やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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念の為に

 

 

八幡side

 

 

八幡「こんなに忙しかったのか。マジで感謝しないとな。このペースなら1日じゃ終わらない………けど今は目の前の仕事を片付けるだけだ。俺が休んでる間、本当にありがとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有栖。」

 

有栖「いえいえ、八幡さんから頼まれていた事ですもの。私は言われた通りにしただけです。」

 

八幡「いや、この仕事量は本当に申しわけ無いわ。総代代理をやらせてたけど、こんなところまでやってくれていたとは思ってなかったからよ。今度どっか美味い店にでも行くか。」

 

有栖「ふふふっ、その時は2人きりでお願いしますよ?賑やかなのは好きですが、八幡さんと2人の食事はまだした事が無いので。」

 

八幡「そうか?まぁいいけど。」

 

 

俺は事務所に戻って自分がやるべき総代としての事務作業をやっている。これがまた多くて多くて……俺が不在の間は有栖がやってくれていたみたいだが、分からない物はそのままという風にしてくれていた。けど正直ありがたかった、俺がやるべき仕事を少しでもやってくれていたのが嬉しい。これは何かやってあげないといけないと思った。

 

 

八幡「有栖、少し休憩にしよう。根の詰め過ぎは良くないからな。飲み物でも淹れる。何がいい?」

 

有栖「いえ、私がやりますので。」

 

八幡「こういうの、俺にもやらせてくれ。なんなら有栖がそこの椅子に座っても良いぞ。」

 

有栖「そんな事出来ませんわ。八幡さんが不在の時もそこには座った事は無いのですよ?」

 

八幡「1回座ってみたらどうだ?座り心地は大して変わらないから。」

 

 

座り心地はどれも変わらないと思う。だってこの椅子、城廻さんとこのインテリアショップでまとめ買いしたヤツだから。しかも割引してもらった。確か1つ5,000円割引いてもらったんだよな〜感謝感謝。

 

 

有栖「それと八幡さん。今度行くご飯の事ですが、出来れば個室を希望します。」

 

八幡「個室?それは構わないが、何故だ?」

 

有栖「八幡さんとの2人きりの時間を他人に邪魔されたくないのです。」

 

八幡「………成る程、理解した。」

 

 

ガチャッ

 

 

狂三「ただいま戻りましたわ八幡さん、有栖さん。頼まれていた物も全て購入してきました。」

 

夜架「それから八幡さん、少しご報告したい事がありますわ。よろしいでしょうか?」

 

八幡「ん?何だ?」

 

夜架「最近この千葉一帯で不審な者が出歩いているという噂を耳にしましたわ。しかも巧妙に自身の姿を隠しながら犯行に及んでいるようですわ。」

 

八幡「その犯行は分かっているのか?」

 

狂三「主に窃盗をしているようですわ。隠れるのが非常に上手ですので、追いかけても見失うケースが多いようです。」

 

八幡「そうか……恐らく出没しやすいのは夜だと思うから、夜の出歩きや貴重品には気を付けろ。何処で見ているか分からないからな。」

 

狂・有・夜「はい。」

 

 

窃盗か………これまでに何件か被害が出ているんだろうな。俺も気を付けないとな。

 

 

八幡sideout

 

有栖side

 

 

窃盗をする人が現れたなんて………怖いですね。暫くは八幡さん宅で泊まりになった方がいいでしょうか?八幡さんが迷惑でなければ、ですが。

 

 

有栖「八幡さん。窃盗犯の事もありますので、暫くは八幡さんのお宅で泊まらせていただいてもよろしいでしょうか?1人で帰るのは危険ですので。」

 

八幡「ふむ……そうだな、確かに女1人で帰るには危険過ぎるな。窃盗犯だけでなく、他の男も寄り付いて来そうだしな。分かった、泊まっていけ。」

 

狂三「でしたら私も泊まらせていただきますわ。その方が安全も確保しやすいですわ。」

 

夜架「夫の安全を守るのは妻の役目、八幡さんの安全は私が責任をもって守りますわ。ですので私も泊まりますわ。」

 

 

………結局皆さん一緒になるんですのね。まぁこの場で言ったのですから分かりきった事ですわ。そして八幡さんの答えも………

 

 

八幡「分かったよ。けど、自分の部屋で寝ろよ?」

 

 

そう言うと思っていましたわ。ですが八幡さんの思い通りには行きませんよ?だって私達は………

 

 

狂・有・夜「八幡コース1択ですので、お断りします。」

 

八幡「………言うと思ったよ、はぁ………」

 

 

申しわけありませんが、これも八幡さんの為。窃盗犯がこの家を襲撃しないとも限りません。なので八幡さんをお守りしなくてはなりませんから。

 

 

ーーー数時間後ーーー

 

 

八千代「今日は大人数だね………それで?今日のコースは何?もう分かりきってるけど。」

 

八幡「全員俺コースだとよ。」

 

八千代「みたいね。」

 

小町「いやぁ〜お兄ちゃんもモテモテだよね〜。こんな美人に囲まれてさ〜。恋人作らないの?もう選びたい放題じゃん。」

 

八幡「今はまだ作らねぇよ。それに作ろうとか思ってねぇし。俺は着替えてくる。言っておくがお前等、絶対に着いてくるなよ?」

 

狂三「着替えのお手伝いを「しなくていい。」」

 

有栖「お食事は私が食べ「させなくていい。」」

 

夜架「お背中は私が流し「てくれなくていい。」」

 

八幡「そういうの本当にいいから。」

 

小町「お兄ちゃんってば〜。1度皆からやってもらえばいいのに〜。ハーレム味わえるよ?」

 

八幡「そんな思いは別にしたくないからいい。」

 

 

 





さぁ次は有栖ちゃんの番です!
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