やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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昼休みの尋問と癖

 

 

八幡side

 

 

キーンコーンカーンコーン♪〜

 

 

………遂に鳴ってしまったか、4時限目の終わりを告げる鐘の音が。ついでに言うと、俺には逃げ場が存在しない。何故なら狂三が自身の席を俺の席にくっつけ、手は授業の板書をする為に動かせないが、その代わりに両足が俺の足に絡みついて来たのだ。しかも上履きを脱いでだ。しかもなぞるように触れてくるから何がしたいのかサッパリだったってわけだ。何?誘惑してるのか?それとも他に意図があったのか?わけが分からなかったから何も言わなかったけどよ。

 

 

狂三「さて八幡さん、雪乃さんが居る部室へと向かいますわよ。あぁそれと、逃げられるなんて思わないでくださいね?私がしっかりと八幡さんを捕まえておきますから♪」

 

八幡「お前の捕まえるは俺の腕に()()()()事を言うのか?初耳だな。俺が逃げ出さないとでも?」

 

狂三「ふふふふ、それはありませんわ。八幡さんは女性には手を上げないという事は分かっていますから。それとも八幡さんは女性を無理矢理振り切るという酷い事をするお方なのですか?」

 

 

くそぉ………流石はウチの若頭、俺の事をよく分かっていやがる。そりゃそうだ、何も無いのに女に手を出したら男が廃る。

 

 

夜架「八幡さんについてのお話でしたね?でしたら妻である私も同行させていただきますわ。」ダキッ

 

八幡「……なぁ、頼むからそうやって相手を挑発する行為をするのやめてくれないか?」

 

夜架「?何の事ですの?」ニコニコ

 

 

コイツ、絶対に分かってやってやがる。ほら見ろ、隣の狂三がもう殺気立ってるよ………

 

 

狂三「あらあら羽々斬さん、貴女は来ていただかなくても結構ですわよ?これは()()()()()であって、()()()()()は関係ありませんから。」

 

夜架「いいえ、そういうわけには参りません。()()()が誰かに浮気をしないように、しっかりと見ておかなくてはいけませんから。」

 

狂・夜「ふふふふっ。」バチバチッ!!

 

 

連れてくなら早く連れてってくれませんかね。両サイドでそんな火花散らし合ってても、俺への殺気の目線が無くなるわけじゃないんだから。

 

 

ーーー奉仕部ーーー

 

 

八幡「………はぁ。」

 

狂三「八幡さん、早く入りましょう?」

 

夜架「此処でお昼を食べますのね?さっ、扉を開けてくださいな。」

 

八幡「………おう。」

 

 

此処まで来ちまったらもう開けるしかないよな………さらば、平穏な俺。いや、もう俺に平穏は無かったな。こんにちは、新たな波乱。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪乃「あら、ようやく来たのね。待ちくたびれたわ。早く入ってお昼を食べた後にオハナシをしましょう?ねぇ比企谷君?」

 

めぐり「久しぶりだね〜比企谷君!あれあれ、なんだか初めての子も居るね?まぁいっか!ほらほら早く座って!皆で楽しくご飯を食べた後に皆でいっぱいO☆HA☆NA☆SHIしようねっ♪」

 

 

………楽しい飯になりそうに無いんだけど。

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

夜架「八幡さん、もう1つどうぞ♪」

 

狂三「羽々斬さん、少しくっつき過ぎでは?」

 

夜架「そんな事はありませんよ?」

 

雪乃「比企谷君、こちらのジャガイモも美味しいわよ。食べてみてくれるかしら?」

 

めぐり「あ~っ!雪ノ下さんずるいよぉ〜!私も比企谷君に食べさせる〜!」

 

八幡「………」

 

 

………じゃあ俺はこの卵焼きを食べよう。

 

 

狂・夜・雪・め「何勝手に食べようとしているんですの?(のですか?)(のかしら?)(のかなぁ?)」

 

八幡「………すみませんでした。」

 

 

ーーー昼食後ーーー

 

 

雪乃「………さて、では比企谷君。弁明を聞こうかしら?貴方にはもうお嫁さんが居るのかしら?」

 

八幡「いや、誓っていないと言える。まだ結婚出来る歳でもねぇし、しようとも思ってないからな。夜架が勝手に言っているだけだ。」

 

狂三「それにしては随分と仲がよろしいご様子でしたが?何処かで交流でも?」

 

 

流石に神戸連合で会ったなんて言えないよな……

 

 

八幡「京都で療養中の間に少しな。ほんの少しだけ世話になっていただけだ。」

 

夜架「そうですわね。八幡さんと過ごす時間は、それはそれはもう激しく熱い時間で「言っておくがコイツの言っている事は全てコイツの捏造だ。」つれませんわね、八幡さんは。まぁその部分も愛しているのですが、ふふっ♪」

 

八幡「な、何だよ……」

 

狂三「イチャイチャしないでいただけますか?」

 

雪乃「イチャイチャしないでくれるかしら?」

 

めぐり「イチャイチャしないでくれるかなぁ?」

 

八幡「んんっ!それでだが、お前等が思ってるような関係ではない。愛してる宣言はされたが、俺は別に夜架の申し出を受けたわけではないからな。」

 

夜架「八幡さんも早くお認めになってくだされば、気持ちも楽になりますのに。」

 

八幡「そんなお手軽な気持ちで自分の奥さん決めてたまるかよ。」

 

 

俺は俺の全てを受け止めてくれる奴としか結婚したくない。生半可な気持ちで結婚なんて出来ないからな。母ちゃんみたいな、ヤクザの世界に入っても気圧されたり、折れたりしない胆力と、芯のしっかりしてる女でないと、俺は結婚する気になんてなれねぇ。それは今組に入ってる奴でも例外では無い。」

 

狂・夜・雪・め「………」

 

八幡「……?何だよ、急に黙りやがって。」

 

雪乃「貴方、そこまで考えていたのね……」

 

狂三「八幡さん、私なら八幡さんの全てを受け入れますわ。」

 

めぐり「そ、それは私も同じだよ!!あ、あれ?私ってば何言ってるんだろっ!?」

 

八幡「え……まさか、今のって………」

 

夜架「声に出ていましたわ♪因みに八幡さん、私も八幡さんの全てを受け入れる覚悟はありますわ。」

 

 

この癖、治ったと思ってたのに………まだ残っていたのかよ!?ちくしょう!!

 

 

 

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