やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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組結成と訪問者

 

 

八幡side

 

 

涼「よし、じゃあテメェ等ン中で俺の倅、八幡が比企谷組のニ次団体を持つ事に反対の奴は手を挙げろ!無論その理由も答えてもらうけどな。」

 

 

突然だが、今俺は……というよりも俺達は比企谷組内の定例報告会をしているところだ。今やっているのは最後の議題で、俺が組を持つ事に賛成か反対かの可決を取る事だ。『いや、もう組持ってるようなもんなのに何言ってんの?』って思っているかもしれないが、まだ組内部での決定はしてなかったからな。

 

そして今、それの賛否を取っているんだが………手を挙げる奴が1人も居ない。

 

 

涼「何だ?誰も居ねぇのか?」

 

「親父。俺は若を最初見た時、ただの親の七光りだって思ってました。けど今は違います。親父と同等のカリスマ性、シノギの知識に腕っ節の強さ、何より未来の比企谷組を任せられると思える程の存在になっとります。そんな男に組持たせないなんて方がおかしいですよ。」

 

涼「もしかしたら八幡は、比企谷組を継がずにそのまま立ち上げた組張ってるかもしれねぇぞ?」

 

「そんの時はそん時でさぁ。」

 

涼「他に居ねぇのか?」

 

 

………

 

 

涼「……なら今日付けでウチの若頭、比企谷八幡は比企谷組の二次団体として組を持たせる事とする!八幡、今日から頼むぞ。」

 

八幡「はい、尽力します。」

 

涼「そんで、組の名前は決まってんのか?」

 

八幡「いえ、まだです。」

 

涼「何だ決まってねぇのかよ。んじゃそうだなぁ……おっ、八十神会(やそがみかい)ってのはどうだ?八十神ってのは、日本神話に出てくる神の総称の事だ。それに会を付けただけだが、どうだ?」

 

「流石は親父です!良いセンスです!!」

 

「あぁ、気に入りやしたっ!!」

 

「これから若の組の名前は、八十神会で決まりですね!!」

 

 

………まぁこれでも良いか。不満なんてこれっぽっちもねぇけどよ。カッコ良いからな。

 

 

涼「んで代紋は……「このマークを使おうと思ってます。」……ん?それを使うのか?」

 

八幡「はい。この紋様の真ん中に八十神って入れるのはどうでしょうか?」

 

涼「おぉ、良いじゃねぇか。よし、じゃあこれで決まりだ!今日も良い会議になったな!オメェら、今日の会議はこれで終わりだ!次の報告も期待してっからな!」

 

 

『へいっ!!』

 

 

こうして、比企谷組の定例報告会は終了した。

 

 

ーーー組内・部屋ーーー

 

 

八幡「とまぁそんなわけで、俺達は正式に比企谷組の二次団体の組として行動する事になった。親父からも事務所はもう手配してあるから、荷物とかあってらそっちに移せって事だ。期間は1週間以内だ。それまでの間に片付けやら荷造りをしておけよ。」

 

浅見「遂に始まるんですね、私達が八十神会として行動出来る日が………」

 

倉田「それにしても良い名前だよね、八十神会って!組員が80人になっちゃったりして!」

 

八幡「それはそれで多いな……直系に昇格しちゃうわ。まぁ実績ねぇと無理だけど。」

 

風間「それよりも八幡さん、この前言ってたシノギ拡大の件ですけど、結構色んな所が見つかったっスよ。中でも……」

 

八幡「……成る程な。よし、じゃあまずはシノギの契約を交わしてくれるかどうかの交渉だな。それについては俺と浅見、春日で行こう。契約成立したら、とりあえずこのリストにペケ印な。ダメだったら何も書かないでくれ。」

 

浅見「かしこまりました。」

 

春日「はい、分かりました。」

 

八幡「他の奴等はとりあえず今任されているシノギ場の監視や見回り・後はボランティアの参加だったりだな。白石組の奴等がうろついてるかもしれないからな。露骨に動いたらバレるから、周りから変に思われない範囲での変装とかもしろよ。」

 

『分かりましたっ!!』

 

 

よし、まぁこんなもんで良いだろう。

 

 

コンコンコンッ

 

 

八幡「ん?入れ。」

 

「会議中に申しわけありません、若。今し方、若と会いたいと言われる方が来ておりまして……素性を聞いたのですが、どうも怪しい女でして………」

 

八幡「怪しい、ねぇ………外見は?」

 

「服装は黒一色のドレスを着ていて、長い髪を両サイドにお下げにしてバラのリボンで纏めていました。顔は……片方は赤い目をしていました。もう片方が前髪で隠れていましたので、ちょっと分かりませんでした。言葉遣いは丁寧語を使ってましたね。」

 

 

………もう黒一色のドレスの時点で分かったわ。アイツしか居ねぇ。

 

 

八幡「分かった、もう行って良いぞ。」

 

「しかし、若……」

 

八幡「安心しろ、ウチの組織の人間だから。因みに言うけどソイツ、直系組長の1人娘だから。立場は俺と似たようなもんだから口の利き方には気を付けておけよ。」

 

「っ!!?」

 

 

さて、会いに行きますかね〜。

 

 

ーーー玄関ーーー

 

 

八幡「………待たせちまって悪かったな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「本当ですわ八幡さん。これ以上待たせていたら、八幡さんのお父様とお母様にご挨拶に伺っていたところですわよ?」

 

八幡「お前が言うと冗談に聞こえないんだよな……その冗談っていつまで続くの?」

 

???「あら、私は冗談は好きではありませんよ。ましてや、自分の愛している人間に言う冗談なんてありませんわよ。愛する殿方には真実しか申しませんので。ふふふふふふっ♪」

 

 

………ホントコイツって重たい事を平気で言うんだよな。いやもう慣れたから良いんだけどさ。

 

 

???「取り敢えず挨拶もしていない事ですし、改めて………お久しぶりですわね、八幡さん。」

 

八幡「あぁ、久しぶりだな……時崎。」

 

時崎「ではなくて?」

 

八幡「………狂三。」

 

狂三「あぁ……あぁ……やはり最高ですわ/////愛する殿方から名前を呼ばれるのは/////」

 

 

………それはもういいんだけどさ、君一体何しに来たん?

 

 

 




デート・ア・ライブの時崎狂三さんがコラボして参りました!!いやぁこのキャラも好きだなぁ〜!
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