やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

118 / 321


 

 

ーーーーーー

 

 

童満「………君、また俺の教徒を殺したよね?ねぇ?何でそんな事をするのかな?俺にだって我慢の限界があるんだよ?」

 

八幡「人攫いの挙句、無関係の奴等を殺しといて何もねぇわけねぇだろうが。どんだけ残念な頭してんだよ。ンな簡単な事も分からねぇのか、テメェは。」

 

童満「残念?俺の何が残念なんだい?」

 

八幡「そっからかよ………お前、人の命を何だと思ってる?」

 

童満「俺の宗教【万世極楽教】に所属する信者達は特別な存在。それ以外は塵芥も同然、生きるも死ぬも同じで道端の石ころと同じさ。生かしておいても、殺しておいても何の問題もない連中だよ。」

 

八幡「………もうやめだ、反吐が出る。」

 

 

八幡は話す気が無くなったのか、銃を捨てそのまま童満へと向かって行った。だが童満は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

童満「君こそ、俺の身体をよく調べるようにすべきだったね。はい、ドバンッ♪」

 

八幡「っ!!」

 

童満「あれ、外れちゃった?君もしぶといなぁ〜。早く死ねば楽になれるのに。」

 

八幡「………」

 

 

童満は自身の腰に銃を隠し持っていた。銃口を向けられた八幡は咄嗟に背後へと避けて被弾を免れた。

 

 

童満「君は殺すよ。殺して君の死体をバラバラにしてからもっと細かく刻んであげるよ。その後はその誰かも分からなくなった君を千葉に送ってあげるよ。手紙を添えてね、『八幡君は死にました♪』ってね♪良いと思わない?」

 

八幡「悪趣味としか思えねぇよ。」

 

童満「まだかかってくるのかい?諦めが悪いなぁ………まぁ殺すから良いんだけどね。」

 

八幡「その前にお前をぶっ飛ばすだけだ。」

 

 

八幡は童満と戦ってはいるが、相手は銃を持っている為、簡単には近付けない。だからといって八幡には武器は無い。攻めきれない状態だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カナエ(八幡さんはあの男と必死に戦ってる………なのに私は戦えない。こんなに近くにいるのに……なんて無力なの。)

 

しのぶ(八幡が私達の為に………何か出来る事はないの!?せめてこの縄を解ければっ!!)

 

 

カナエとしのぶは葛藤していた。己の無力さと、八幡に1人で戦わせてしまっている事に。

 

 

カナエ(何か……何かないの!?)キョロキョロ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バンッ!バンッ!

 

 

八幡「くっ……」

 

童満「君もよく避けるねぇ……そろそろ当たってくれないかなぁ?俺も疲れたんだけど?」

 

八幡「だったらその銃捨てろよ。お前下手過ぎるんだよ。お前素手で戦えないの?あっ、悪い悪い。素手だと弱過ぎるからそんな闘い方しか出来ないんだよな。」

 

童満「君は本当に俺をムカつかせるよね。いいよ、じゃあお望み通り戦ってあげるよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

童満「まぁ、銃は置かないけどね♪」

 

 

ドバンッ!

 

 

八幡「ぐあっ!!」

 

 

ついに童満の撃った凶弾が八幡の右肩に当たった。

 

 

カナエ・しのぶ「〜っ!!」

 

童満「あはははっ!やっと当たってくれたね〜♪いやぁ〜俺は嬉しいよ!やっと君を殺せる………そう思うと胸が躍るようだ!」

 

八幡「ぐあぁぁ……ぐっ!!」

 

童満「痛いかい?ねぇ、どんな痛みなんだい?俺にも教えてくれよ!」

 

 

童満は八幡の精神を逆撫でするような質問を問い掛けた。しかも八幡に近寄ってわざとらしく当たった右肩に手を置いたのだ。

 

童満「教えてくれよ〜勿体ぶらずにさっ!」

 

 

八幡は震える右手で童満の右手首を掴んだ。童満はその行為の意味は分からずにいたが、八幡の肩を掴んでいる指の力を強めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「やっと捕まえたぞ、このクソ野郎。」

 

童満「っ!?」

 

八幡「よくも撃ってくれやがったな………おかげで焼けるように痛ぇよ。俺からのお返しだ、遠慮なく受け取れよ。」

 

童満「お、おまえ!このっ、離せ!!」

 

八幡「何言ってんだよ、離すわけねぇだろ。それに離しちまったらお礼も出来ねぇだろ。待ってろ……すぐにお礼してやるからよ。」ミシミシ

 

童満「あがっ!があぁぁぁぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボキッ!!

 

 

八幡が握っていた童満の手首から鈍く嫌な音が鳴った。八幡が童満の右手首の骨を折った音だった。

 

 

童満「ああああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!お、折れたぁぁぁぁぁぁ!!俺の、俺の、俺の手首があぁぉぉぁぁぁ!!!!

 

八幡「オラァッ!!」

 

童満「あがぁっ!!」

 

 

童満は八幡に手首を折られた事でパニック状態に陥り、八幡が放った蹴りを易々と受けてしまった。そのまま事務所にあったデスクに無様にも、転がりながらぶつかった。転がっている童満に八幡はゆっくりと近付いて行った。

 

 

八幡「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドスッ!!

 

 

童満「あああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

八幡は童満の折れた右手首目掛けて足で踏み潰し続けた。童満はとてつもない痛みに苛まれているだろう。それを八幡は無表情で睨みつけながら、手首を踏み続けた。

 

 

童満「ぁぁぁぁ……がぁぁぁ………」

 

八幡「後は自分で何とかするんだな、切り落とすなり潰すなりすれば痛くなくなんだろ。」

 

童満「ぁぁぁ……た、頼む……な、何でも、する。だから、だからもう……やめて、くれ。」

 

八幡「そうか。なら………そうだな、胡蝶病院では合計200人の死者が出たみたいだ。だからその人数分、俺がお前を殴るなり蹴るなりする。それを全部終えたらやめてやるよ。」

 

童満「お、おいぃぃ……話が違う、じゃ、ないかぁぁ………」

 

八幡「何言ってんだ?お前が何でもするって言ったから、この200発で止めてやるって言ってんだ。俺はお前を許すつもりなんてねぇからな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「俺を怒らせた罪だ、身をもって知れ。」

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。