打ち切り&突発的思い付き短編集   作:シエロティエラ

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プロット段階第二弾。
こちらも気分転換用のものになるかもしれない。




突発的思いつき二次創作②

◎物語世界観

 2019年現在において人気の「鬼滅の刃」と、「仮面ライダー響鬼」のクロスオーバー。活動世界は「鬼滅の刃」だが、炭治郎も無惨の血を入れられた「もしも」の世界線。物語スタートは原作よりちょっと前、まだ父親が生きていたころから。原作通り鬼となった禰豆子と己もヒトに戻るための過酷な運命に巻き込まれていく。

 本作における音撃戦士は魔化魍討伐と同時に、鬼とも戦う。しかしメインを魔化魍に据えているため、余程緊急の時じゃない限り、鬼狩りに鬼討伐を任せている。というか鬼狩りよりも音撃戦士の数が少ないので、全国で発生する魔化魍に手が離せない状態。またこれは筆者の独自解釈だが、己を鍛えに鍛えて鬼の境地に入るため、響鬼たち音撃戦士は、仙人の一種だと思われる。

 筆者の原作知識はアニメのみ。もし本書きが決めれば、原作漫画を購入して事前に読む予定。また拙いながら、炭カナ要素を入れていく所存。

 

 

 

◎主要登場人物

 

〇竈門炭治郎

 

 能力:音撃戦士化、清めの音、鬼化(鬼滅の刃)、血鬼術擬き

 使用武装:音撃棒・烈日(橙色)、音撃鼓、日輪刀

 

 ご存知「鬼滅の刃」の主人公。この小説(予定)では外泊せず、家に帰っている「もしも」。父親が存命のころに、偶然山で修業及び魔化魍退治している音撃師と出会い、ヒノカミ神楽と炭焼き、音撃修業を幼少からこなしていく。音撃は「鼓」の系統で、無惨襲来前に変身は出来るようになっている。音撃戦士云々は家族に秘密にしているが、なんとなく察せられいた。

 気質は原作と変わらず、遍く万象を照らす日輪を心に宿した少年。心優しく生真面目で快活だが、鬼の血が多少入ったことにより、少しだけ気性は荒め。音撃戦士として覚醒した影響で、無惨の束縛も自力で解くものの、人でも鬼でもない中途半端な存在となってしまう。

 例えば「日光で死なないが、日焼けによる痛みと焼け爛れが酷く出る」、「人よりも強靭な肉体と再生力を持つ」などなど。

 鬼との戦闘は原作通り日輪刀と呼吸を使うが、対象の鬼が真に己を顧みて消滅を願った場合は、音撃戦士として清める。だが無為に命を弄ぶ者や弱者を傷つける者に対しては、情け容赦なく刈り取る。頸を切り落とすか、烈火弾や烈火剣、鬼火で塵すら残さずに焼き尽くす。

 音撃師としての名前は、「刀鬼」。語源は「独り泣く」という意味の「片泣き」。これは筆者の想像だが、描写はなくとも心の奥底で、炭治郎自身も気づかぬ内に「あの日」について泣いていると思っているため。

 

 このほか善逸が「弦」、伊之助が「管」の系統の鬼になる予定。

 

 

 

 

 

 

◎もし書くなら入れる予定のオリジナルシーンプロット

 

 

 

「なに……あれ?」

 

 

 しのぶは目の前の光景が信じられなかった。先程まで低級の鬼と一戦交えていたが、突然その鬼の姿が消えたのだ。それが血鬼術による逃亡でないのは、眼前の光景で嫌でも認識させられていた。

 

 

「イヤダイヤダイヤダイヤダ、死にたくない死にたくない死にたくない!!」

 

 

 どの口が言うのか。

 そう感じる言葉を発しながら、先程まで戦っていた鬼が、ちょっとした家屋ほどの大きさだろう蟹にムシャムシャと食われているのだ。姉を殺した鬼への復讐のため、毒を飲み、修行をし、力をつけてきた。姉の仇ではないが、日輪刀と呼吸しか決定打にならないはずの鬼が、なんともわからぬバケガニに食われて絶命したのである。

 鬼を食い終わった蟹は、徐にしのぶに目と鋏を向けた。次は自分を食らう、そう理解できたが、道の存在を前にして判断に遅れてしまった。結果気付いた時には、回避が間に合わないほどの距離に、蟹の鋏が迫っていた。

 

 

「(ここで終わるの? 姉の仇も取れず、弱らせることもできないまま?)」

 

 志半ばどころか、布石さえも打てずに己が果てることに、しのぶはショックを隠せなかった。だがそんなしのぶは死ななかった。気が付けばしのぶは誰かに抱えられて蟹から離れており、件の蟹はひっくり返っていた。

 

 

「なにが……」

 

「無事か、胡蝶」

 

「あ……」

 

 

 声の方に顔を向けると、冨岡義勇がしのぶを横抱きに抱えていた。このことから、蟹からしのぶを助けたのは義勇であることがわかる。ならば蟹は誰がひっくり返したのか。

 再びしのぶは蟹に目を向け、この日何度目かの驚愕に目を見開いた。己の屋敷に度々運び込まれる若い少年たち、その三人が鋏を、足を、泡をよけ、蟹をかく乱している。そしてその間に竹筒を加えた少女が、怪我をした他の隊士を担いでしのぶたちの許に運んできていた。

 

 

「師範!!」

 

「……カナヲ?」

 

「師範……無事でよかった……」

 

 

 抱えられたままの自分に、継子で愛しい義妹のカナヲが駆け寄ってきた。きれいな双眼には安心からか、涙がにじみ出ている。竈門炭治郎と出会ってから、カナヲは感情を出すようになった。そんなカナヲが作り物ではない、心からの笑みを浮かべてしのぶの手を取った。

 

 

「カナヲ、何故ここに?」

 

「それが私にも。炭治郎たちが急に駆け出したので追いかけたら……」

 

「そうですか。それで、アレが何かわかりますか?」

 

「……私にはわからないです」

 

 

 しのぶの問いにカナヲは答えられなかった。しかし解は思わぬところから得られた。

 

 

「あれは魔化魍だ。胡蝶も聞いたことあるだろう」

 

「あれがですか? しかし話に聞くよりも大きさが……」

 

「魔化魍は人を糧とする。だが先も見た通り、鬼をも食べてしまう」

 

 

 義勇の言葉によって、いやでもカナヲとしのぶは理解してしまった。つまりあの蟹は人と鬼を喰らい、あの巨体と強さを得たということ。だがだとすれば、何故目の前の少年たち、炭治郎と善逸と伊之助が相手をしているかが理解できない。

 だがその答えもすぐに理解することになる。

 

 

「むー!!」

 

「終わったか。炭治郎!! 避難は済んだ!!」

 

 

 炭治郎の妹、禰豆子と義勇が避難完了を叫ぶと、それを聞いた三人に動きがあった。まず伊之助が突進して足を一本崩し、更に善逸がもう一本崩して転倒させる。最後に炭治郎が日輪刀の柄で下から突き上げ、再び蟹をひっくり返した。

 蟹が起き上がるまで時間がかかるのか、一旦三人は下がり、一列に並んで何かをした。しのぶたちには背中を向けているので、彼等が何をしているかわからない。しかし義勇と禰豆子は、その三人の背をしっかりと見つめていた。

 突如この戦場に、音叉と弦、そして笛の音が響き渡る。

 

 

「彼らは何を?」

 

「炭治郎たちはいったい……?」

 

 

 姉妹が問うも、二人は答えない。そして彼女らの目の前で、炭治郎は紫炎に包まれ、善逸に稲妻が落ち、伊之助を竜巻が覆った。そして次の瞬間、彼等が立っていた場所に、三人の偉丈夫が立っていたのだ。

 巌の様に鍛え抜かれた筋肉、それでいてスリムに引き締まった肢体。中でも目を引くのは、彼等の頭部に生えた角である。鬼のように生えた角、しかし感じる気配は邪ではなく、自然そのもののよう。

 

 

「まさか、彼等は?」

 

「そうだ。奴らこそ魔化魍の退治屋、鍛錬の果てに人を超えたもの。俺たちの仇敵とは真逆の存在、『鬼』だ」

 

 





 繰り返し書きますが、あくまで突発的な思い付きであり、連載すりかどうかも決めてません。そもそも書かない可能性も高めです。
 お試し一シーンも、シッカリ原作を読んでいる方からすれば、「何抜かしてんのお前?」と言われるものでしょう。
 仮に連載二次創作とする場合はしっかりと原作を熟読いたしますので、なにとぞご容赦を。

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