今回の話は、銀昇格後のお話。
――――奇妙なことになったものだ。
四方世界に来訪してより早二年、今や銀等級の冒険者となった『鬼斬り』は、久方ぶりに純粋に困惑していた。
その原因は、自らの影のように側を離れない儚げな見た目をした白髪紅眼の少女だ。
この白髪の少女は、銀等級になるための昇格依頼で、討伐対象であった混沌の軍勢の残党である
里において、アルビノが不吉・凶兆とされていたこともあって、体こそ穢されなかったようだが、碌な扱いを受けていなかったらしい。
――――だからといって、いきなり首を差し出すとはな……。
何をとち狂ったのか、少女は『鬼斬り』の強さに惚れたといい、自身を殺してくれるように懇願してきたのだ。
――――少数の鬼が正気を取り戻して、殺してくれと言われたことはあるが、流石にあれは初めての経験だったな。
しかも、質の悪いことに少女は狂気に冒されたわけでもない。彼女は心の底から、『鬼斬り』の手にかかることを望んでいたのだから、始末に負えない。
彼女の目はどう見ても本気だった。鬼殺隊の柱として、覚悟が決まった者達を見てきた彼がそれを見紛うことはありえなかった。
どうにか説得して諦めさせたものの、冒険者ギルドの事情聴取と報告が終わってからが問題だった。
少女は、『鬼斬り』の奴隷になりたいと言いだしたのだ。
これにはギルドも『鬼斬り』も困惑した。折角、奴隷身分から解放されたのに、なぜまたと。
考え直せと説得するギルド職員や『鬼斬り』を尻目に、少女は頑なだった。
ギルド職員が根負けして、その路線で行こうとしたくらいだから、筋金入りと言えよう。
とはいえ、三姉妹の件で懲りていた『鬼斬り』がそれを受け容れるはずもなく、彼は「奴隷は必要としていない」と明確にそれを拒否した。
すると、少女は自分を剣の糧として欲しいと懇願し始めた。彼から離れるくらいなら、せめてその手で殺して欲しいと。
流石の『鬼斬り』もこれにはお手上げだった。少女は本気だということを嫌というほど理解出来てしまったからだ。
「何をしたんですか?」と言わんばかりのギルド職員の痛すぎる視線が突き刺さる。
結局、『鬼斬り』は妥協した。仲間としてなら、受け容れると。
少女が、彼が求めていた優れた魔術師であることは、道中散々邪魔されたことから知っていたし、必要もないのに命の灯火をかき消すのも御免だったからだ。
結果、その場で彼女は冒険者登録を行い、晴れて白磁等級の冒険者となった。以来、どこへ行くのにも付いてくるようになったというわけだ。
――――昔から女に甘いとは言われたが、そんなに甘いか?俺は普通に接しているつもりだが……。
『鬼斬り』の致命的な失敗は、彼の女性に対する接し方が、前世の現代基準になっていると言う点である。
基本、男尊女卑がまかり通る幕末の世や、四方世界においてそれが女性側にどう思われるのか、彼は未だ理解していなかった。
「主様、何かお考えことですか?」
知らず知らずの内に足を止めていた『鬼斬り』に、少女の声がかかる。
「いや、なんでもない。行くぞ」
考え事をしていても、『鬼斬り』の足はしっかり目的地へ向かっていたらしい。目前には、王都の冒険者ギルドが見えた。
彼は考えても仕方がないと頭を振ると、ギルドの扉をくぐったのだった。
「……おい、あいつ」「あれが、あの……」
竜巫女とその主がギルド内に入ると、少なからずざわめきが起こる。
それは竜巫女の主が在野最上級の銀等級の冒険者ということもあるだろうが、それ以上にその所業が話題になっているのだろう。
曰く『首狩り』、『死神剣士』と。
主の斬首は癖だと竜巫女は聞いていたが、周囲からみればその徹底ぶりは異様にうつるらしく、異名にさえなりつつあるようだ。
決定的だったのは、竜巫女がいた群を殲滅したことらしいので、申し訳ないと言う気持ちを彼女は多分に抱いたが、同じくらい誇らしかったのも事実であった。
「『鬼斬り』さん、今日はどのようなご用件でしょうか?」
竜巫女達の姿を確認したギルド職員がわざわざ要件を確かめに来る。
通常ならありえないことであるが、竜巫女の主は、この一ヶ月間の王都滞在で色々やらかしたらしく、また何かやらかすのではと警戒されているらしい。
「いや、そろそろ王都を離れるのでな。その挨拶と、最後に一つくらい依頼をこなしていこうかと思っただけだ」
「そうですか。それはご丁寧にありがとうございます。依頼は、ちょうど一つおすすめがあるんですが、聞かれますか?」
「ああ、頼む」
主に依頼されたのは、つい二、三日前に王都近郊に突如出現した館の調査だった。
王都の近郊ということで、すぐに軍が動いたが、館の中には入るどころか辿り着くことすらできない有様。仕方ないので、冒険者に調査を依頼したところ、ある一定以上の人数がいると館に辿り着けないことが判明した。
その数は僅か三人で、今いる銀等級の一党は殆ど四人以上であり、数少ない三人以下の一党は王都を離れているということだった。
そこで
「依頼内容は、館内部の調査、可能ならば館が現れた原因の排除か。ふむ、そうなると――――」
主が言葉を切って、竜巫女を見つめる。
その目は、言外に連れてはいけないと告げていた。
「そうですね、基本的には『鬼斬り』さんへの依頼となりますので。それでもついて行くというのならば、自己責任となります」
「構いません、主様が行くところなら、私はどこへでも参ります!」
「だ、そうだ」
「そのようですね、ははっ」
竜巫女の力強い宣言に、主は諦めように笑い、ギルド職員も乾いた笑いを漏らすのだった。
「さて、思った以上にあっさり辿り着けたが、これはどういうことだろうな?」
『鬼斬り』が背後に目をやるが、今し方通ってきたはずの扉はどこにもなかった。
今、彼は調査を依頼された館の内部へと侵入したところだったのだが、早速の異常に眉を顰める。
「主様、これは侵入者を逃がさない為の仕掛けかと思われます。ギルドも内部調査はしたとは言っていませんでしたし、元々この館はそういうものではないのでしょうか?」
竜巫女は少し考えながら、所見を述べる。
「なるほど、そもそも少人数しか辿り着けないのは、誘い込んで確実に殺すための罠だからか」
「……ほう、少しは考える頭のある奴が来たらしいな」
「何奴!?主様に非礼であろう!早々に姿を現しなさい!」
聞き覚えない声が聞こえ、竜巫女が叱責するように誰何する。
「やれやれ、鼻息の荒いお嬢様だ。これは面倒な相手に声をかけてしまったかな?」
そんなことを嘯きながら、姿を現したのは人ではなく烏だったことに、『鬼斬り』と竜巫女は瞠目した。
「烏が魔法の気配もないのに喋ってる!?」
竜巫女が驚愕を露わにする一方で、『鬼斬り』は懐かしさすら感じると共に、明確な違和感を抱いた。
これは鎹烏のように、言葉を学習した烏が喋っているわけではないと。
「落ち着け、烏が喋っているわけではない。その口を利用して、人が喋っているだけだ。そうだろう、魔術師?」
「ほう、使い魔でないと看破したその娘もそうだが、魔法の気配がないと聞いて尚、なぜ私が魔術師だと?」
烏の目は鋭い、それは見定めるように二人を観察するものであった。
「鳥に人語を話させようとすれば、それは特徴的なものになる。そうでなくとも、なにかしら違和感を抱かせるものだ。
だが、お前の話し様にはそれがない」
断定するように言う『鬼斬り』に、竜巫女は目をキラキラさせ、烏は感心した。
「なるほどな、これは本当に当たりを引いたかもしれんな。少なくとも、今までの奴のように、私の正体について考えを巡らせもしない盆暗ではないようだ」
「俺達以前にこの館に入り込んだ者が?」
「ああ、少なくとも15人は入ってきているな。
大方、この館に財宝でも隠されていると思っていたに違いない。全く、いつの世も、人の欲望には限りがないものだ」
「ふむ、それでお前は、俺達に何をして欲しいのかな?」
「……察しのいい男だ。まあ、話が早いのは悪いことではない。貴様らに頼みたいことはただ一つ、この館を根城にしている
「不死の呪術師!?」
竜巫女が驚愕の声を上げる。それも当然、こんな王都近郊で遭遇していいレベルの怪物ではないのだから。
それが不死の呪術師という存在なのだ。
「そうだ、奴はこの館に陣取り、彷徨い込んだ愚か者を自らの手駒とし、死者の軍団をつくりあげようとしているのさ」
「……死者の軍団か、ぞっとしない話だ」
死後を弄ぶなど、鬼でもやらぬ鬼畜の所業である。自然と『鬼斬り』の声には鋭いものが混じっていた。
「主様、これは想像以上の案件です。今すぐ戻ってギルドに報告すべきです」
竜巫女は、主のやる気を感じ取りながらも、勘気を被る覚悟で進言していた。
彼女からすれば、どう考えても一冒険者がどうこうする案件ではない。明らかに国が動くべき案件なのだから。
「それは無理なんだろう、魔術師?」
「本当に察しのいい男だ。その通り、お前達がこの館を出るには奴の手駒となるか、奴を倒す以外に方法はない。
元より、この館は生命あるものを逃がさぬ為の儀式場なのだ」
烏の答は、およそ『鬼斬り』の予想通りであった。そうでなければ、これ見よがしに入り口を消したりはしまい。
「そんな……」
竜巫女は、その絶望的な答に顔を俯かせた。
――――折角、生きる意味を見つけたのに!ようやく、父の言ってたことが理解出来たのに!
「おい、なぜそんな顔をして俯く?お前は、まさかお前が主と仰ぐ者がそんなに弱いとでも?」
「いいえ、いいえ、けしてそんなことはございません!主様の強さは誰よりも理解しているつもりです。で、ですが……」
『鬼斬り』の強さを知り、魅せられ信仰していると言っても過言ではない竜巫女ではあったが、それでも不死の呪術師に『鬼斬り』が勝てるという確信は持てなかった。
それ程に不死の呪術師というのは恐ろしい怪物であり、ある意味では
「やれやれ、思っていたほど信用されていないようだな。
まあいい、それならよく見ていろ」
「おい、貴様、いやに自信ありげだが、本当に大丈夫なのか?奴の魔法と奴の手駒は、その娘の言うとおり厄介だぞ」
「だろうな……。それより、奴の居場所は分かっているのだろう?案内して貰おうか」
「……本当に大丈夫なんだろうな?」
僅かの躊躇も見せない『鬼斬り』に、烏は少し不安になりながらも案内するのだった。
――――ほう、また生者が入って来たか。ククク、人とはなんとも愚かな者よな。
確実にこの館に囚われることになるであろうことを思い、不死の呪術師はほくそ笑む。
手駒が増えれば増えるだけ、封印の負荷は小さくなり、いずれ自身をこの館に縛る忌々しい封印を砕くことが出来るだろう。
――――あの馬鹿弟子は、未だ足掻いてはいるようだが、無駄なことよ。
自身が不死の呪術師となるために生贄と捧げた愚かな弟子を嘲笑う。
生贄にされながらも自身をこの館に縛り、異次元への封印を成し遂げたのには驚かされたものだが、すでに封印は綻びつつある。
こうして現世と繋がり、生者が彷徨い込んでいるのが何よりの証拠だ。
――――どうせ生贄にされるのだからと、我が身も省みぬ
着々と手駒は増えており、自身を縛る封印の負荷は徐々に軽くなっているのが実感出来る。
――――まさか、使い魔の烏に魂を移すことで逃げ延びられるとは思わなんだが、烏の身では何も出来まい。魔法が使えても、お前はこの部屋の扉すら開けられないのだからな。
不死の呪術師は、今も無様に生き延びているであろう愚かな弟子の無力を嘲笑する。
恐るべき怪物が解き放たれる時は、刻一刻と迫っていた。
「奴はあの部屋から出ることが出来ない。そういう風に封じてやったからな。
だが、奴は恐るべき魔法の使い手だ。奴の視界に入れば、雨霰と魔法が放たれるだろうよ」
地下祭壇へと続く扉の前で、烏は不死の呪術師の脅威を語る。
彼にとっては忌々しいことだが。師であった不死の呪術師は一流であり、魔法の腕は確かだ。少なくとも、所在なさげに『鬼斬り』を見つめる竜巫女では、到底抗うことは敵うまい。
「心配は無用。思ったより広くはないし、距離もない。十分に殺せるだろう。
いい機会だ、新しい刀のお披露目といこう。この刀に《
「は、はい!
竜巫女の
「確かに、それなら奴に有効なダメージを与えられるだろうが、本当に一人でやるのか?」
不死の身体を持つ不死の呪術師には、通常の物理攻撃では効果が薄い。そういう意味では、《力与》は有効な手段ではあった。
しかし、一人でやるというのが、烏には理解出来ない。確かに竜巫女は、魔術師としては及ばないだろうが、それでも腕のある呪文遣いなのだ。多少の助けにはなろう。
「はっきり言うが、足手まといだ。俺の合図で扉を開けたら、二人とも下がれ。いいな?」
『鬼斬り』の言葉には、反論を許さぬ強さがあった。
烏がそれ以上、何も言う気がなくなり、竜巫女が黙って頷くほかなかったのも無理のないことであった。
『鬼斬り』は扉が少し離れた場所に立つと、懐から短刀を取り出して抜き、その場で二度三度軽く跳んだ後に叫んだ。
「今だ!」
竜巫女が勢いよく扉を開け放つ。
《雲の呼吸 壱ノ型 驟雨》
瞬間、雷鳴が轟き、『鬼斬り』は姿を消したのだった。
――――ククク、愚か者め。まんまと真っ正面から突っ込んでくるとは!
地下祭壇にある不死の呪術師が座る玉座は、地下祭壇へと続く扉の真っ正面にある。当然、侵入者があれば丸わかりであり、迎撃も容易なのだ。
よって、手駒も既に配置してあり、侵入者を封殺する準備は万端であった。
――――扉が開くと同時に、《
故に扉が開け放たれた時に、すでに火球は準備済みだった。
そして、その火球の大きさときたら、凄まじいものがあった。間違いなく彼は、魔術師として一流なのだろう。
「……
最後の真言と共に放たれる火球は、狙い過たず地下祭壇の入り口を灼いた。
「む、誰もおら――――ガァッ!?」
タイミングはドンピシャだったはずだというのに、《火球》には誰も巻き込まれているようには見えない。
不審を感じた不死の呪術師だったが、次の瞬間それどころではなくなった。なにせ、彼の胸を短刀が貫いていたからだ。
それも半端な痛みではない。まるでそこから力が失われていくように、存在が削り取られるが如き痛みだった。
「グガガガガ」
抜こうとするが、触ること自体が禁忌のようで、さらなる激痛が不死の呪術師を襲う。
――――馬鹿な、なんだこの短刀は。まるで太陽の光を直接浴びたような……。
「まさか、こうなるとは思わなかった。望外の幸運だったな」
不死の呪術師前には、いつの間にか一人の剣士が立っていた。
――――こうも簡単に近づかれるとは!手駒はどうした!なっ!?
ありえぬ事態に驚愕しながら、激痛に苛れつつも手駒の状態を確認して、不死の呪術師は絶句した。
彼の手駒である冒険者あるいは仕掛け人の
「固めておいてくれて助かった。これ見よがしに、正面の玉座に座っていてくれたことにも感謝しよう。
死後を弄ぶ悪鬼よ、お前に慈悲はない」
ならばと、魔法を放とうとするが、それよりも早く剣士の刀が閃き、不死の呪術師の首を刎ねた。
あまりに呆気ない不死の呪術師の最期であった。
「斬滅完了」
剣士の納刀の音だけが、地下祭壇に響き渡るのだった。
「……はぁっ!?」
烏は、己の目を疑った。
瞬殺、まさにそう形容するほかない。数多の侵入者の命を奪い、自身の手駒としてきた邪悪な不死の呪術師は、今ここに討ち果たされたのだ。
――――馬鹿な、あいつ何者だ!不死の呪術師だぞ、なり損ないの
刀を納め、ゆっくりとこちらへ戻ってくる無傷の『鬼斬り』の姿に、烏は心から畏怖を抱いた。
剣士を馬鹿にしていたつもりはない。だが、心のどこかで、魔法より下に見ていたのは事実だ。
だが、どうだろう?目の前の現実は!これを見て尚、剣士が魔術師に劣るなど、どうして言うことが出来ようか!
「主様、流石です!ああ、私は何という愚か者だったのでしょうか」
感極まった声で、恍惚の表情を浮かべる竜巫女に、烏はひいた。
それは恋慕などという生やさしい感情では断じてなかった。
――――これは崇拝であり、信仰だ。いや、混血とは言え蜥蜴人なら無理もないのか?
蜥蜴人の友人がいたので、彼らの価値観は烏もそれなりに知っている。
それを考えれば、竜巫女がこうなるのも無理はないかもしれない。なにせ、剣など握ったことすらないおのれでさえ、一瞬とはいえ、憧憬の感情を抱いたのだから。
――――極まった技術は、魔法と変わらないというわけか……。確かにお前の言うとおりだった。
今は亡き旧友の言葉を思い出し、烏は内心で苦笑する。つくづく、あいつの言ったことは正しいことが多かったものだと。
「魔術師、お前はどうする?」
そんなことをつらつらと考えていた烏に、『鬼斬り』の声がかかけられる。
もう、戻って来ていたようだ。見れば。竜巫女もすまし顔で、すっかり元の様子である。
「どうすると言われてもな……。奴を討つことが唯一の心残りだったからな」
生贄を使うような外道に堕ち、悪しき
こうして討ち果たされた以上、最早現世に残る意味はない。
「良ければ、俺達と共に来ないか?」
「何?」
「折角の縁だ。これでお終いというのも味気なくはないか?」
「ふむ……」
意外な『鬼斬り』の提案だったが、烏は悪くない提案だと思った。
これ程の剣士に誘って貰える事自体が誉であったし、彼自身、今の世界への興味があることも否定出来ない。
そして、彼とて男である。若い頃は冒険者への憧れがなかったわけではないのだ。
――――こいつと一緒に行けば、普通じゃ見れないものが見られそうだ。よしっ!
「いいだろう。今の世にも興味があったところだ。飽きるまでは、貴様らについて行ってやろう」
「こいつ、主様に!」
「いい、まあ、そう来なくてはな。簡単に腑抜けになられても困る。
さて、では名乗ろう。俺の名は――――」
「ふん、そうだな。俺の名は――――」
烏は、数百年ぶりに、己の名を名乗ったのであった。
只人の剣士と混血の蜥蜴人の魔術師、そして、死人占い師の烏。奇妙な一党がここに結成されたのだった。
鬼鬼コソコソ話
この不死の呪術師は烏の師匠で、弟子を生贄にすることで、不死者と到りました。ちなみに魂は捧げられる前に烏に移してあり、肉体しか捧げられていない為に、儀式は完遂していません。なので、当人に自覚はありませんが、不完全体でした。日輪刀が必要以上に効いたのはそういうことです。