21世紀TS少女による未来世紀VRゲーム実況配信!   作:Leni

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24.Stella(MMORPG)<2>

 さて、いよいよゲームを始めていくのだが、キャラクターを作り終わってから今更なことに気づいた。

 

「MMOなのに、ゲームサーバが分かれていないんだな」

 

「ゲームサーバとは?」

 

 俺の漏らした言葉に、ヒスイさんが不思議そうな顔で尋ねてくる。

 確かに解りにくい言い方だったか。

 

「あー、ゲームサーバって言い方でいいのかな。ワールドとかとも言うけど、キャラクターの所属するそれぞれ独立した世界で、別のワールドの人とは一緒に遊べないんだ。ワールドを移動することは基本的にできなくて、誰かと一緒に遊びたいときは同じワールドでキャラクターを作る必要がある。まあ、たまに課金でワールド移動できるゲームもあったけど」

 

 このゲームサーバやワールドという概念、ゲームごとに言い方が違っていて統一された名称という物がない。

 だから、口で説明するのは少し難しかった。だが、ちゃんと伝わったのか、ヒスイさんは頷いてくれる。

 

「なるほど。現代において、その概念を採用しているMMOは稀ですね。おそらくヨシムネ様のいた時代では、サーバ容量の限界や回線速度の限界、あるいはMAPの収容人数の限界を解決するために、ワールドという物を用いていたからでしょう。現代ではサーバ容量は膨大で、回線が詰まることもありません。収容人数に限界のあるMAPも、このゲームではチャンネル制を導入することで解決が図られています」

 

 チャンネル制か。

 チャンネルとは、同じ内容のMAPを複数個用意したものだ。プレイヤーはそれぞれどのチャンネルに入るかを選択することができる。

 モンスターなどはそれぞれチャンネルごとに独立して存在しているので、例えばチャンネル1でモンスターを全て狩りつくしても、チャンネル2、チャンネル3ではモンスターが健在のままになっている。

 これにより、人口過多によるゲーム的な資源の枯渇を防ぐことができるのだ。プレイヤーにとってモンスターも資源の一つである。

 

 また、チャンネル1で人が混みすぎて嫌だな、と感じたら人の少ないチャンネル2やチャンネル3へ移動して快適にゲームをプレイできたりする。

 このチャンネル制を導入することで、ワールドが一つという人口過密必至な状況を解決しているのだろう。

 

「なるほどなー。そういえば、動画配信用のチャンネルが存在するんだよな?」

 

「はい。動画に映りたくない一般人の方もいらっしゃいますので、配信を行なう場合はその配信用チャンネルに入ることが推奨されています。ヨシムネ様は自動で配信用チャンネルに移動するよう設定しておきましたので、特に意識する必要はありません。ちなみにチャンネル800です」

 

『800了解』『800に乗り込めー』『わあい!』『今こそ配信に映るとき!』

 

「あー、盛り上がっているところ悪いが、まずはチュートリアルだな」

 

『やんの?』『俺あれスキップしたわ』『不要でしょ』『ヨシちゃん律儀』

 

「俺、この時代のMMOやるの初めてだから、しっかり受けてくるよ」

 

 そうして、俺達二人はチュートリアルをやることにした。

 ゲーム開始と共に、俺の横で直立していたアバターに、意識が乗り移る。

 それと同時に、青い空間に浮いていた俺は、下にある大地へと引きつけられていき、草原の上へと降り立った。

 

 うーん、視点が低い。これが天の民の身体か。俺は、周囲に広がる一面の草原を見渡した。

 隣に、布製の初心者装備に身を包んだヒスイさんの姿が見える。武器の類は持っていない。

 そして、少し遠くに、何やら遊牧民族の住居、ゲルのようなものが見えた。

 

『ガイドの示す方向に進んでいこう』

 

 そうシステム音声で案内が来るが、それよりも先にやることがあるので、チュートリアルの進行はちょっとストップだ。

 俺は、思考操作でメニューを呼び出し、装備ウィンドウを開く。そして、装備ウィンドウに表示されている布製の初心者装備全てを仮想アイテム置き場であるインベントリに移動した。

 身体が光の粒子に包まれ、装備が外れる。かたつむり観光客の縛りプレイに従って、装備を外したのだ。

 

『唐突なストリップ』『下着姿は……露出低いな』『健全ゲームですもの』『でもどことなくエロい』

 

 服を脱ぐと、その下は半袖シャツとスパッツのインナー姿になっていた。これはどうやら脱げないようだ。

 

「じゃあ、課金アバター装備買おうか」

 

『チュートリアルもまだなのに課金する客の鑑』『さすが一級市民、クレジット使いが豪快だ』『でも配信のための必要経費よね』

 

 そんな抽出された視聴者コメントを聞きながら、俺はメニューから課金アイテム購入用ウィンドウを開いた。クレジットショップという名前だ。

 ふーむ、いろいろあるな。定番の取得スキル経験値倍増アイテムだとか、移動速度上昇の消費アイテムだとか、騎乗ペットだとかが売っている。

 俺はジャンル選択からアバター装備を選び、そのラインナップの豊富さにめまいを覚えた。

 

「うーん、多すぎる。ヒスイさん、どういうのがいいと思う?」

 

「視聴者アンケートを取ってはいかがでしょうか」

 

「ああ、そういえば、そういう機能もあったな。じゃあ、選択肢は四つ。1.剣と魔法のファンタジー系衣装。2.スペースオペラ系衣装。3.21世紀風衣装。4.惑星テラの民族衣装。さあどれだ。一分で!」

 

 アンケート開始と共に、視聴者の手によって次々と票が投下されていく。抽出コメントでも、どれがいいかとわいわい話し合っている。

 そして結果は、鉄板とでも言うべきか、1のファンタジー系衣装がトップだった。

 

「じゃ、ショップのウィンドウでジャンル検索して……これかな。賢者のローブ」

 

 それは、とても格好いい刺繍が入った、装飾多めのローブだった。魔法もいずれ覚えるつもりだし、これよくないか。

 購入ボタンを押そうとしたその瞬間、横から声がかかった。

 

「ビキニアーマーでお願いします」

 

 ……ヒスイさん何言ってんの?

 

「ビキニアーマーでお願いします」

 

「いや、ヒスイさん。俺、この賢者のローブがいいかなって」

 

「視聴者の皆様、ビキニアーマーがいいですよね?」

 

 と、ヒスイさんが再びのアンケート開始。賢者のローブとビキニアーマーの二択だった。

 そして、結果は圧倒的票差でビキニアーマーとなった。

 

『期待』『着てくれるよね?』『ロリビキニとか倫理的に大丈夫?』『中身は男だから問題ない』『わくわく』

 

 問題大ありだよ!

 でも、視聴者がここまで求めているのを無視するのもどうだろうか。

 うーん。

 少し考えて、俺はビキニアーマーを着ることにした。

 

「せめて格好いいのにしよう……」

 

 そうして俺は、クレジットショップから検索して、一つのビキニアーマーを選んだ。

 名前は、聖騎士の水着鎧。聖騎士様はこんな卑猥な鎧、付けないと思うよ!

 

「はい、購入。……はあ、仕方ない、装着!」

 

 装備ウィンドウを再び開き、アバター装備欄に聖騎士の水着鎧をセットした。

 身体が光の粒子に包まれ、インナーの代わりに聖騎士の水着鎧が装着される。控えめだった肌面積は、一気に広くなった。一人称視点なので見下ろすしか確認が取れないな、と思ったら装備ウィンドウにちゃんと今の姿が表示されている。

 ビキニアーマーのみの派手な露出で、靴すら履いていない素足。130センチほどの低い背に、膨らんだ胸がミスマッチさを醸し出していた。銀髪ロリ普乳エルフ耳素足ビキニアーマー。なんだこの色物は。

 

『むっ!』『これは……』『ちょっと引くわ』『えいへいさんこちらです』『健全ゲームとはなんだったのか』

 

 意外と視聴者は冷静だった。そこはもっとこうなんか、盛り上がるところじゃねえの!?

 

「ええい、そもそも21世紀のネトゲは、女キャラを使用して大枚はたいて着飾らせて、ドールを愛でるような感覚で育てていた男プレイヤーが山ほどいたんだ! この程度なんてことないわ!」

 

「ええ、お似合いですよ、ヨシムネ様」

 

 そう褒めてくるヒスイさんの方を見てみれば、なんと彼女は先ほどの賢者のローブを着込んでいた。

 

「ヒスイさん、賢者のローブ買ったの……」

 

「はい、ヨシムネ様が選んでくださった服ですので、大切にしますね」

 

「ヒスイさんのために選んだわけじゃないからな!?」

 

 そんな無駄話をしている間に、配信時間はずいぶんと経過してしまっていた。

 これはいかんと、俺達はチュートリアルを再開することにした。まずは、視界に表示されるガイドに従って、向こう側に見えるゲルへと歩いていく。

 

「おっ、早速、歩行スキルが上昇したぞ」

 

「こちらは歩行スキルがアンロックされました」

 

「む、ログを見たら呼吸スキルと直立スキル、防具熟練スキル、取引スキルがアンロックされているな。スキルレベルは見えないけれど」

 

「スキルの中には、複雑な条件をクリアしないとアンロックされないものがあるそうです」

 

「魔法とか、いかにもそれっぽいなー」

 

 そう言葉を交わしている間に、俺達はゲルの並ぶ集落へと到着した。

 その集落の入口で、一人の老人女性が俺達の到着を待っていた。

 

「ようこそ、『星』を巡る新たな渡り人よ。あなた達の誕生を歓迎します」

 

「あ、俺達、さっき生まれた扱いなんだ」

 

「そう、魂は異界の物でも、肉体は生まれたばかり。まだ脆弱な物です。ゆえに、この村でその肉体の扱い方を学んでいくとよいでしょう」

 

「魂がリアルから来てるって理解しているんだなー」

 

「ええ、私達は。ですが、これから渡ることになるであろう数々の『星』では、あなた方の事情を知る者は少ないでしょう」

 

「なるほどなー。では、チュートリアルをお願いするよ」

 

「まずは、肉体の動かし方から学びましょう」

 

 それから俺とヒスイさんは、走ったり、跳んだり、転がったりと簡単に身体を動かし、そしてシステムアシストを使って同じ動作を反復してやった。

 それらの中に、こんな物があった。

 

「これ、高くない? 五メートルはあるよ?」

 

 物見台のような所に、俺は登らされた。

 

「はい、そこから落ちてください」

 

「落ちるのかよ!」

 

「高いところから落ちることの危険さを学ぶのです」

 

「いやそれくらい理解しているから! 押すな、押すなって、ぐえー!」

 

 落下して、ごっそりHP(ヒットポイント)(生命力を数値化した物)が減った。そこに、最初に出会った老人――どうやらここの長老らしい――が回復魔法をかけてくれる。

 

「このように、高いところから落ちると非常に危険なのです。元の肉体がある魂のふるさとでも、気を付けてくださいね」

 

「ああ、リアルの教育目的のチュートリアルなのかな、これ。未来人は落下の危険さを知らないと」

 

『知ってるよ!』『さすがに知って……知って……』『知ってはいるけど、落ちても無事なゲームに慣れたなぁ』『実はリアルでの落下死を防ぐため、行政区が頑張っている』『コロニーで高所に立った記憶ないわ』

 

 ああ、やっぱりここまで高度なVR技術があると、ゲームとリアルの混同ってあるんだなぁ。いや、でも料理配信の時はあれだけみんな刃物と火を怖がっていたんだ。リアルでの危険な行為への忌避感は、その身に叩き込まれている可能性が高いな。

 ちなみにヒスイさんはノーダメージで着地に成功して、長老が苦笑いをしていた。

 

 そんな感じで、身体の動かし方を学んだ俺達は、次に生産活動のチュートリアルを受けた。

 調合の初歩で、ひたすら薬草を薬研でごりごりとすりつぶすだけの作業を十分ほど続ける。

 これを続けられない人は、そもそもこのゲームの生産に向いていないと視聴者コメントで言われていた。

 なるほど、わざと地味な作業をチュートリアルに持ってきているのか。システムアシストが利いているとはいえ、楽ではない。

 

「さて、あなた達は自らの身体を使って戦うことを望みますか? わざわざ危険に身を任せなくとも生きてはいけますし、戦うにしても配下に任せて自分は身を隠すという手もありますけれども」

 

 生産チュートリアルが終わったら、俺達は長老にそう問いかけられた。

 ふむ。戦闘チュートリアルだな。自ら戦うのが怖い人は、そもそも戦闘をしなくてもいいし、テイマーやサモナー、人形師などを選んでもいいというわけだ。

 

「俺は自分の力で戦うよ」

 

「私も身体を使って戦います」

 

 そう俺とヒスイさんは答える。

 

「了解しました。では、武器を支給しますので、使いたい武器を選んでください」

 

 そうして俺達は、ひときわ大きなゲルへと案内された。どうやら、武器庫のようだ。

 そこで俺はかたつむり観光客スピリットで小さめの弓矢を選択。『-TOUMA-』で慣れ親しんだ和弓ではなく、洋弓だ。なお、ロングボウは腕力が足りなくて弦が引けなかった。

 一方、ヒスイさんは選択スキル通りに大剣を選んでいた。

 

「では、戦闘訓練と参りましょう」

 

 俺達は村から少し離れた広間に移動。その広間は草が刈り取られ、歩きやすいようになっている。

 そこで、長老は杖を構え、そして唱えた。

 

「【サモン:リトルゼリー】」

 

 二匹のスライム系モンスターが召喚される。

 これと戦えということだろう。俺は、ヒスイさんと相談し、それぞれ一匹ずつ担当して互いに手を貸さないことにした。本番戦闘ならともかく、チュートリアルなら一人で戦わないとな。

 

 そんなわけで戦闘開始したが、ヒスイさんは一撃でモンスターを撃破。俺も、近づかれる前に三発矢で射貫いてモンスターを消滅させることに成功した。うむ、洋弓を使うのは初めてだが、システムアシストに任せていれば問題なさそうだな。

 かたつむり観光客のチュートリアル戦闘と言えば一方的な敗北が定番だが、今の俺はあの程度の敵に負けることはない。

 

 そんな俺達の勝利を長老は笑顔で讃えてくれた。

 

「問題ないようですね。ですが、こちらの世界での戦闘は、死が身近にあります。渡り人は不滅の存在。死を一度経験しておくとよいでしょう。【デッドリーポイズン】」

 

「ぐっ!」

 

「うっ!」

 

 俺とヒスイさんは、突如長老から放たれた魔法を受け、その場に膝を突いてしまう。

 

『で、でたー! 『Stella』名物、チュートリアル毒死だー!』『いきなりすぎてびびるよね』『ひどい』『ヒスイさんでも食らうのか……』『吹いた』『熱烈歓迎! 『Stella』へようこそ!』

 

 どうやら、これはチュートリアルの既定路線らしい。

 俺は、だんだんと動かなくなっていく身体から力を抜き、草原の上に身を横たえた。

 そして、俺達は気がつくと、村の入口に立っていた。そこへ、転移魔法でも使ったのか、光に包まれて長老が登場する。

 

「無事に蘇生したようですね。それがあなた達渡り人のこちらの世界での死です。時間を巻き戻したかのように、何も失わずに蘇ります」

 

「デスペナはないってことだな」

 

「その通りです」

 

『デスペナってなに?』『デスペナルティ。死んだら経験値を失うとか、スキルレベルが下がるとか、所持金失うとか』『なにそれ怖い』『MMOじゃ見ないな。あるのはオフラインのマゾゲーだ』『さすがヨシちゃん、マゾゲー用語をさらっと使う』

 

 なるほど、この時代のオンラインゲームはデスペナがないのか。俺の元の時代でも、デスペナを導入するオンラインゲームは減少傾向にあったようだけれど。

 

「これで、我々が教えられることは終わりました。さあ、旅立ちの時ですよ」

 

 俺達は、長老に村の中央へと案内される。そこには、石でできたモニュメントが設置されていた。高さ十メートルはある細長い物体だ。

 

「これは星の塔。あなた方渡り人は、これを使って異なる世界、『星』へと渡ることができます」

 

 これがこのゲームの象徴である『星』の移動装置か。

 

「まずは魔法が発達した『星』である、ファルシオンを目指すとよいでしょう。こちらは、餞別(せんべつ)です。銀河共通の通貨となっています」

 

 長老から、お金の入っているであろう布袋を渡される。お金を貰えるのはチュートリアルの定番といえ、ありがたいことだ。

 

「ありがとう。だけど、いいのか。お金なんて」

 

「この『星』に住むのは我々一族のみ。資源は取り放題で、他の『星』との交易で儲かっているのです。遠慮しないで持っていってください」

 

「ああ、解った。武器もありがとう」

 

「ずっと使い続けるとは言いませんが、丁重に扱いますね」

 

 ヒスイさんが背中に背負った大剣を手で触れながら、そう言った。

 格好いいなぁヒスイさん。良デザインのローブに大剣。ビキニアーマーの俺とは大違いだ。

 

「では、行ってきます」

 

 そう長老に挨拶して、俺は星の塔に触れる。そんな俺に、長老は優しい声音で言った。

 

「遊牧民の生活が気になったら、またこの『星』に来てください」

 

 それに俺は笑顔で返し、目の前に浮かんだウィンドウを操作する。

 行き先は、剣と魔法の『星』ファルシオン、としか表示されていない。今後、増えていくのだろう。

 

 俺はウィンドウからファルシオンを選択する。

 すると、視界が光に包まれ、そして俺はこのゲームのタイトル画面に似た青い空間へと投げ出された。

 

 草原に満たされた世界が視界に映るが、それはすぐに遠ざかっていく。代わりに、巨大な亀が支える半球型の大地が目の前に飛び込んでくる。その大地に向けて俺の身体は導かれていくのだった。

 そして、また視界が切り替わり、古い時代の西洋を思わせる町並みが目に映る。

 

 ここがファルシオンか。

 初めてのVRMMOの町並みに、俺はテンションを上げて周囲を見回した。すると、俺の立つ星の塔の周辺には、人、人、人。百人を超える大集団である。

 さすが人気ゲーム。人口密度も高いな。

 って、あれ。でもここ、動画配信専用チャンネルで、人は少ないはずじゃなかったか。

 

 そう疑問に思っていると、周囲の人々の視線がこちらに向いた。そして。

 

「『Stella』へようこそ!」

 

 そう、人々は一斉に叫んだのであった。

 出待ちかよ! 驚いたわ! でも嬉しい!

 

 俺は隣に転移してきたヒスイさんと一緒に、歓迎してくれた人々に向けて手を振るのであった。

 


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