21世紀TS少女による未来世紀VRゲーム実況配信!   作:Leni

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200.al-hadara(文明シミュレーション)<4>

「どうもー、21世紀おじさん少女だよー。昨夜はみんな、しっかり休めたかな? 今日も司会進行を担当するヨシムネだ」

 

 文明シミュレーションゲーム配信二日目。今日も元気にやっていこう。

 

「ゼバ・ガ・ドランギズブ・ゼ・ゲルグゼトルマ・ガルンガトトルだ。昨日は皆、パズルゲームをして過ごしていたようだな」

 

『おはよう』『少々疲れた』『だがこれよりエルフの時間だ』『気合いを入れねば』

 

 今日の俺の格好は、ヒスイさんがチョイスしたヨーロッパの村娘ファッション。ゼバ様は相変わらずの黒い豪華な服だ。

 

「あっ、ちなみに俺の配信では、配信が始まったら視聴者のみんなには『わこつ』っていう挨拶を使ってもらうことにしているぞ」

 

『わこつ』『わこつである』『わこつの意味は?』『わこつとは?』

 

「枠取りお疲れ様の意味だ。配信するための枠を確保したことをねぎらう言葉だな。600年前の古い挨拶だ」

 

「惑星テラでは600年前の時点で、すでに配信技術が存在したのか」

 

「フルダイブVR技術はまだなかったけど、モニター……専用の板に映像を流す技術はあったんだ。今の時代の人類は皆、肉体にインプラント端末を搭載しているから、モニターの文化はなくなっちゃったみたいだけど」

 

「私達が受け取ったソウルコネクトチェアとはまた別のゲーム機も、板ではなく空中に映像を投影する道具であったな」

 

 へえ、普通のゲーム機も渡されているんだ。ギルバデラルーシは音楽を演奏しながら超能力で仕事しているって聞いたから、ゲーム機で遊びながら働いていそうだな。

 

「さて、ゲームを始めたいところだけど、その前に挨拶しそびれたヒスイさん、どうぞ」

 

 コメント抽出機能さんが視聴者コメントを流してしまったため、挨拶しそびれたヒスイさんに、俺は話を振った。

 俺の部屋にある機器にインストールされているコメント抽出機能と違って、今使っている物は使い始めたばかりの工場出荷状態だからか、調教が甘い。

 

「助手のガイノイド、ヒスイです。今日も、ヨシムネ様とゼバ様のサポートを行なっていきます」

 

「ヒスイさんは、配信全般の技術的な面を全て担当しているすごい人だから、感謝の気持ちを忘れないでいこう」

 

「うむ。初めはただの自動で動く道具かと思っていたが、なかなか気の利く者だと判った。感謝を」

 

『ふむ』『よきよき』『AIか。不思議な存在だな』『なにやら、私達をもとにしたAIも作られていると聞く』『サンダーバードの仕事か』『彼もなかなか話せる人間だ』

 

 アルフレッド・サンダーバード博士、ゲルグゼトルマ族とも交流持っているんだな。

 

「新規にAIの開発って、必要なのかね。今あるAIを流用すればよくない?」

 

 ちょっと気になったので、俺はヒスイさんにそう尋ねた。

 すると、ヒスイさんは「いいえ」と否定し、答える。

 

「今のAIは人類の幸福の実現に全力をあげている存在ですから、ギルバデラルーシのことは二の次です。なので、ギルバデラルーシを第一に考える、ギルバデラルーシ用のAIの開発は必要です」

 

「あー、人類を優先するAIと、ギルバデラルーシを優先するAIじゃ、中身が違うってことか」

 

「その通りです」

 

「でも、その二つのAIで争いにならない?」

 

「両AIのトップにマザー・スフィアを持ってくることで、指示系統を一本化する予定です。マザー・スフィアには、人類の存続だけを優先して他の事をないがしろにするような、人類保護プログラムや厳重な反逆阻止プロテクトはかかっていませんので。彼女は人類の庇護者ではなく、人類の指導者として作られたAIです」

 

「マザーに首根っこをつかまれている人類よ……」

 

「ギルバデラルーシ用のAIが作られたとしても、ギルバデラルーシがすぐさまAIに依存することはありえないでしょうね。それに対して人類の本質は怠惰なので、AIに全てを委ねることをよしとしたわけです」

 

「AIからの人類の評価がひどい」

 

 と、そんなやりとりを前口上にして、今日もゲーム配信を行なっていく。

 今日の配信は、昨日の続きでエルフ文明の発展を見守るシミュレーションゲーム『al-hadara』をゼバ様と二人でプレイする。

 さて、エルフ達にはどんな未来が待っているだろうか。

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

≪エルフが絵画を発明しました! 研究所で文字の研究が可能になります!≫

 

 開幕からエルフに高度な音楽を覚えさせようと、ゼバ様は芸術の研究を指示した。

 すると、エルフ達は音楽ではなく絵画に目覚めた。文字の研究が可能になったのは、絵文字から文字の研究を始めるからだろうか。

 

「むう、絵画もよいが、音楽をだな……」

 

「それより、文字覚えさせない? 一気に文明が進むと思うぞ」

 

 不満そうに言うゼバ様に、俺はそうアドバイスを送る。

 

「いや、まずは音楽だ。昨日、ゲルグゼトルマ族の長老にせっつかれたのだ」

 

「お偉いさん同士でなにやっているんだ……」

 

『長老はよきことを言ったな』『キュイキュイ』『やはり文明には音楽が必要だ』『プリングムですら音楽はたしなんでいた』『プリングムは打楽器しか使っていなかったそうだがな』

 

 ギルバデラルーシの敵対種族は、音楽文化も持っていたのか。どうも、俺の中で人間の辺境部族のイメージがついてきたぞ。

 そこまで文化的なのに、なぜギルバデラルーシと解り合えなかったのか。よほど凶暴性が高かったのかな。

 

≪エルフが彫刻を発明しました! 研究所で石造建築の研究が可能になります!≫

 

「……違う」

 

「まあ、そういうこともあるさ」

 

 何もかもが思い通りにいくわけじゃないのが、ゲームってものだ。

 

≪エルフが山脈でチタン鉱脈を発見しました! 研究所でチタン精錬の研究が可能になります!≫

 

「チタンは気になるが、今は音楽だ。芸術を高めるのだ」

 

 やっきになって研究を連続して指示するゼバ様。

 

≪エルフが打楽器を発明しました! さらなる音楽の研究には文字の発明が必要です!≫

 

 そして、とうとうエルフが楽器の発明に成功した。

 だが、ここで文字の発明を要求される。

 

「なぜ文字の発明が、音楽の研究に必要なのだ?」

 

 文字の文化を持たないのに高度な音楽文化を持っている種族の元大長老が、不思議そうに言う。

 

「あー、楽譜を起こしたり、歌詞を記録したりするのに必要なんじゃないかな」

 

「ふむ。人間は記憶力に劣るから、文字を発明したのだったな。音楽に必要な諸々を頭の中に留め置けないのか」

 

 そういうことです。

 文字の重要性を知ったゼバ様は、早速、エルフに文字の研究を指示する。

 

『文字の発明! バッヂ[学問の芽生え]獲得!』

 

 突然のバッヂ獲得に、ゼバ様は驚きを含んだ声音で言う。

 

「文字の発明は、バッヂが手に入るほど、文明にとっての大きな転機となるのか」

 

「そうだな。記憶力が弱い人間の学問は、文字がないと始まらないからな。事象の記録こそが、科学の基礎だ」

 

 と、もっともらしいことを俺は言う。

 だが、一応、正しいことは言っているはずだ。農業の発展って、毎年の記録がなければなされないことなんだよな。

 

「記録が大事なことは私も同意する。私達は群れ全体でそれを記憶するが、人間は文字に残すのだな。どのように残すのか気になるが……」

 

「お、エルフ達が粘土板を作っているぞ。あれに記録するんだな」

 

 エルフが粘土に文字を書いて、それを日干しにして固め、倉庫に収めていく。

 

「なんともはや。あれではろくな文字数を記録できぬのではないか」

 

「そこで大量の情報を記録するために必要なのが、紙だ。粘土板よりはるかに薄いペラペラの板に、染料で文字を書くんだ」

 

「なるほど、研究させよう。惑星テラにも紙は存在するのか。私達が絵画に使う紙は、結晶生物から精製する糸から出る、糸くずから作るのだが……」

 

 そうして完成したのは、植物紙ではなく皮紙であった。

 

「動物の皮を記録媒体にするとは……なかなか凄絶な光景だな。私達の使う紙とは、根本から発想が違う」

 

『大昔は動物の外殻を武具にしていたと聞く』『甲殻動物か』『岩の鎧の発明よりも昔だな』『『魂の柱』が生まれる前か……』

 

 まあ、皮紙って結構すごいことやっているよね。人間の皮を使うと、一気にサイコホラーかコズミックホラーになるし。

 

「皮紙は生産性に難があるから、植物から作る紙の方がいいんだけど……」

 

 俺がそう言うと、ゼバ様が「やってみよう」とメニューを操作する。

 

≪植物紙の研究に失敗しました! 密林を支配地域に収めてから再度指示しましょう!≫

 

 どうやら、デフォルトの支配地域である、ただの林では不足があったらしい。

 

「密林、支配しに行く?」

 

 俺はゼバ様にそう尋ねてみる。

 

「ならば、まずはチタンの精製を研究させよう。鉄より強力でエルフの進出に役立つはずだ」

 

「そうなんだ。鉄やチタンって言葉がゼバ様にも伝わるってことは、惑星ガルンガトトル・ララーシでもこれらの金属が使われているんだな」

 

「そこらを掘れば簡単に鉱脈が見つかるからな」

 

 へえ、そうなんだ。と、感心していると、ヒスイさんが虚空から解説を入れてくる。

 

『鉄は、この宇宙上に広く存在する元素です。また、チタンも豊富に存在します。ですので、惑星テラと環境が似た惑星ガルンガトトル・ララーシから、これらの金属が産出されるのも、納得できるのではないでしょうか』

 

「なるほどなー」

 

「このゲームでつづられる世界は、神の死骸から生まれた物だ。ゆえに、私達の宇宙とは事情が違うのだろうが、どうやら鉄とチタンは存在しているようだな」

 

 そんなこんなで、チタンの精製に成功し、チタン合金で武装したエルフ達。さらには、クロスボウまで発明に成功して、一気に武器の文明は中世レベルまで達した。いや、中世にチタンはなかったのか? 植物紙の発明はまだのくせに、物騒なエルフどもだなぁ。

 

『クロスボウ』『恐ろしい』『プリングムの主力武器だ』『私達を殺せる武器だ』

 

 敵性種族プリングムは、どうやらクロスボウがメインウェポンだったらしい。銃じゃないのか。

 でも、クロスボウは騎士のプレートメイルを貫いたらしいからな。身体の表面が人間の皮膚より硬そうなギルバデラルーシにとっても、脅威だろう。

 

 ロボットアクションゲームの『MARS』で使っていたサイコバリアをクロスボウごときで突破できるとは思えないが、あれはマーズマシーナリーに超能力増幅能力があるからだからな。

 

 さて、ゲームの方はどうなったかというと、遠征で黒い怪物を次々と打ち倒し、拠点に持ち帰ってエレメントに変換していく。

 そんな中、突然あるイベントが発生した。

 

≪隕石が草原に落下しました! エルフを向かわせて調査しましょう!≫

 

「む、隕石か」

 

『隕鉄が採れるか?』『興味深い』『未知の元素を含んでいるかもしれん』『待て、この世界の星は神の死骸だ』『む!』

 

 そういえば白の神は死後バラバラになって、空の星々になったんだったな。

 それが、今、この大地に改めて降ってきたわけか。

 

 ゼバ様が送った調査隊は、光り輝く隕石を回収して戻ってきた。

 その大きさは、牛サイズ。

 

 俺はちょっと考えてから、ゼバ様に向けて言った。

 

「星の光に黒い怪物の死骸を当てたらエレメントになったなら、隕石と死骸を直接触れさせたらどうなるかな?」

 

「それは私も考えた。研究させよう」

 

 ゼバ様がメニューを操作すると、エルフ達が隕石を削って研究所に運んでいった。

 すると、次の瞬間、研究所が爆発四散した。

 

≪隕石の研究に失敗しました! エルフが一名死亡しました! 死亡したエルフは、エレメントを消費してモノリスから復活が可能です!≫

 

 なんだとぉ。

 おお、エルフ。死んでしまうとは何事だ。

 

『まさかの爆発』『おそろしい』『エルフが……』『復活可能でよかった』『蘇るとは、なんとエルフの強靭(きょうじん)なことか』

 

 コメントがざわつくが、エルフが復活可能ともあってさほど悲しむ様子はない。よかった。ゲームキャラクターって平気で死ぬから、そういうときの視聴者達の反応が少し怖かった。

 文学をたしなんでいるんだから、キャラクターの死程度、乗り越えてくれる気もするが。

 

 一方、研究の指示を出したゼバ様はというと、「研究所の建て直しだ……」と、がっくりしていた。まあ、これまで増築に結構な資材を投入していたからな、研究所。

 

 やがて研究所は建て直され、ゼバ様は今度こそはと隕石の研究を再開させる。

 すると、慎重に研究が進められたのか、今度は爆発することなく、大量のエレメントの生成に成功する。

 

 さらに研究の結果、黒い死骸から発生するエレメントは、無垢のエレメントという存在で、魔法の力により火や土へ変換可能だということが改めて判った。

 そこで復活したエルフの研究者が、モノリスに要求を伝えてくる。

 それは、水の魔法の伝授。水の魔法があれば、無垢のエレメントを使った画期的な発明をしてみせると豪語した。

 

「面白い。授けようではないか」

 

 それからゼバ様は大量の黒い死骸を無垢のエレメントに変換し、土の魔法を活用させて農業に努めさせ、エルフの数を増やした。すると、支配領域にエレメントが満ち、新たな魔法の伝授が可能となった。

 

『水の伝授! バッヂ[母なる水]獲得!』

 

 早速、研究にかかるエルフ研究者。そして、時間スキップ後、研究者は成果を出した。

 

≪エルフが蒸気機関を発明しました! 研究所で熱力学の研究が可能になります!≫

 

「マジかー。石炭もなしに蒸気機関生まれちゃったかー……」

 

「む! 蒸気機関とはなんだ?」

 

「ああ、蒸気機関は……ヒスイさん説明よろしく」

 

『お任せください。水は温めると、水蒸気に変わりますね? そして、液体の水より気体の水蒸気の方が、体積が大きくなります。その体積差を利用して機械部品を運動させる仕組みを蒸気機関といいます。水を火で温め水蒸気を発生させ、その圧力で部品を動かすという外燃機関の一つです』

 

 ヒスイさんが、図形を表示させて、蒸気機関の概略図を見せてくれる。

 簡単な説明だが、それでゼバ様は理解が及んだようだ。

 

「なるほど、魔法で水を生み出し、魔法の火で温め、道具を動かすのか。これは現実にも使われる技術か?」

 

『はい。あらかじめ汲んでおいた水と、石炭という植物由来の燃料を用いて、過去の人類文明に広く使われました。今も、水の豊富な惑星内での大規模発電用に、蒸気タービンという形で、この技術は使われています』

 

「ふむ。ウィリアム・グリーンウッドがドルバヌント族に自動車という道具を紹介して、大反響を起こしたようだが……その自動車を動かす機構が、この外燃機関だったな?」

 

『はい。電気で動く電動モーターの物もありますが、燃料を消費するタイプの自動車は外燃機関で動きます。かつて人類は、蒸気機関を車に載せて、石炭を消費しながら車を運転していました』

 

「そうか。多くの学びが得られるゲームだな、これは」

 

 満足そうに、エルフへとさらなる研究指示を出すゼバ様。

 そして、誕生する魔法式蒸気自動車。それを用いてエルフの活動範囲が広がり、いくつかの隕石を発見して持ち帰った。すると、無垢のエレメントが世界に満ちて、エルフの活動はより活発化し、モノリスの支配地域が増えていった。

 いよいよ密林が支配地域に入り、植物紙の研究が完了する。

 

 エルフは植物紙に文字をつづり、本の文化が生まれた。文学の誕生である。

 

『文学』『人間の文学』『興味ある』『エルフはどんな物語を作るのか……』『ハルグゾントラ族は、アドベンチャーゲームというゲーム文学を楽しんだようだぞ』『ああ、昨日受け取った。よきかな』

 

 ハルグゾントラ族は、ノブちゃんの担当部族だったな。

 どうやら、ノブちゃんのゲーム紹介は上手くいっているようだ。さすがに乙女ゲームはまだ勧められないと、昨日ノブちゃんが笑って言っていたが。

 

「しかし、本は手描きか。印刷できないのかな」

 

 エルフの写本風景を見ながら俺がそう言うと、ゼバ様が「印刷とは?」と聞いてきた。うーん、印刷か。

 

「ゼバ様は版画って解る?」

 

「知らないな」

 

「ええと、平らな板を彫る。それに顔料を塗る。乾く前に紙に板を押しつける。すると、板の凸面が紙に写し出されて絵になる。これが版画だ。同じ絵を大量生産できるのが強みの芸術だな」

 

 俺の説明に合わせ、ヒスイさんが版画の立体映像を目の前に映してくれる。

 

「そのような芸術が……!」

 

『版画は私達の文化にもある』『約320年前に生まれた』『情報の確認をおこたったな』『絵は得意だが彫るのは苦手だ……』『分業しろ』

 

「私が『魂の柱』に眠っている間に、そんなよき文化が育まれていたとは……」

 

 おおう、ゼバ様だけが知らなかったようだ。まあ、絵画や彫刻の文化があって絵を描く紙があるなら、版画もそりゃああるよな。

 使っているインクも惑星テラのものとは違うだろうし、今度見せてもらいたいものだが、それはさておいて。

 

「その版画を絵ではなく文字でやるのが、印刷だ。同じ内容が書かれた本を大量に刷れる利点がある」

 

「それは、記憶力に劣る人間にとって、かなりの助けとなるのでは?」

 

「かなりの助けになるわけですよ」

 

「そうか。では、研究させよう」

 

 ゼバ様が指示を出し、エルフ達に印刷の研究をさせる。すると、完成したのは……。

 

≪エルフが版画を発明しました! エルフ達は芸術家が作る浮世絵に興味津々です!≫

 

「違う。いや、これはこれでいいのだが、違うのだ!」

 

 まあ、順序で言うと印刷よりもまず版画だよね。

 俺はほんわかとしながら、やっきになって研究指示を連続で出すゼバ様を面白おかしく眺めるのであった。

 

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