やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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このまま話の続きに行こうと思ってたんですが、少し路線を変えてから繋げようと考えました!


会長の乱心?

 

 

八幡side

 

 

ーーー千葉仁堂会・本部ーーー

 

 

八幡「なぁ親父、何で俺も幹部会に?俺は若頭だが、別に招集はかかってねぇだろ?」

 

涼「親父からの命令だよ、お前も連れて来いって。聞けばお前、直系の話を蹴ったそうじゃねぇか。面白い事するね〜流石俺の息子だっ!」

 

 

ガチャッ

 

 

涼「もしかしてお前、本家若頭でも狙ってんの?そしたら俺のこの席に座るか?若頭になれるぞ〜座ってる間だけ。」

 

八幡「んなもんに興味ねぇよ……」

 

狂四郎「親父っ!お帰りだったんですね!」

 

涼「おう(きょう)じゃねぇか!久しぶりだな〜……いや、此処に居る全員久しぶりだったな!」

 

闇烏「五体満足でお帰りになられた事、とても嬉しく思いまする、親父殿。」

 

涼「おいおい、ドイツもコイツも親父って言うんじゃねぇよ。俺は()親父なんだからよ、今の親父は上座で踏ん反り返ってるジジィだろうが。」

 

 

今此処に居ないからってよくそんな事が言えるな………まぁ身内だからって理由もあるけどよ。

 

 

カナエ「涼さ〜ん、聞いてくださいよ〜!八幡さんったら、私達胡蝶組を吸収してくれるって言っておきながら、何にも動いてくれないんですよ〜!」

 

八幡「あっ……そういやそんな事もあったっけ。」

 

カナエ「ほらぁ〜何とか言ってくださいよ!」

 

涼「そうだな。八幡よぉ、待たせるのは良かねぇな。せめてもっとエサとかやって待たせてやれって。」

 

カナエ「違いますよ!早く組に入れてあげてって言ってくださいよ〜!」

 

涼「おいおい八幡よぉ、お前何?カナエまで堕としちまったのか?お前色々と手ェ出し過ぎなんじゃねぇの?だからあんな悩み事出来るんだって。」

 

八幡「うるせぇ、それを此処で喋るな。」

 

カナエ「?悩み事って?」

 

涼「ん?それはな「親父、さっさと席に座れ。」おぉ怖っ!悪りぃ、言えねぇわっ!」

 

 

そして程なくしてから爺ちゃんが来て、組長(若頭1名追加)総出で出迎えた。

 

 

修作「やっと帰ってきおったか、このバカ息子め。お前のせいでどれだけ比企谷組本部長が苦労をした事か………」

 

涼「いいじゃねぇか別に!八千代だって了承してくれたんだからよ!それにちゃんと謝ったんだからもうよしてくれよ!んな所で親子喧嘩したって此処に居る誰の得にもなんねぇよ!」

 

修作「はぁ………八千代さんが出来た人で本当に良かったわい。」

 

 

うん、それすっごい分かる。

 

 

修作「さて、済まぬな。今日此処に集まってもらったのは、今後の組の戦力を増強させたいと考えておる。今のところ、この千葉仁堂会は直系80団体の構成員およそ18,000人。これでも関東では最大規模の組織になっておるが、儂の考えとしては20,000人の組織にしたいと考えておるのじゃ。」

 

涼「それはいいが、どうすんだよ?新しく組でも作るのか?」

 

修作「それも考えたのじゃが、それだと人員にも限界が来る。そこで儂個人の人脈を経て1人の人物を仮の直系組長として雇う事にした。入りなさい。」

 

 

入って来たのはスーツを着て眼鏡をかけた男でいかにも好青年な雰囲気を出している。しかも顔もあんまり怖くないし、シノギとか出来なさそうだし、普通のサラリーマンのような出立だ。あんな奴が極道(仮)としてやっていけるのか?

 

 

修作「紹介しよう、友人の会社でとある技術研究部門の研究員をしている飯渕君だ。」

 

飯渕「飯渕伸之と申します。直系組長の皆様、よろしくお願いします。」

 

修作「この飯渕君を仮の直系組長とし、実際の戦力増強を図ろうと考えている。」

 

涼「………話は理解出来たが、俺にはこの飯渕君が戦力になるとは思えない。なぁ親父、正直に言え。アンタが今欲しいのは戦力じゃなくて『金』なんじゃねぇのか?」

 

 

?何で金が出てくるんだ?

 

 

涼「この飯渕って坊ちゃん、今流行りのゲーム会社のスタッフだろ?俺でも知ってるぜ、メチャクチャ面白いらしいしな。そこのスタッフをウチに派遣してくるって事は余程金に困ってるんじゃねぇのか?」

 

 

親父ってその情報どっから仕入れるわけ?っていうかゲーム会社のスタッフ?さっき爺ちゃんは研究員って言ってたが、此処来るんだったら研究に時間割けよ!

 

 

修作「………実を言うとじゃな、儂が資金を欲しているわけではない。この飯渕君がゲームを更に改良したいという思いから来たものだ。友人からの強い頼みもあったのでな、断り切れんかったんじゃ。だからというわけではないが、暫くの間はこの飯渕君に研究資金として仁堂会の金を使わせてやる事にしたんじゃ。」

 

 

また思い切った事をしたもんだ………だがこれには納得する奴は少ないだろう。今も尚、騒いでる組長連中が大半だ。

 

 

涼「親父、もしその研究が済んだとしよう。勿論俺等は得するんだよな?地域の奴等から貰ってる金なんだ、当然見返りはあるんだろ?このままじゃ俺等はタダ働きされているようなもんなんだぜ?」

 

修作「無論じゃ、収益が出たらその分の6割をこちらがもらう事になっておる。」

 

飯渕「皆様!初対面ではありますが、この飯渕はお約束します!必ずお借りした金額以上の金額をお返しします!なので暫くの間、どうか私にご協力をお願いしますっ!!」

 

 

気合は充分だが、皆あまり乗り気じゃなさそうだ。特に親父はすげぇ嫌そうだ。

 

 

その後の会議はそのまま終了して、俺等も車で帰ったが、道中は親父が文句を言い続けていた。

 

 

 




まぁ、分かりますかね?

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