。
スピード感ありますね。
さて、村に帰ってきた私達は一旦解散し、
その後にまず家庭菜園の収穫に乗り出します。
しましまのタネ3つが蓮花6つに、
儚げなタネ1つがドンケルハイト3つになりました。
このドンケルハイトを使って即、【アイテム取り寄せ】
効果の秘密バッグを作りたい所ですが、
少し我慢して3つ全てを再度儚げなタネにしておきましょう。
余計な従属をつけない1つと、
ホーニヒドルフで採取したいい蜂の巣から、
中和剤経由で【潜在能力増加+2】と【美味しそうな香り】
をつけた2つ。
主に調合に使う用と販売もする用に系統を分けておきます。
美味しそうな香りはすぐ分かりましたが、
潜在能力増加の方はあまりよく分からず、
ヴィオラートに言われてようやく、
知識だけでなく実感として理解出来ました。
これが潜在能力増加の+2相当なんだ。
上手く説明するのは難しいのですが、前世には無かった、
魔法を行使したり調合でMP消費する感覚です。
これは潜在能力を秘めていますね……。
儚げなタネ3つを家庭菜園に植えて、
量販店に登録しておいた植物用栄養剤を使用したら、
お店の商品棚を整理します。
商品棚が寂しくなっていたので、
量販店に登録していたエアドロップを並べておきましょう。
そろそろ中和剤メインでは飽きられてくる頃でしょうし、
村の発展を誘導する意味でも、ですかね。
今更ですが、ゲームとは違って値切り交渉はしません。
毎回値切ってものを買うという行為は、リアル化すると、
評判という意味でも村の発展という意味でも、
マイナスになると思っているので。
値引きしていいのは自分の店だけです!
この間のクラーラさんのイベントもそうですが、
酒場の依頼に、ダンジョンでこれから空ける予定の宝箱、
ドンケルハイト倍々農園で収入は十分確保出来ますからね。
そのお店ですが、クラーラさんはともかく、
バルテル兄さんはそろそろ飽きてそうなので、
ここで雇用期間をいったん終わらせ、
新たにロードフリードさんをお店番に雇いつつ、
私とヴィオラートが交代で錬金ハウスでの調合とお店番を行う、
1+2人交代体制で、
例によって次の探索準備の調合を始めようと思います。
まずはガラス玉。
ガラス系アイテム全般に必要なので、
出来るだけよい白砂岩を選んで普通品質のものを作成、
量販店のハチミツの代わりに登録します。
次に、海底遺跡への道中で使う予定の攻撃アイテム、
「カリヨンオルゴル」を作ります。
インゴット3つにグラセン鉱石1つ、その他鉱石を更に1つ。
今回使う【身体にひびく曲】効果を出すためには、
属性値の低い鉱石が必要です。
更に品質が使用回数と威力に直結するので、
カロッテ遺跡で見つけた良質なレジエン石を使います。
まず、金属加工の釜に良質レジエン石を投入、
売っているのよりはマシなインゴットを作成。
鉱石カテゴリにはそのまま良質レジエン石を使用。
グラセン鉱石もいい物を使いたかったのですが、
今手元にあるのはハーフェンでまとめて買ったクズ石だけ。
仕方ないのでそのうちの3つを投入し、
カリヨンオルゴルを3つ作成。
これで幻影回廊へ向かう道中は無事しのげるでしょう。
ばらつきはありますが、身体にひびく曲のダメージは、
確か全体HP150~380程度だった記憶があるので、
これからしばらくの雑魚敵は大体一掃出来ます。
期待しましょう。
登録できるアイテムとして「メテオール」
の方も作ったのですが、海の中では激しく劣化するので、
とりあえず保管しておきましょう。
このアイテムは通常は劣化しないし、
【星が降ってくる】【HPダメージ中】
の水準は上回ったので、
販売用・雑魚散らしの量産アイテムとして有望です。
とりあえず、今回の準備はここまで。
そろそろ探索に向かうとしましょうか。
お店番に、追加でブリギットを雇っておきます。
半月もかからないので大丈夫……なはず。多分。
本人はものすごい張り切ってるし。
幻影回廊チラ見自体は、
もろい遺跡を壊さずにボス敵を倒すというもので、
遺跡ダメージのほぼ無い氷属性ブリッツスタッフがあるし、
人数も多くなるのでおそらくゲームの時より楽。
しかし問題は道中です。
海水に濡れるというのは、それだけで面倒なことになります。
ゲームと同様にアイテムが劣化するのはもちろん、
ゲームにはない服や武器防具の洗浄なども必要でしょう。
心配になって酒場のオッフェンさんに聞いてみると、
とりあえず真水で洗って、
武器防具類はハーフェンで修理してもらえばいいとか。
なるほど、あれ定額修理ですからね。考えましたね。
「いや流石に、海水に浸かった武器を通常価格で直してくれ、
なんてのはムシが良すぎるんじゃあないか?」
「ハイ、おっしゃる通りで……まことに……」
通常50コールの所、倍の100コール程度出せば、
まあ無理な仕事を頼む代金として通るんじゃないか?
とのことでしたので、それで行きましょう。
全員分負担しても1000コールは行かないでしょう、
実際安い!(感覚麻痺)
海水の洗浄というめんどくさい仕事もあるので、
持って行くアイテムも厳選しましょう。
ブリッツスタッフは幻影回廊のボス戦用に確定、
道中戦闘用にはカリヨンオルゴル、
回復アイテムは……量販店のほうれんそうでいいでしょう。
脱出用のホウキは……面倒だけど持って行きます。
秘密バッグはお留守番ですかね。
そんなに長期間はいないので。
もちろん水中呼吸のエアドロップは、
余裕を持った数を持って行きます。
一応MP回復用の琥珀湯も持って行きますかね。
ブリッツスタッフのMP消費が中ですので。
MPが途中で尽きたら自滅してしまいます。
こちらのメンバーは、
私とヴィオラートにアイゼルさんを加えたトリプル錬金術士、
あとはスフィアちゃんとラピスちゃんという、
後衛火力4人に前衛1人の極端な編成に。
バルテル兄さんは誘ったのですが、
エアドロップがあるとはいえ海中を歩いて海底遺跡に行く、
などという非常識な冒険には行きたくないそうです。
まあ、ニーサンとはいえ普通の常識は持ってますから、
そう言われたら無理にとは言えません。
まあカリヨンオルゴルもブリッツスタッフも数があるので、
このメンバーなら火力だけで押し切れるでしょう。多分。
水中呼吸だけで何日間も海中遠征は出来ない?
逆に考えるんだ、エアドロップは実はそれが出来る神アイテムだったんだ、
そう考えるんだ