やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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戦闘狂

 

 

ーーーーーー

 

 

煉獄「はぁっ!!中々の数だが、これでもかなりマシになっているのだろう!!」

 

八幡「ですっね!!オラァッ!!上から降りてくる気配が無いって事は、闇烏の叔父貴ん所の方達が上手くやってくれているんでしょう!セアッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁ……俺達も一応こっち側に来てるけどさ、あの2人が1人残らず切るか殴るか蹴るかで倒して行くから、俺達のやる事無くねぇか?」

 

「あぁ。苦無を投げて足止めくらいはって思ってたけど、やる前に敵に突っ込んで全部防ぐんだもんな。あの2人どんだけ強いんだよ………」

 

煉獄「それにしても、比企谷少年は強いなっ!!まさか全集中・常中まで体得していたとは思わなかったぞ!!誰に習った!?」

 

八幡「カナエ組長です。あの人に教えてもらって、1週間で覚えました。」

 

煉獄「それは見事だ!!俺も使えるが、そんな短期間では覚えられなかったぞ!!君は才能があるのかもしれないな!!」

 

八幡「いや、それは「おい居たぞ!!撃てぇっ!!」煉獄さんこっち!!」

 

 

八幡達は正面から敵の本拠地に乗り込み、最深部まで攻める計画を立てた。中に入るのは八幡と煉獄を入れた10名。残りは外からの狙撃で敵を攻撃、屋外の窓から侵入して敵を暗殺、これは夜忍一派が引き受けていた。この戦術の効果もあってか、敵の戦力は早くも半分以上削られており、八幡達の部隊は被害者0名だった。

 

そして今も敵と遭遇して銃撃を受けるものの、誰にも弾は命中していなかった。

 

 

煉獄「済まないな比企谷少年!!助ける立場の俺が逆に助けられてしまったな!!よもやよもやだ!!だが君は本当に頼りになるな!!」

 

八幡「いいんですよ、このくらい。それよりもこの弾の嵐を何とかしないと………」

 

「なら俺達が苦無を投げて足止めをします!お前等、敵が弾を装填した段階で苦無を投げるぞっ!箇所は銃を持っている腕、又は眉間だ!」

 

『御意っ!!』

 

 

「撃てぇ〜!撃ちまくれぇ〜!奴等に攻撃の隙を作らせるな!」

 

「前ばかり見てると、後ろが危ないですぞ?」

 

「っ!?テメ………」

 

「千葉の隠密部隊をなめてもらっては困りますよ、我々は闇に生きる者。常に貴方達の後ろにいると思って下さいね?」

 

「っ!?お前いつの間にっ!!?」

 

「っ!?兄貴が!!テメェッ!!」

 

「いいのですか?私に銃を向けていても?正面の敵に注意を向けなくてもよろしいのですか?」

 

 

『っ!!?』

 

 

八幡「気付くのがおせぇんだよっ!!」

 

煉獄「よくやったぞ、黒い少年!!」

 

 

バゴッ!!ズバッ!!ドガッ!!ザシュッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「此処までは順調ですね。この建物は3階構成。今は2階のホール手前。奥に敵が潜んでそうなポイントですね。煉獄さん、此処ではなるべく静かに喋ってくださいね。」

 

煉獄「うむっ!!承知した!!」

 

 

八幡(この人にそれは無理か………)

 

 

「どうします?奥に敵が居るのは必然。しかも銃を持って待ち構えている可能性が高いです。我等も忍び込みたいのは山々ですが、入って仕舞えば袋のネズミも同然。即座に標的にされるでしょう。」

 

八幡「………」

 

煉獄「うむっ!!八方塞がりだな!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャッ

 

 

『っ!!』

 

 

八幡(……何だアイツ?今までの奴とは明らかに違う。顔にまで刺青彫ってんのかよ、すげぇな。)

 

 

赤座鬼「………入れ、俺は銃や飛び道具が嫌いだ。中にはそんな物を使う奴も、持っている奴らも居ない。気にせず入れ。」

 

八幡「その言葉を信じると思ってるのか?」

 

赤座鬼「疑り深い奴だ。時間をかければかける程、あの女達の苦しみは増していくぞ?それでも良いのなら、そこで好きなだけたむろしていれば良い。」

 

煉獄「比企谷少年、行くぞ。」

 

八幡「煉獄さん………」

 

煉獄「此処で止まっていても仕方ないだろう。ならば罠でも敵の誘いに乗った方が活路が開ける!!行くぞ、比企谷少年!!」

 

 

八幡(………そうだな、止まっていても無駄な時間を過ごすだけだ。)

 

 

八幡達は中に入り2階ホールに入ったが、赤座鬼の言う通り誰も居なかった。いや、正確には息をしている者が居なかった。居るのは顔の原型を留めていない状態の人間と思われる死体が転がっていた。

 

 

八幡「これは………お前が?」

 

赤座鬼「そうだ。俺は銃や飛び道具を使う奴が嫌いだ。弱い奴はすぐに武器に頼ろうとする。コイツ等が良い例だ。お前らを待ち伏せして殺そうとしていた。何とも情けない連中だ。屑に等しい。」

 

煉獄「ならば俺もその屑に入っているのだろうか?俺は刀を使っているが?」

 

赤座鬼「……いや、お前は強者だ。刀は己の半身ともいえる武器だ。その武器に限らず、相手と武器を交える者ならば弱者の筈が無い。お前は強者だ。お前等の名は?」

 

煉獄「煉獄杏寿郎。胡蝶組若頭補佐だ。」

 

八幡「比企谷八幡。八十神会総代。」

 

赤座鬼「俺は赤座鬼組組長、赤座鬼狛治だ。俺はお前等との戦いが待ち遠しかった。さぁ、戦いを楽しもうではないかっ!!!」

 

八幡「戦闘狂って奴か……しかも自分の戦いの為なら仲間をも殺す、大した奴だな。」

 

煉獄「気を抜くなよ比企谷少年!!奴は大将、実力はこれまでの奴とはケタ違いだ!!」

 

 

 

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