やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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デートプラン?

 

 

カナエside

 

 

八幡「……っというわけだ。だからカナエとしのぶにも神戸連合の本部に同行して欲しい。多分そこで今回の事件の裏と書いた絵図が分かると思うからな。もしも2人の気持ちが進まないというのなら別に断っても構わない。その場合は、俺と爺ちゃんと母ちゃんで行ってくるから。」

 

カナエ「そんな事が………お話は分かったわ。私はその話し合いに参加しても大丈夫よ。元々その話し合いがあったら、参加しようと思っていたもの。組長として、死んでいった組員の子達の為にも。」

 

しのぶ「私も参加するわ。あっちの言い分だって聞きたいから。」

 

カナエ「しのぶ、分かってるとは思うけど、あまり失礼の無いようにね?敵対組織でも一応は話し合いの形で出向かんだから。」

 

しのぶ「分かってるわよ。」

 

 

今、明後日の話し合いについての説明を聞いたけれど、やっぱり理由が知りたいものね。どんな動機があってこんな酷い事をしたのか気になるものね。

 

 

しのぶ「じゃあ今日は1日何も無い日なのね。それにしても京都かぁ……何があるんだろう?」

 

カナエ「もうしのぶったら……私達は旅行しに来たわけじゃないのよ?でも、確かに京都の街並みは気になっちゃうわね〜。」

 

八幡「なら2人で京都を観光しに行ってこいよ。千葉では見られないような景色や料理が沢山あったぞ。楽しんで来いよ。」

 

カ・し「………」

 

 

八幡さんはもう………自分も行くという選択肢は無いのかしら?どうして自分を省くのかしら?私達は八幡さんとも一緒に行きたいのに。

 

 

カナエ「八幡さん、何かおかしいとは思わない?」

 

八幡「ん?何がだ?」

 

しのぶ「私達、京都の町が見たいのよ?」

 

八幡「……あぁ、今聞いた。」

 

カナエ「それで私達、これからお出かけしようと思っているんだけどなぁ〜。」

 

八幡「あぁ………楽しんで来い。」

 

カ・し「はぁ〜………」

 

 

八幡(え、溜息?何で?)

 

 

しのぶ「あのね、私と姉さんは3人で行きたいのっ!どうして分からないのっ!?私達が八幡と一緒に行動するのが嫌なわけないじゃない。」

 

八幡「いや、話の流れで2人で行くものだと思っていたし、男が女2人に混ざっても邪魔なだけかと思ってな……」

 

カナエ「邪魔なわけ無いわ。八幡さんと一緒に過ごせる時間はとても大切な時間だって私は思ってるわ。だから八幡さん、無意識だったとしても自分を除け者扱いするのはやめて、ね?」

 

八幡「………あぁ、分かった。」

 

カナエ「なら良しっ!じゃあ準備して早速向かいましょうっ♪あっ、それと八幡さんには悪いのだけど、お金は出してもらっても良いかしら?今の私達無一文だから。」

 

 

攫われてきたからお金も何も無いのよね……

 

 

八幡「大丈夫だ、銀行かコンビニの銀行で口座で下ろす。こんな形とはいえ折角の京都だ、ハメは外したいだろうしな。」

 

しのぶ「い、いいわよ別に。お金なんて下さなくても。八幡のお金なんだから。」

 

八幡「なら俺の好きにするだけだ。下ろした金は2人にやるから好きに使えよ。」

 

カナエ「………じゃあお言葉に甘えて使わせてもらうわね。ありがとう八幡さん。」

 

しのぶ「ありがとう、八幡。」

 

八幡「気にするな、使わずに寝かせておいた金だ。使われた方がコイツ等も喜ぶ。」

 

 

やっぱり八幡さんは優しいわね………だから私は八幡さんの事が好きになったのよね♪それ以外にも理由はあるけれど♪

 

 

しのぶ「何処に行く?私は折角だから清水寺とか金閣寺が見たいわ。名所だらけだけど。」

 

カナエ「私は良いと思うわよ。銀閣寺や嵐山も良いし、嵐山の近くに清滝っていうのもあるから行ってみたいわね〜。八幡さんは何処かある?」

 

八幡「俺は昨日の内に行って来たからな……祇園と伏見稲荷神社、八坂神社、錦市場、平安神宮に行ってきた。もし行きたいのなら行くか?伏見稲荷神社ならちょうど近くだしな。」

 

しのぶ「確か……千本鳥居で有名な神社よね?」

 

八幡「あぁ。神社の前には商店街みたいな広場もある。土産にはちょうど良いだろうしな。」

 

カナエ「じゃあ今上がった場所、ぜ〜んぶ回りましょう!きっと楽しいと思うわっ!」

 

しのぶ「また姉さんは能天気な………」

 

カナエ「だって行きたい所は全部回れた方が良いじゃな〜い♪八幡さんもそう思うでしょ?」

 

八幡「まぁ、行けるならな。」

 

カナエ「それじゃあ行きましょうっ!それに夢だったのよね〜。着物を着ながら京都を歩くのっ♪」

 

しのぶ「ちょっと待って姉さん?着物を着る?着物を着て京都を歩くの?」

 

カナエ「え?何かダメだった?」

 

しのぶ「私達、お金、余りない、分かる?」

 

 

あっ、そうだったわ……八幡さんから借りてもらうとはいえ、そんなに大金は貰えないわよね。浮かれすぎちゃったわ………お姉ちゃん反省。

 

 

カナエ「ごめんなさいねしのぶ、私少し浮かれ過ぎちゃったみたい。着物はまた今度ね。今回は八幡さんと一緒だから着物じゃなくてもいいわよね。」

 

しのぶ「そうよ。それに着物を着てしまったら歩く速度だって遅くなっちゃうわ。八幡もそれに合わせるのだって大変だと思うし。」

 

八幡「いや、俺の事は気にしなくてもいいぞ?」

 

 

そうはいかないわっ!八幡さんとのデートなんだもの!3人仲良く楽しく過ごしたいわっ!!

 

 

 

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