しのぶside
八幡の身体を拭き終わった私と姉さんは、沸いたお風呂に入って身体と心を落ち着かせているわ。数日振りだけど、それだけでも大分違うものなのね。安心、安堵、安らぎ、どれも同じ意味だけど、この状況下で今1番私達にお似合いの言葉だと思うわ。一刻も早く千葉に帰ってカナヲや柱の皆さん、残っている組員に無事を知らせたいところだけど、今は体を休める事が先決ね。
カナエ「気持ち良いわね〜♪」
しのぶ「えぇ、そうね。」
カナエ「八幡さんも一緒に入れたらもっと良かったのにねぇ〜♪」
しのぶ「そう……じゃないわよ!?何言ってるのよ姉さんっ!!」
カナエ「だって今は八幡さんと一緒に居た方が、いつもの倍安心出来るじゃない。しのぶだって分かってるんでしょ?あの時八幡さんの腕に抱き着いたんだから、分からないなんて言わせないからね?私だって守られてるんだなぁって思ったんだから。私の方が年上でお姉ちゃんなのに。」
………確かに姉さんの言う事は私の的を射ている。八幡の腕に抱き着いた時、例えようのない程の幸福感と守られているような包容力があった。確かに私もそれを感じていたわ。
しのぶ「……姉さんの言う通り、私も感じてたわ。行って欲しくない、近くに居て欲しい。これは姉さんも思ってた?」
カナエ「勿論。今の私達は2人だけじゃ絶対に不安になってしまう。だから八幡さんと一緒に居たい。心を許せる家族以外で唯一の人だから。」
しのぶ「………」
カナエ「そして……私の、いいえ、私達の初恋の相手なんだから。」
は、はぁっ!!?は、初恋っ!?
しのぶ「っ!!?ね、姉さんっ!!私は別に八幡の事が好きってわけじゃっ!!」
カナエ「違うの?私は八幡さんの事、1人の男性として、異性として、雄として、あの人が好きよ。この気持ちは嘘なんかでは無いわ。だって私の本能がそう言ってるんだもの。この人しか居ない、私がこれからも一緒に添い遂げられる男性は、もう八幡さんしか居ないって。」
しのぶ「姉さん……」
カナエ「私はもうこの気持ちを隠したくないわ。それに、もう八幡さんにはもう伝えてあるの。」
しのぶ「えっ!?告白……したのっ!!?」
カナエ「ううん、告白はしてないの。でも私の気持ちは伝えた。八幡さんの事が好きですって。言い方はもう少し変えてたけど。私は八幡さんを混乱させたくなかったからその時は告白する気は無かったけど、私もう待つ事は出来そうにないわ。」
………まさか姉さん、八幡に告白するつもりじゃ?
そこからの私は頭が混乱してて姉さんの話を全く聞けなかった。何とか髪や身体を洗う事は出来たけど、八幡と姉さんの事を思うと、少しだけ疎外感と劣等感が湧いてきた。こんなにも自分に素直になれないのかって。
しのぶsideout
ーーーーーー
カナエ「八幡さん、お風呂上がりました。」
八幡「ん、そうか。ならもう休むか?」
カナエ「そうね、しのぶはそうしなさい。私は八幡さんとお話があるから。」
しのぶ「っ………」
八幡「それは今でなきゃダメなのか?今日は休んで明日にした方が良いんじゃないか?」
カナエ「いいえ、今でなきゃダメなの。八幡さん、時間を貰えるかしら?」
八幡「俺は構わないが……しのぶはいいのか?1人でも平気か?」
八幡はしのぶの事が気になっていた。此処に来て1番不安を隠せていないのがしのぶだからである。
カナエ「しのぶなら大丈夫よ。お風呂の中でも許可を取ってきたから。じゃあ八幡さん、隣の部屋に行きましょう。」
八幡「あ、あぁ………」
そしてカナエは八幡の手を引いて隣の部屋へと向かって行った。それを寂しそうな、そして悔しそうな表情で見つめるしのぶはその場で立ち尽くしたまま出口を2人が出て行くまで見つめていた。
しのぶ「………」
ーーーーーー
カナエside
八幡「それでカナエ、話って何なんだ?」
………もう後には引けない。此処で八幡さんに言ってしまったら全てが終わる。その後に八幡さんが受け入れるか、拒むか、どっちかに1つ………
カナエ「八幡さん、これは本当に大事な事なの。嘘だとか冗談だとか思わないで聞いて。」
八幡「………あぁ、分かった。」
カナエの真剣な表情と口調に八幡も覚悟を決めたのか、真剣な表情になってカナエを見つめ返す。
カナエ「じゃあ……言います。八幡さん、私を……抱いてください。貴方の女にさせてください/////」
八幡「………」
八幡(え………何故?どうしてこんな事になってる?俺はどうしてカナエから情事のお申し込みをされてるんだ?意味が分からない……)
カナエ「八幡さんなら知ってるでしょ?私の気持ち……文化祭の時に伝えてあるから///その気持ちがもう抑えられなくなったの………今の私、八幡さんが欲しくて欲しくて仕方ないの/////だから………八幡さん♡」
八幡「っ!?」
カナエから突然の口付けだった。これには八幡も反応出来ず、そのままの状態で10秒くらい口付けを交わしていた。唇を離したと思ったら、カナエが再度八幡にキスをした。今度は唇を啄むような、キスをした。
カナエ「んはぁ♡、はぁ……はぁ……んむっ/////」
八幡「っ!?」
3度目のキスは八幡の口内に舌を入れて来た。八幡が下を動かして別の方向に動かしても、その方向に必ずついてくるカナエの舌。そしていつの間にか八幡もカナエの舌にまとわりつくようになり………
カナエ「んむぅ……ちゅっ♡、ん……ちゅ、ちゅぷ、んっ/////ぁ、ふぁ……ちゅ……」
八幡からカナエを求めに行くようになっていた。それに対してカナエは拒むような真似はせずに八幡を受け入れていた。しかもさっきよりもより濃密な口付けを交わしながら、互いの舌と唾液を舐め合い、ベッドに横になりながら抱き合っていた。
カナエ「は、八幡さん……?」
八幡「口、開けろ。」
カナエ「は、はい♡もっと深く、キス…して♡……ん、ちゅ〜、くちゅ、れる……ん、んんぅ/////」
水が弾ける音が暫く続き、カナエと八幡は既にその雰囲気になっていた。
八幡「………良いんだな?」
カナエ「えぇ……八幡さんの好きにして♡」
八幡「………分かった。」
そして八幡はカナエの身体に手を伸ばした。
しのぶ「は、八幡………/////」
八・カ「っ!!!」
突然後ろから声がして振り返ると、しのぶが真っ赤になりながら2人に近付き、バスローブをギュッと握りしめながら八幡を見つめていた。
しのぶ「わ、わ……私も、私も八幡が好きっ!!!姉さんと、姉さんと同じくらい貴方が好きっ!!私も八幡にいっぱい愛されたい!!八幡にたくさん触れていたい!!だから、私も……私も抱いて/////」
最後まで言い切ると、しのぶは目を瞑りながらその場に立っていた。耳まで赤かった。そんなしのぶを八幡は片手でベッドへと押しやると、仰向けになったしのぶに八幡は………
八幡「良いのか?これ以上進んだら、もう元には戻れないぞ?それでも、良いのか?」
しのぶ「……貴方に、抱かれたい!」
涙目で答えたしのぶの答えに八幡は口付けを交わした。しのぶを驚かせないように優しいキスをした。
しのぶ(あぁ………八幡とのキス、凄い♡)
そして次第にキスは激化していき、最後には舌まで入れて、八幡はしのぶもカナエと同じ状態にさせて、2人同時に見つめられるところまで寄せて再び問いかけた。
八幡「本当に………良いんだな?もう戻れなくなるぞ?それでも本当に良いんだな?」
カナエ「八幡さん………」
しのぶ「八幡………」
2人「私達を存分に愛してください♡」
八幡は2人の言葉に枷が外れ、その後3人は互いを求めるがままに性交を繰り返し、その行為は夜明けまで続いた。
oh………what am I.