やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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会合終了。そして……

 

 

八幡side

 

 

結構緩やかな感じで会合始まったけど、内容はそれに見合わずで重苦しいものだ。向こうも犠牲者や被害者に関して調べていない筈が無いからな。3次団体とはいえ、相手の幹部をやってしまったのは事実だし、誘拐された本人達もこの場に居るんだ。互いの言いわけは通らないだろう。

 

 

竜胆「今回の件での被害は大方、そちらの若頭代行から聞き及んでおります。被害現場が胡蝶病院、従業員及び構成員の死亡者が50名。一般人の被害は150〜200名。全てが銃殺によるものである………私共から条件は一切出しません。そちらの条件を呑みましょう。今回の件に関しましては、千葉の皆さんは完全に被害者。いくら敵対関係とはいえ、堅気に手を出して良い筈がありませんからな。」

 

修作「良いのですかな?」

 

竜胆「えぇ。」

 

修作「………ならば胡蝶組長、お前の望みを言ってみなさい。お前は神戸連合に何を要求する?」

 

カナエ「………」

 

 

全て負担するとはな……思い切った行動に出たもんだ。だがカナエは何か考えてるのか?

 

 

カナエ「……では、施設の修繕費の全負担。そしてお亡くなりになられたご遺族の方々への謝罪及び葬式代や墓代、その他諸々の負担。他には思いつきませんので、このくらいです。」

 

竜胆「分かりました、ではその負担はこちらにお任せください。病院の人手に関しては胡蝶組長の裁量にお任せいたします。それによってこちらから何人かお送りするようにいたします。」

 

カナエ「分かりました、ありがとうございます。」

 

竜胆「そして、抗争の件です。こちらも互いの組が衝突し合ったようですが、そちらのお考えからお聞きしてもよろしいですかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

修作「こちらは………何もございません。」

 

竜胆・工藤除く幹部「っ!!!」

 

灯夜「ほう……何も?それは何故です?」

 

修作「その意見は最も。普通であれば相手に何かを要求するのが道理……しかしながら私の孫もそちらの3次団体を壊滅に追いやったのも事実。ならばこれでおあいこにしたいのです。」

 

灯夜「成る程………」

 

竜胆「そうですか。でしたらこちらは今回の件、この絵を書いた者と共犯の者を処分いたしましょう。工藤、連れて来い。」

 

工藤「はい。おい、連れて来い。」

 

『へいっ!!』

 

 

待機していた本部の組員が襖の奥に行くと、腕を縛られながら全身ボロボロで血だらけの童満と、もう1人同じような状態にされた男が連行されていた。そして何故かアタッシュケース。金でも入ってるのか?

 

 

竜胆「今回の絵を描いた張本人、直参椎橋組組長そしてそれに賛同して実行犯となった3次団体の童満会会長、赤座鬼組組長、3人の首及びその構成員を全員こちらで処分いたします。今後このような事が起きぬように直参幹部を全員集めて……見せしめとして。」

 

 

1人がケースを開くと、アタッシュケースの中身は赤座鬼の首だった。

 

 

椎橋「お……親父ぃ………」

 

竜胆「人の命を何とも思わん奴は、この神戸連合には必要無い。1人は既に亡くなっとりますが、こちらはこの件に関わった者全てを処刑いたします。処刑につきましては前からこちらで決めておった事ですので、決定事項とさせていただきます。」

 

カナエ「………竜胆会長、少し童満会の方とお話してもよろしいでしょうか?」

 

竜胆「……構わへんか?」

 

工藤「えぇ、抵抗出来ないようにしとります。」

 

カナエ「ありがとうございます。では………」

 

 

カナエは少しだけ童満に近付いて話しかけた。

 

 

カナエ「………貴方は今回の件、多くの人を殺しました。その事について何か言いたい事はありますか?」

 

童満「………」

 

カナエ「………」

 

童満「………」

 

カナエ「………そうですか、ありがとうございました。お時間を取らせました。」

 

 

カナエが後ろの座布団まで下がると、2人と人だった者の首を持った3人は再び襖へと下がった。

 

 

竜胆「さて、とりあえず本題の件は終わりました。比企谷会長、他に何かございますかな?なければ私は色々とお話したいと思うておるんですが……」

 

修作「ほう、それは興味深い。ですがその前に1つだけよろしいですかな?私から1つ、竜胆会長にご提案があるのですが、お聞きいただけるかな?」

 

竜胆「勿論ですとも。ここからは楽に行きましょう。どうぞ足を崩してください。お前等もいいぞ。」

 

 

………足を崩せるのはありがたいんだが、俺には気になっている事がある。霧崎組組長をどうにかしてくれ。俺の事ジロッジロッ見てるんだよ。何でそんなに俺の事見てくるんだ?いや、俺を見てるわけじゃないのか?

 

もう気にしないでおこ、無理だけど。

 

 

修作「お話というのは今後の我々にとって重要とも言える事………我々千葉仁堂会とそちらの神戸連合、東と西の五分盃を交わしたいと思ってます。」

 

竜胆「ほう………こちらとしてもありがたい申し出ですが、理由をお聞きしても?」

 

修作「勿論…と言いたいところなのですが、これといった理由は無くてですな、こちらがそちらと盃を交わしたいだけなのです。」

 

竜胆「………」

 

 

特に無いのかよ理由!あっちも少し呆れてないか!?これなんか雲行き怪しくないか!?

 

 

 

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