やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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気持ちを隠さずに

 

 

麗side

 

 

麗「んっ………八幡っ、そこ、良いわ………続けてくれるかしら?」

 

八幡「分かった、この辺りか?」

 

麗「んんぅっ!ちょっと、強過ぎるわよ……女はデリケートなのだから優しくんあっ///」

 

八幡「悪かったって。これくらいか?」

 

麗「そ、そう……それ、ちょうど良いわ。続け……な、さ……い///」

 

八幡「姉さん大分凝ってるな………素人の俺がマッサージしても分かるくらい凝りがあるぞ?少し働き過ぎじゃないのか?」

 

 

私は今、八幡から肩揉みをしてもらっているのだけど、この子恐ろしいわ。私のツボを的確に、しかも絶妙な力加減で刺激してくるからとても気持ち良いのよ///八幡ったら、私の身体を熟知しているのね。

 

 

麗「そう、かも……しれない、わね。けれど……今は調子が上向き……だから、このペースを落としたくないわ。私の出来る事も最大限やっていきたいのよ。やれば良かったじゃ遅いから。」

 

 

私が喋り出してからは、八幡はマッサージの手を止めてくれた。気を利かせてくれたんだと思うわ。

 

 

八幡「そうか……だが無理は身体に毒だからな。あんまり無理し過ぎるなよ?適度に休み入れる事だ。週に1回は必ず自分の身体を労われ。でないといつか倒れるぞ?」

 

麗「………えぇ、分かったわ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麗「八幡、少し真剣な話をしてもいいかしら?」

 

八幡「何だ?」

 

麗「私達の事よ。2年前、高校に入る前に母さん聞いたと思うけど、私と八幡、そして小町の関係。」

 

八幡「………あぁ、聞いた。けど小町はまだ知らない。母ちゃんと親父は高校生になってからって決めてるみたいだからな。」

 

麗「そう………」

 

八幡「それで、それがどうかしたのか?本当の姉弟じゃないからって俺は別に気にしないぞ?俺の姉には変わりないんだしな。」

 

 

そう、私と八幡と小町の血は繋がっていないわ。いいえ、正確には私だけが繋がっていないと言うべきね。私もカナエさんとしのぶちゃん、カナヲちゃんと同じで母さんと父さんに引き取られて育ったわ。子供が欲しかったからか、父さんと母さんは私を養子縁組から引き取って、自分の娘のように育ててくれたわ。それから数年が経って八幡が産まれて小町も産まれた。

 

私が高校生になった頃には本当の兄弟じゃない事を知った。そして私はとても強い衝撃を受けたわ。実の姉弟のように育ってきたのに今更そんな事を言われてもっ!

 

 

なんていう風には思わなかった。それよりももっと強い感情があったからよ。それは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麗『えっ!?それって八幡と結婚出来るって事よね!?そうよね母さんっ!?』

 

 

八幡と結婚出来る事の方が私には重要だった。実の姉弟じゃない?実の姉弟じゃなかったらって感情が芽生えた歳から何年間思い続けてきたか分かったものじゃなかったわ。勿論八幡はそんな事知らないから無闇に突っ込む事は出来なかったけれど、少し過剰にスキンシップは取っていたわね………今となっては良い思い出だわ。

 

 

麗「えぇ、八幡はそう思ってくれている事には私も嬉しく感じているわ。けどね八幡、私は貴方の事が好きよ。この好きは勿論、異性として好きという意味よ。」

 

八幡「………」

 

麗「私もいつから八幡の事が好きになったのかは分からないけれど、いつの間にか好きになっていたわ。おかしな話よね、運命的な出会いじゃないのに、ずっと近くに居たその男の子を1番好きになってしまうのだから。」

 

八幡「けど姉さん、俺は………」

 

麗「分かっているわ、貴方が私の事を姉としか見られないという事は薄々感じていたもの。私も流石に勝機は無いって思ったわ。」

 

八幡「………」

 

麗「けど、可能性があるのなら持てる全てを尽くして最後までやり遂げたい、そう思ったの。不完全燃焼で終わるよりも全部やり切ってから終わりたいって。まぁ、ただ諦めが悪いだけなのかもしれないけれど。」

 

八幡「………」

 

 

ふふふっ、私ったら何を口走っているのかしらね。好きな人の目の前で告白じみた事をしたと思ったら、フラれた時の話もするなんて………バカね。

 

 

八幡「姉さんらしくねぇし、なんか………嫌だなそういうの。」

 

麗「………え?」

 

八幡「姉さん、アンタ経営者の前に極道だろ?どっちの世界に早く入ってんだよ。」

 

麗「………」

 

八幡「もし俺が姉さんの立場ならこう言うぞ。『お前は俺のだから俺の傍に居ろ。』って。」

 

麗「け、けど八幡にも好きな人が「居たらどうなんだ?そういう風に諦めんのか?本当にらしくねぇよ……あんま言いたくねぇけど、姉さんがそんなだから言わせてもらう。正直俺は………姉さんが他の男と一緒に居て欲しくねぇ。無性に腹立つんだよ。本当に訳分かんねぇけど、姉さんには何処にも行って欲しくねぇんだよ///」っ!!!」

 

 

………は、八幡/////

 

 

八幡「だから俺は「八幡、ごめんなさいね。」ん?何だよねぇんむっ!?」

 

 

八幡、貴方がそんな事を言うせいよ?貴方がそんな事を言うせいで、私は八幡を諦める事を諦めるわ。そして八幡にもずっとアタックしていくわよ。

 

 

麗「ちゅっ………ふふっ、八幡からあんな事を言ったのだから、当然私のこれからの責任も取ってくれるのよね?私、もう八幡からの求婚以外は受け入れる気は無いわよ?」

 

 

八幡(あれ?俺まさかやらかしてしまったか?あんまり記憶が無いが、まさかとんでもない事を口走ってしまったとか?)

 

 

※ピンポーン!そのまさかです!

 

 

麗「ふふふふっ、いつでも待ってるわよ。その時は優しくしてちょうだいね、あ・な・た♡」

 

 

 





八幡、あんた絶対ハーレム企んでるだろ!!

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