時の魔王の歩む道・・・   作:蛇廻

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今回のレジェンドライダー紹介!

「こいつだな」

『エターナル!』

仮面ライダーエターナル!劇場版仮面ライダーWに登場したダークライダーだ!

「エターナルが使うガイアメモリは『永遠』の記憶を内包している”エターナルメモリ”。このメモリには、一定の範囲内のメモリを起動不能にすることができる。これをうまく応用できれば、神器相手にも通用したりするのか?いやでも・・・・」

お〜い、悠時?・・・・・・あぁ〜、完全に自分の世界に入っちゃった。しょうがない、今回の紹介はここまで!それじゃあ、最新話どうぞ!


第二十六話

悠時の前に降り立つ白銀の鎧。月の光を受け、まるで神秘的存在のようにも思えてくる。

 

世界最強と称される生物であるドラゴン、その中での『二天竜』と呼ばれる力を持ったものの片割れが封印されし神器。その能力は”半減”と”吸収”、通常なら触れた相手の力を10秒ごとに半減、自らの力として吸収することができる。

 

禁手(バランス・ブレイカー)である|白龍皇の鎧《ディバイン・ディバイディング・スケイルメイル》を身に纏っている今の彼は、時間関係なく相手の力を半減・吸収可能になっている。

 

「なんのようだ?俺はもうクタクタで帰りたいんだが・・・」

 

「釣れないなぁ、せっかくそんな力を持っているというのに」

 

わざとらしく肩を竦めるヴァーリ。そのすぐ近くを通って、片腕を失ったアザゼルが悠時の横に降り立った。

 

「アザゼル、片腕はどうした?」

 

「ちょいっとカテレアとやりあってな、それよりも・・・・ヴァーリ、いつからだ?」

 

「コカビエル回収の任務を請け負った際に、カテレア達からオファーを受けてね」

 

「その時に禍の団に入ったってわけか」

 

「アースガルドと戦ってみないか?』ーーーなんて言われたら、自分の力を試してみたい俺には断れない・・・・・だが今一番興味を持っているのは、君だよ、仮面ライダー」

 

会話をしている最中も、ヴァーリの視線は悠時に注がれ続けている。

 

「今代の赤龍帝が過去最弱ということでがっかりしてたんだが・・・・まさか、君のような実力者がいたとはね!コカビエルをいとも簡単に葬ったその実力・・・是非とも手合わせ願いたいんだ」

 

「さっきも言ったが俺はもう帰りたいんだ・・・・・」

 

「だったら、戦わざるおえなくしよう。君の家族を、俺がこの手で殺す」

 

瞬間、その場の空気が一気に重くなる。殺す(・・)という単語が発せられた瞬間、悠時の怒りが隠されることなく発せられたからだ。

 

「・・・いいだろう。相手をしてやる」

 

「ふふ、その気になってくれたようで何よりだ」

 

見るもの全てを凍てつかせるような視線をヴァーリに浴びせながら、悠時は一つのウォッチへと手を伸ばす。

 

(・・・・いや、ここはこいつにしよう)

 

『エターナル!』

 

悠時の腰に片側のスロットが無い赤いドライバー『ロストドライバー』が出現。”永遠”の記憶を内包している『エターナルメモリ』を起動し、スロットに装填する。

 

「変身」

 

『エターナル!』

 

スロットを斜めに倒すことで白い外装が悠時の体に施されていき、体が完全に隠されると青い波動が辺りに広がる。背中には黒いマントがが装備され、風に靡いている。

 

「仮面ライダー・・・エターナル」

 

「おぉ、また新しい姿か」

 

「さぁ、地獄を楽しみな!」

 

右手にコンバットナイフ型の武器『エターナルエッジ』を持ち、ヴァーリに向かって駆け出す。

 

「真正面から来るか・・面白い!」

 

避ける素振りなど全く見せず、真正面からそれを受け止めるヴァーリ。その瞬間、体が触れたことにより半減を発動する。

 

『Divide!』

 

「ふん!」

 

エターナルエッジを鎧の胸元にある水晶体へと突き立てる。その様子は、全く半減された素振りなど見せていない。

 

『ユニコーン!マキシマムドライブ!』

 

エターナルエッジのスロットにユニコーンメモリを装填し、マキシマムドライブを発動。エターナルエッジは右手ごとドリル状のエネルギーを纏い、水晶体を貫かんとする。

 

「これほどのエネルギー・・・だが」

 

『Divide!Divide!Divide!Divide!』

 

今度は四回連続での半減を行う。しかし、そこでヴァーリは違和感を覚える。

 

「妙だな・・・・力の吸収ができていない?」

 

『それはおかしい。吸収は半減した相手の力を自らの力にする力・・・・吸収ができていないということはつまり、半減ができていないのと同義だ。それこそ、相手が神格でも持っていれば話は別だが・・・』

 

『ゾーン!マキシマムドライブ!』

 

「どこを見ている?」

 

「何!?ぐっ!」

 

先ほどまで目の前にいたはずのエターナルがいつの間にか背後に移動しており、背中を蹴られ叩き落とされる。

 

『ジョーカー!マキシマムドライブ!』

 

「ライダーキック・・」

 

右足にエネルギーを貯め、その足をヴァーリに向ける。

 

『ヴァーリ、あれは不味いぞ!』

 

「分かっている!」

 

『Divide!Divide!Divide!Divide!Divide!』

 

連続半減を行うが、その足に貯まるエネルギーが減る様子はない。咄嗟に回避行動を取ることで避けることはできたが、代わりに地面にクレーターが生成される。

 

「やはり、半減が効いていない」

 

「当然だ。お前は永遠と呼ばれるものを半減できるのか?」

 

「永遠、か・・・・・半減が通用しない相手、面白い!」

 

半減が効かないという今までに無い相手に、ヴァーリは心躍られる。

 

『ヴァーリ、気を付けろよ。半減が効かない以上、この勝負は純粋な実力がモノをいう。奴がどれほどの力を隠し持っているか・・・』

 

「誰に言ってる、アルビオン」

 

白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)の光の翼を展開して再び空中へと飛ぶヴァーリ。それをエターナルは地上から見上げる。

 

「俺はヴァーリ・ルシファー。死んだ先代魔王ルシファーの孫である父と人間の母の間に生まれた混血児だぞ」

 

ヴァーリの背中に、光の翼とは別に悪魔の翼が幾重にも生え出した。

 

「・・・ルシファー?」

 

「そいつは魔王の血を引きながら人間の血を引いているが故に白龍皇を宿すことができた冗談のような存在だ。こいつは過去現在未来において、最強の白龍皇になるだろう」

 

「最強の白龍皇ね・・・・・くだらん」

 

アザゼルの言葉に集まり始めていたグレモリー眷属等の他のメンバーが戦慄する中、悠時はただ一人、鼻で笑い飛ばした。

 

「・・何?」

 

「歴代最強だろうがなんだろうが、所詮は井の中の蛙だということを教えてやる」

 

『ゾーン!マキシマムドライブ!』

 

再び発動するゾーンメモリのマキシマムドライブ。しかし、今度はエターナルが転移するのではなく、エターナルの周囲に計24本ものメモリが出現し、一斉にエターナルの全身にあるマキシマムスロットに全て装填される。

 

『アクセル!バード!サイクロン!ダミー!エターナル!ファング!ジーン!ヒート!アイスエイジ!ジョーカー!キー!ルナ!メタル!ナスカ!オーシャン!パペティアー!クイーン!ロケット!スカル!トリガー!ユニコーン!バイオレンス!ウェザー!エクストリーム!イエスタディ!ゾーン!マキシマムドライブ!!』

 

全てのメモリのマキシマムドライブを発動し、発生した膨大なエネルギー”ガイアウェーブ”を緑色のオーラ”エターナルウェーブ”へと変換し、エターナルエッジに纏わせる。

 

「これで終わりだ」

 

エターナルエッジを振るい、”エターナルウェーブ”をヴァーリに向けて飛ばす。

 

『あれはまずいぞ、ヴァーリ!』

 

「分かってる!」

 

『Half Dimension!』

 

向かってくる”エターナルウェーブ”を半分にしようとする。が、その領域はいとも簡単に破壊される。

 

「何!?」

 

『領域を破壊しただと!?』

 

驚くヴァーリとアルビオン。そんな彼らの前にはすでに”エターナルウェーブ”が避けられるない距離まで迫っており、防御用の魔法陣を展開するも、抵抗虚しく魔法陣は砕け散り、鎧をも破壊してヴァーリを吹き飛ばした。

 

 

 

 

 

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