~1ヶ月後~
この1ヶ月間を通して、オレはだいぶこの仕事にも適応することが出来た。
最初のやつを除いてはちゃんと自分の実力にも合った難易度の仕事だったし、戦闘経験もだいぶ積んだ。
そしてオレがちょうど調子に乗っているところに、今日の依頼がやってきた。
「さ、だおくん!今日の仕事だよ!」
といいながらツノだおさんは1枚の紙きれを渡してきた。なに?まさか郵便配達とかかな。
とりあえず紙に書いてある文を読んでみた。えーっと、なになに?
『事務所宛 とある理由があってだおってヤツが働いてるチームの一員として加入したい。検討よろしく だお竜人 』と書いてある。
だお竜人…?誰だろうか。オレは今まで何年もこのだおワールドに住んできたけど、だお竜人なんて名前はこのかた聞いたことがない。ワンチャン罠とかじゃないよな…。
「ツノだおさん、この手紙に書いてる人をチームに加入させればいいんですか?」
「うん、そうだよ!僕は手紙の内容読んでないけど、がんばってね~♪」
だお竜人ってだおがいるところに向かっている最中、思った。ツノだおさんってオレがいない時は
何をしてるんだろうって。どんなタイミングでもオレが事務所に入った瞬間ワープしたみたいに現れるからなぁ。不思議だ。
そんなことを考えている間に到着した。
「おーーーーーーーーい!!」
どこにいるかパッと見わからなかったので、叫んでみた。
「うるさいぞ」
そう言いながらこっちに歩いてきたのは見知らぬだおだった。
ツノにツバサに左目には痛そうな傷がついている。昔何かあったんかな?
「キミ…だお竜人ってだお?」
「そうだぞ、お前はあの依頼のやつか?」
「うん、そうそれ。で、チーム加入するの?」
「それもあるんだが…。あー…、なんだその…」
「なになに?」
「お前の家に住まわせてはくれないか?」
「家かー、うんまあいいよ」
「マジでか!?」
まあずっと一人暮らしだったし、家くらいなんてことないでしょう。
「あ、そうそう、チーム加入と言っても君どんくらい強いの?」
「強さ…?」
「レベルとかHPのことだよ、ちなみにオレはHP4200で、レベル75ね。」
「レベルは…90で、HPは11000だ。」
えっ、マジで?オレの数倍は強いじゃん。これ仕事始めちゃったら一瞬で上下関係変わっちゃうよ…。
「おおー、普通に強いじゃん、じゃあこれからよろしくねー」
「…よろしく。」
次の日
「おい。」
「なに?」
「俺の事ちゃんと仕事の上司に紹介頼むぞ。」
「え、いるのそれ?」
「当たり前だろ…。」
こうしてオレは、新しい仲間のだお竜人と共に事務所へ向かっていった。