やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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葉山の心配と家族

 

 

夜架side

 

 

八幡さんも中々素直になれないお方ですわ。早く私を娶ってくだされば解決するお話なのに、何故あんなにも頑ななのでしょう?まぁ、先程の八幡さんのお気持ちを聞いた時は深いお考えをお持ちだという事は理解できました。それなら余計に私を娶ってくだされば………いえ、もうやめておいた方が良いですわね。押し続けるだけでは八幡さんは動かないようですから、時には退くのも重要ですわね。

 

それにしても時崎さんは、八幡さんとの距離が近過ぎる気がしますわ。机を完全にくっつけて………羨ましいですわ。私も八幡さんともっと密着したいですわ。ですが今は我慢………後で幾らでもチャンスはやって来ますわ。

 

それにしても、八幡さんは随分と狙われやすい方なのでしょうか?何だか八幡さんをチラチラと見る方が大勢いらっしゃるようですが………

 

 

※大半が貴女のせいです。

 

 

中には恨みの視線もありますわね………あの金髪の男性、何が理由かは知りませんが、あんな目で八幡さんを見るという事は、何かあったのでしょうね。まぁ私にはどうでも良い話ですけど。早く放課後になって欲しいものですわ、八幡さんとの時間が恋しいです。

 

 

ーーー放課後ーーー

 

 

ようやく放課後になりましたわね。では早速、八幡さんと一緒に「比企谷、少し良いかい?」……あら、先程まで八幡さんを睨んでいた人ですわ。確かお名前は………

 

 

八幡「何だよ葉山、此処では言えないのか?」

 

葉山「あぁ、少し場所を変えたい。」

 

八幡「………はぁ、分かったよ。屋上に行くぞ。狂三、先に帰っててくれ。」

 

狂三「……………………かしこまりました。」

 

 

狂三さん、余程八幡さんと一緒に帰りたかったご様子………今にも葉山さん?を殺せそうな目で睨んでいますわ。

 

 

葉山「じゃあ行こうか。」

 

八幡「おう。」

 

 

………まぁ私は何も言われていませんから、隠れながら屋上まで着いていくのですが。それにバレるとは思っていません。こう見えても隠密は得意ですから♪

 

 

夜架sideout

 

八幡side

 

 

八幡「それで話って何だ?大体予想はつくけどよ。先に言っておくが俺に恨みを抱くのはお門違いだからな。」

 

葉山「………戸部が姫菜に告白をしてフラれた。」

 

八幡「………それで?」

 

葉山「おかげで今のグループはギスギスしているんだ。皆遠慮しているような、話したいけど話せないような、そんな空気が続いてる。」

 

八幡「まぁ、だろうな。」

 

葉山「………なぁ比企谷、君ならどうする?こんな状況だったら、君はどうする?」

 

八幡「………俺に解決策を求めようとしていたんだったら突っぱねていたところだが、その質問なら答えてやる。簡単な話だ、全部ぶっ壊せば良いだけだ。」

 

葉山「なっ!?」

 

 

葉山は驚いているようだが、俺からしてみれば気まずいだけならその関係は1度壊してしまえばいい。その方がお互いに楽になるってもんだ。

 

 

八幡「だってそうだろ?全員が遠慮してんだったら、1度全員の関係をリセットした方が良いだろ。そんでアイツ等がもう1度戻りたいって言ったのなら、ソイツ等をもう1度引き入れれば良いってだけだ。簡単だろ?」

 

葉山「俺にはそんな事は出来ない!アイツ等との関係は切りたくないし、俺は気に入ってるんだ!」

 

八幡「なら自分で考える事だ。俺はお前等の関係なんてどうなろうが知らんし、協力してやろうとも思わない。お前の作ったグループなんだ、お前自身で何とかしろ。」

 

葉山「………」

 

八幡「んで、他に用件はあるのか?」

 

葉山「………羽々斬さんの事だ。」

 

 

夜架の?一体何の話だ?

 

 

葉山「彼女も時崎さんと同じで君にくっついているようだ。けど俺としてはクラスとも仲良くしてもらいたいと思っている。君から説得してもらえないかい?出来たら時崎さんもお願いしたいんだ。」

 

八幡「それこそアイツ等の問題だ。俺達第3者が介入して良い話じゃねぇだろ。お前はあの2人が誰と友達になったのかを一々確認するのか?」

 

葉山「けど、彼女達もいつまでも君だけにというわけにはいかないだろ?」

 

八幡「それに関しては同感だが、俺は狂三と夜架の交友関係に口を出すつもりも無いし、今後についても同じ方向でいくつもりだ。お前は2人の事が心配なんだろうが、それが杞憂に終わる事だってある。お前の求めている事と、アイツ等が求めている事が同じとは限らない。狂三の時に学んだと思うが?『名前や苗字を間違えるような奴とは仲良くしたくない。』俺は的を得ていると思うぞ。」

 

葉山「………」

 

 

夜架(八幡さん、私の事をそこまで………)

 

 

八幡「とにかく、アイツ等の事を心配してやるんだったらアドバイス程度にしておけ。でないといらん傷が付くのは自分だぞ?」

 

 

あの2人、一見優しそうな外見をしてて話しやすそうだが、刺だらけの薔薇みたいなものだからな。夜架はまだ分からんが。

 

 

八幡「んじゃ俺は行くぞ?帰りたい「待ってくれ!」し……何だよ?」

 

葉山「君は羽々斬さんの事を、どう思ってるんだい?彼女が君と同じ極道関係じゃないかとは思ってるけど………」

 

八幡「………アイツはもう俺の仲間(家族)だ。もし誰かが夜架に害をなそうものなら、俺は俺の力の全てを使ってソイツを潰す。それだけだ。」

 

葉山「………そうか。」

 

八幡「じゃあな。」

 

 

夜架(あぁ………八幡さん♡)

 

 

八幡「はぁ〜やっと帰れ……うおっ!?何だ夜架か、驚かすなよ……」

 

夜架「………八幡さん、こっちへ。」

 

八幡「へ?お、おい……」

 

 

な、何だ?

 

 

夜架「八幡さん、私、夜架はもう我慢なりませんわ♡」

 

八幡「んむっ!?」

 

夜架「んんっ……ちゅっ…んあ……れろ……ちゅゅゅ〜……んむぅ……ぷはぁ……はぁ…はぁ……♡」

 

 

夜架は八幡にキスをした。しかも最初から八幡の口内に自身の舌を入れ、これでもかと思う程に八幡の口内を舐め回していた。目はずっと八幡を捉えており、うっとりとしたような、瞳を潤せながら碧眼と紫眼が八幡の両眼を捉えたまま見つめていた。

 

 

夜架「んんっ♡……ちゅっ、んん〜……れろっ、くちゅ〜〜……んんぅ♡……くちゅり、れろれろ……んんんっ、ちゅうぅぅぅ〜……んっ、ぷはぁ……はぁ♡……はぁ♡……八幡さん♡」

 

八幡「はぁ……はぁ……お、お前……一体何を?」

 

夜架「八幡さん、私はもう遠慮いたしません。私はもう八幡さんの伴侶(家族)、なのですよね?」

 

八幡「き、聞いてたのかよ……まぁ、そうだな。お前はもう俺の仲間(家族)だ。」

 

夜架「………それを聞けて私は安心しましたわ♡八幡さん、今宵がとても楽しみになりましたわ。うふふふふっ♡」

 

 

何でこんな事に?俺、なんか間違った事言ったっけ?

 

 

 





おぉう……2人の解釈が両極端だ………
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