「なんでくじ?」
今回は新しいライダーが登場していないから、これで出た奴を紹介しようかと。
「ふ〜ん・・・・・よっと、え〜と何々・・・・」
『ビースト!』
仮面ライダービースト、仮面ライダーウィザードに登場したライダーだね。
「通称『古の魔法使い』。ウィザードと同様体内にファントムを飼っているが、定期的に魔力を吸収しないと死んでしまうんだ」
ハイパーリングを使えば強化形態のビーストハイパーにもなれるぞ!
「必殺技にはライダーキックの『ストライクビースト』や、武器のダイスサーベルを使った『セイバーストライク』がある。まぁ、運によって威力が変わる技なんだがな・・・」
今回はここまで!それじゃあ本編をどうぞ!!
「あいつ、無茶苦茶しやがるな」
アザゼルは外に出て行ったゾルダの放ったエンドオブワールドを見ながら呟く。ファイナルベントの衝撃は新校舎にもしっかりと伝わっており、何事かと外を確認する人もいる。
「ありゃこの間全く本気出してなかったな、あいつ」
「あれが仮面ライダーの力か・・・」
アザゼルの隣にサーゼクスが来る。その目はしっかりとゾルダの方を見ており、とても興味深そうにしている。
「もし彼が我々に牙を向いたら・・・勝てると思うかい?」
「どうかな・・・あいつの実力は本物だ。俺達が束になってやっと・・てところか?それでも無傷では済まないだろうが」
「君は、どうして神器所有者を集めていたんだい?研究と言っていたが、本当にそれだけかい?」
「・・・備えさ」
「備え?」
「以前からシャムハザが不審な行為をする集団に目をつけていてな、つい最近組織名と背景が判明した。奴らは三大勢力の危険分子だったり、神器持ちの人間だったりを集めているようだ。中には『
「その者たちの名は?」
「
聞き覚えの無い単語に、サーゼクスは眉を潜める。
「目的は単純、破壊と混乱だ。世界の平和が気に入らないらしい。そしてその
さらに続けられたその言葉で、イッセー以外のほとんどのメンバーが絶句する。
「『
その瞬間、室内の床に魔法陣が浮かび上がり、そこから声が聞こえてくる。
『そう、オーフィスが
「グレイフィア、リアスとイッセー君を早く飛ばせ!」
「はっ!」
グレイフィアは急いで二人分の魔法陣を展開し、急いで二人を旧校舎へと飛ばす。だが、アザゼル達はそちらを気にしている暇が無く、目前に存在する魔法陣に警戒を露わにする。
「・・・レヴィアタンの魔法陣」
そして、魔法陣から一人の女性が姿を現した。
「ごきげんよう。現魔王に天界、堕天使の皆様方」
「先代の魔王レヴィアタンの血を引く者、カテレア・レヴィアタン。これはどういうつもりだ?」
「もちろん・・・・・あなた方を滅ぼすため」
その瞬間、カテレアから巨大な魔力弾が放たれた。光が部屋中を覆い、部屋を吹き飛ばしたけど中にいるメンバーは無事だった。
「三勢力のトップが共同で防御結界ですか。なんと見苦しい」
見下すように笑うカテレア。彼女が放った魔力弾はサーゼクス、ミカエル、アザゼルの三人が張った結界が防いだ。この三人が防いでいなければ、停止させられているメンバーはもちろん、動けているメンバーも危険だっただろう。サーゼクス様がカテレアに問いかける。
「カテレア、なぜこのようなことを?」
「先程も言ったはずです。あなた方を滅ぼすため、と。我々はこの会談の反対の考えに至りました。神と魔王がいないのならばこの世界を変革すべきだと」
神の不在、三大勢力の和平、それを全て知った上でのクーデターということ。しかし、その考えはここにいるメンバーとは全くの逆。
「カテレアちゃん、止めて! どうして、こんな・・・・・」
セラフォルーの悲痛な叫びにカテレアは憎々しげな睨みを見せる。
「セラフォルー、私から『レヴィアタン』の座を奪っておいて、よくもぬけぬけと!」
「わ、私は・・・・」
「ふん、安心なさい。今日、この場であなたを殺して私が魔王レヴィアタンを名乗ります」
カテレアの言葉に表情を陰らせるセラフォルー。
「やれやれ、悪魔のとんだクーデターに巻き込まれたと思ったが、おまえらの狙いはこの世界そのものってことか」
「ええ、アザゼル。神と魔王の死を取り繕うだけの世界。この腐敗した世界を私たちの手で再構築し、変革するのです」
両手を広げてそう答えるカテレア。しかし、その答えを聞いてアザゼルはおかしそうに笑う。
「アザゼル、何がおかしいのです?」
カテレアの声には明らかに怒りが含まれている。
「腐敗? 変革? 陳腐だな、おい。そういうセリフは一番最初に死ぬ敵役の言うことだぜ?」
「あなたは私を愚弄するつもりですか!」
激怒するカテレアの全身から魔力のオーラが発せられる。
「サーゼクス、ミカエル、俺がやる。いいな?」
アザゼル・・・堕天使総督が戦場に立つ。
その身からは薄暗いオーラを放っている。本気ではないというのにすごい重圧を感じる。
「カテレア、下るつもりはないのか?」
「ええ、サーゼクス。あなたは良い魔王でしたが、残念ながら最高の魔王ではなかった」
カテレアはサーゼクス様の最後通告を断る。
「そうか・・・残念だ」
アザゼルとカテレアは上空へと場所を変える。
「旧魔王レヴィアタンの末裔。『終末の怪物』の一匹。相手としては悪くない。ハルマゲドンとシャレこもうか?」
「堕天使の総督ごときが!」
その瞬間、堕天使総督と旧魔王の末裔の戦いが始まった。
・・・・・・・・・・・・・・・
カテレアとアザゼルの戦いが始まるまでの間も、ゾルダはとにかく魔術師を殲滅しまくっていた。ファイナルベントで一気に数を減らすことには成功したが、その後も際限無く溢れるかのように出てくる魔術師に嫌気が差してきている。
「こいつら・・・ゾンビじゃねぇんだから、さっさと消えろ!!」
そろそろ銃撃では限界が見え始めており、別のライダーに変身しようと考えているところだったが、彼の後ろにローブが靡く。そして、中からウォズが姿を現した。
「我が魔王!」
「ウォズ、お前どうして?」
「実は・・・・・」
ウォズは迫りくる魔術師の魔法弾をローブで打ち返すと、ゾルダの耳元で囁く。
「・・それは本当か?」
「えぇ、この間のインベスもその一人でしょう」
「なるほど・・・・どうやらだいぶ時空が歪み出してるようだな」
「三大勢力には奴らに対抗する手段はない。つまり・・・」
「俺達がやるしかないってことか・・・・・ま、やることは対して変わりはしないか。・・・・・来たぞ」
今まで魔術師が出現していた魔法陣だったが、その魔法陣の形が変わった。三大勢力は知らない、悠時やウォズは知っている魔法陣。そこから、一体の怪人が現れた。
「あいつは・・・・」
「ファントムだね。仮面ライダーウィザードの敵、ゲートと呼ばれる人間が絶望した時に変貌する姿」
『ふん!俺は絶望なんてしてねぇ!!』
二本の角を持つファントム、ミノタウロスファントムはゾルダにそう言い放つ。
『俺は望んでこの力を手に入れたんだ、この力を使えば、俺は全てを手に入れることができるんだよ!』
するとファントムは球を取り出して辺りはばら撒く。それらは肥大化して人型の怪人へと変わる。
『行け!グール共!!』
「とにかく、あいつが誰なのかは後で確認する。まずはグール共を倒す。ウォズ、手伝え!」
「御意」
『シノビ!』
腰にビヨンドライバーを装着し、起動したシノビミライドウォッチをセットする。
『アクション!』
「変身」
『投影!フューチャータイム!誰じゃ?俺じゃ?忍者!フューチャリングシノビ!シノビ!』
「「はぁああああああ!!」」
ウォズはジカンデスピアの鎌モードを手に取り、ゾルダは新たに一枚のカードを使用する。
『ストライクベント』
ゾルダに右手にマグナギガの二本の角を思わせる装備が装着され、光弾を放ちながらグールに向かっていく。
「おら!こいつらは終わりが見えている分、魔術師共よりもずっと楽だ!はっ!」
目の前に来たグールを撃ち抜くゾルダ。グールの持つ武器は槍だが、ゾルダはそれが自分の体に到達する前にグールを撃ち抜くか、横に薙ぎ払って吹き飛ばす。さらに左手にマグナバイザーを持ち、後ろから攻撃してくるグールを撃ち飛ばす。
「後、二体!!」
ゾルダは一体を右手で殴り飛ばし、残り一体を蹴り付けて地面に倒し、踏み潰しながらマグナバイザーで撃ち抜いた。