youth so immature   作:束白心吏

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youth so immature 1

~撮影終了後 撮影スタジオ~

 

 ジブン達『Pastel*Palettes』は、レギュラー番組を持つようになりました。

 ネット配信の番組に週一で、ですが。

 それでも、大きな進歩だと思ってます。

 ジブンが入った当初、パスパレがここまで有名になれるとは思ってもみませんでしたから………機材目的で事務所に入っていましたし。

 番組は結構人気で、今の所不穏な話──番組終了の噂も聞いていないので、唐突に終了ということはなそうです。

 

「終わったー! 皆、今日もお疲れ様ー!」

「アヤさんもお疲れ様です! 司会、とっても素敵でした!」

「結構噛んでたけどね~」

「ひ、日菜ちゃん! それは言わないお約束でしょ~!」

「大丈夫よ。前よりもうまくなってるわ」

「う~、千聖ちゃ~ん」

 

 彩さんが千聖さんに抱きつく。

 少し驚いた様子でしたけど、彩さんの頭をよしよしと撫でている。

 

「麻弥ちゃんもお疲れ様………麻弥ちゃん?」

「………うえ!? は、はい! お疲れ様です千聖さん」

 

 急に話しかけられビックリして、ジブンでも驚く程の声がでました。

 ………カメラ、回ってないっすよね!?

 そんなタレントらしい思考をしているジブンに、この境遇が板についてきたことを少しの驚きと共に理解しました。

 

「ふふっ、またコラムのこと考えていたの?」

「うぅ…お見通しですか………」

 

 千聖さんはフフフと笑い、頷く。

 見れば彩さんも………え、イヴさんも日菜さんも。

 

「私だけじゃないわよ。イヴちゃん日菜ちゃんも彩ちゃんも気付いていたわ」

 

 ま、マジですか………ジブンそんなに顔にでやすいですかね。

 確かにイヴさんも日菜さんも頷いていますし………。

 

「麻弥ちゃんは顔というか雰囲気に出るよねー」

「一生懸命考えているのが、マヤさんの全身から伝わってきます!」

「そ、そんなに分かりやすいですか? ジブン」

 

 思わず聞いてしまった。

 ジブン、少しポーカーフェイスとか鍛えた方がいいのかもしれないですね。

 いや、アイドルとしてそれはいかがなものかとも思いますが………。

 

「麻弥ちゃんは考え事してると、機材に反応しなくなるからね」

「え? まさかそれで判断されてたんですか?」

 

 彩さんの言葉に、確かに今日、あまり機材を見ていない事に気付きました。

 ………確かに、ジブンそういう意味ではわかりやすいかもです。ちょっと心外ですが。

 

「まあここにずっといたらスタッフさん達の邪魔になるわ。せっかくだし、移動しながら聞かせてくれる?」

「は、はい! 実はですね──」




初めまして。束白水吏(つかしろすいり)と申します。
まず、本作品『youth so immature 1』をお読みいただきありがとうございます。
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