やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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再来と明日の予定

 

 

八幡side

 

 

八幡「………なぁ、俺外に出てもいいか?マジで本当に勘弁してくれ。この空間に男1人だけいるのは無理だ!頼むから外で待たせてくれっ!」

 

しのぶ「ダメよっ!それじゃあ八幡の好みが分からないじゃない!」

 

八幡「俺の好みを知ってどうするっ!?」

 

カナエ「しのぶ、八幡さん、大声を出しちゃダメよ。他のお客さんの迷惑になるでしょう?店内なんだから静かにしなさい!」

 

八幡「その原因を作っているのが自分達だと何故気付かないっ!?」

 

 

何でこうなった………さっきまで京都を楽しんでいた筈。そしてホテルに帰ろうとしていた時に、何故こうもタイミング良く……いや、悪く?もうどっちでも良い!何で気付くんだ!?

 

 

しのぶ「八幡、早く選びなさいよ。」

 

カナエ「八幡さん、私ももう1回。今度は別なのをお願いね〜♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カ・し「八幡(さん)好みの色は?」

 

 

目の前に出されたのは紫とピンク色の下着だった。

 

そう、俺達が居るのはランジェリーショップだ。しかも達の悪い事に大型ショッピングモールの中ではなく、店舗で販売している系の。しかも俺は2人に店内へと連れ込まれて今に至る。周りの客の視線が痛い……いやそりゃそうだ、この中に居る筈の無い奴が1人居るんだもん!

 

 

カナエ「もう〜今更何恥ずかしがってるの?八幡さんはもう私達の裸を見ただけでなく、それ以上の事も昨日の今日でしてるんだから恥ずかしがる事なんて無いでしょう?」ボソッ

 

しのぶ「そうよ。私達の下着姿も昨日の時点で見てるのに何を恥ずかしがってるの?私は別にもう恥ずかしさなんて無いわよ?」

 

八幡「いや、お前等の神経図太っ!?」

 

カナエ「選んでくれるだけで良いから。それだけで済む話なのよ?後は八幡さんが実際に見て良いか悪いかを判断するだけなんだから。」

 

八幡「どの道俺が見なくちゃいけないのかよ……」

 

しのぶ「当たり前よ。そうでなきゃ選んでもらう意味が無いじゃない。早く選んでよ。私達だってこの状況が恥ずかしくないわけじゃないんだから。」

 

 

………もう、適当に選ぼう。

 

 

カナエ「あっ、因みに適当に選んだら八幡さんも一緒に更衣室に入ってもらいますからね?目の前で着替えます。それでも良いのなら適当に選んでくださいね?」

 

八幡「い、いいや、適当に選ぶなんて俺言ってねぇよ!何で適当に人の下着選ぶみたいになってんだよ!?ちゃんと選ぶわ!」

 

カナエ「あらあら、頼もしいわ〜♪じゃあ八幡さん、お願いしますねっ!」

 

 

既に前門も後門も塞がっていたとは………もう素直にやるしか無いよな。

 

 

八幡「じゃあ………しのぶが水色でカナエが白色で頼む。それと、俺はどうしても此処で待たなきゃダメか?」

 

カ・し「ダメ。」

 

八幡「はぁ………だよなぁ。」

 

 

俺は数々の視線を浴びせられる中で2人の下着を順に見て判断してからすぐさま外に出た。だが男がランジェリーショップから出てきた事もあってか、店内よりも視線が増えてしまった……2人が買い終わるまで待ってた方が良かったと心底思った。

 

 

ーーーホテル内ーーー

 

 

しのぶ「八幡どう?痛い?」

 

八幡「いや、大丈夫だ。手際が良いお陰でさほど痛くない。悪いな、手当てしてもらって。」

 

しのぶ「気にしなくていいのよ。私達を守る為に負った傷なんだから。これくらいの手当は私にさせなさい。」

 

カナエ「あっ、そうだ八幡さん。手当て中のところ悪いんだけど、明日って何時に話し合いをするの?やるとしか聞いてないから分からないのよね。」

 

八幡「……そういや俺も聞いてねぇや。しのぶ、携帯取ってもらっても良いか?」

 

しのぶ「分かったわ。」

 

 

連絡は………母ちゃんにするか。

 

 

八幡「悪いが左腕少し上げるな。」

 

 

pipipi…pipipi…っ!

 

 

八千代『もしもし八幡、どうかしたの?具合でも悪くなっのかしら?』

 

八幡「いや、それは問題無い。明日の話し合いなんだが、何時なんだ?俺等は今京都に居るんだが、神戸連合がある拠点は兵庫県だろ?俺等には交通手段が電車かタクシーくらいしか無いんだが………」

 

八千代『あら、時間の事を伝えていなかったわね。ごめんなさい。でも安心しなさい、今私と会長は京都に向かってるから。だから明日はアンタ達を乗せて神戸連合の本部に行くから問題無いわ。泊まってる場所って何処?」

 

八幡「伏見なんだが外れの方だ。『アルファ』って名前のラブホだ。」

 

八千代『ラブホ?アンタ達何でそんな所に?』

 

八幡「俺に聞くな。向こうの若頭にでも聞いてくれ。ソイツの計らいで泊まる事になってたんだが、ラブホだなんて知らなかったんだ。」

 

 

八千代『ふぅ〜ん……まぁ分かったわ。取り敢えず明日は10時頃にそっちに向かうわ。あぁそれと、3人のスーツはこっちで用意してあるから、2人にもそれ伝えておいて。』

 

八幡「あぁ、分かった。じゃあまた明日な。」

 

八千代『えぇ、また明日。』

 

 

ふぅ〜……とりあえずギリギリまでは居られるな。

 

 

八幡「明日は10時頃に此処に来てくれるみたいだ。車ん中は母ちゃんと爺ちゃんも居るから同席になるけど、大丈夫か?」

 

 

カナエ「えぇ、大丈夫よ。ありがとう八幡さん。」

 

しのぶ「はい、こっちもちょうど終わった。楽にして良いわよ。」

 

八幡「あぁ、サンキュー。」

 

 

にしても母ちゃん、俺等がラブホで宿泊してるって暴露したってのに、やけにあっさり引いたな。明日の楽しみに取っておくつもりか?いや、それはそれで困るんだけどよ。

 

 

 

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