ダンジョンでブラフマーストラを放つのは間違っているだろうか 作:その辺のおっさん
完全見切り発車で不慣れですがこれからも頑張っていきたいと思います。(震え声)
夕方、ダンジョンから地上に戻った冒険者や、仕事を終えた人々が多くなり、混雑している大通りを49階層から数時間で地上に帰ってきたカルキ・ブラフマンは自分が居候しているファミリアの
「んん?そこにいるのはカルキ君じゃあないか!久しぶりだねぇ!」
「ああ、ヘスティア神、ご無沙汰しております」
「ええっ!なんだい、その他人行儀な挨拶は、何日か一緒に住んでいたのにぃ!」
声をかけてきたのはロリ巨乳神ことヘスティアであった。実は、カルキは迷宮都市オラリオにやってきた当初、寝泊まりする場所がなかったので、たまたま見つけた廃教会で寝泊まりしようかとしていたところ、そこを
「それにしても、君は相変わらずオラリオ中をフラフラしているのかい?ボクは心配だぜ、このまま君が居候先から追い出されないか」
「ははは、実際に居候先から追い出されたあなたに言われると説得力が違いますね」
「ぐはあぁ!ううっ、今はちゃんと働いているのにぃ」
などとお約束のやり取りをした後、「ベル君も久しぶりに君とご飯を食べたがっていたよ」「ほう、奢ってくれるのかな?」「なんでさ!」という他愛もない話をして、ヘスティアと別れ、今現在、居候をしているファミリアの本拠へと向かって歩き出したのである。
***
ヘスティアと別れ、しばらく歩くと、白い塀に囲まれた敷地内に30Mはくだらない象の頭を持つ巨人像が、胡坐をかいてデンと座っているという珍妙な建造物が見えてきた。そう、ここが現在、カルキが居候している【ガネーシャ・ファミリア】の
巨人像の股間の中心にある入口に向かっていくと、入口の警備をしていた【ガネーシャ・ファミリア】の団員が胡乱な目でカルキを見るがそんなことは気にも留めずに、まっすぐ建物の中に入っていき、途中、すれ違う団員たちから非難する目線を受けながら目的の部屋の前についた
(コンコン)「ガネーシャ神、カルキだ、今大丈夫だろうか」
「おお!大丈夫だ!入っていいぞ!」
入っていいかどうか聞くと部屋の中からやたら大きい声が聞こえてくる、そしてこの声の主こそこのファミリアの主神ガネーシャであった。許可を得たので部屋に入ると、そこには【ガネーシャ・ファミリア】の団長であるシャクティ・ヴァルマがいたが、カルキが入ってくると、カルキをにらみつけて部屋から出ていった。しかし、カルキは気にした様子もなく、部屋の椅子へ座った
「ふむ、たった数日でずいぶんと嫌われてしまったようだ」
「ふむ!それはお前が目的も言わず毎日フラフラしているせいではないか!」
「……つい先程、似たようなことをヘスティア神にもいわれたな」
ヘスティアと同じようにお約束を言ってからカルキはいくつかの魔石を出してガネーシャに換金してもらう、本来はギルドの換金所か各商業系のファミリアで換金するのが一般的なのだが、カルキは
「そういえば!ヴィシュヌからの依頼は達成できそうなのか!カルキ!」
「『オラリオで世界を担う英雄を見つけろ』か、難しいな、ピンとくる奴にいまだに会えていないのが現状だ、最悪の場合、もう一つの依頼にシフトしないといけないかもしれない」
「それはやめてくれ!「群集の主」である俺としてはその依頼は大!反!対!だ!」
「そうだろうな、まあ、気長にやらせて頂こう」
そういって、換金した金をポケットにいれてカルキは部屋を出ていく、【ガネーシャ・ファミリア】の
こんな感じでいいんでしょうか、もっと増やしたほうがいいのか手探りなので不安です
感想でも書かれていましたが、オラリオが消し飛ぶのではないかとされていますが、ま、まあ、一応、対人用とか対神用のブラフマーストラもあるということで一つ納得していただけたらなと
………いつになったら放てるのか全くの未定ですが
ソード・オラトリア関係ないから触れなくてもいいよねって思ってたけど、カーリー神インド神話やんけorzどうしよう