やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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準備と怖気

 

 

八幡side

 

 

八幡「………というわけだ。お前等にはこの会社のゲームの開発研究部門の内部調査をしてもらいたい。役割分担は………まぁ言わなくても分かるよな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風間「勿論っス。自分忍者なんでこういう潜入とか隠密は任せてくださいっス。期待して待っててもいいっスよ。」

 

倉田「ハッキングなら任せてよ〜。その開発何ちゃらにバレないようにしながら潜り込んで、見られちゃいけない穴という穴を虱潰しに、徹底的に、洗いざらいネタにしちゃうんだもんね〜!」

 

山奈「倉田さん、言い方がイヤらしいです。ですが、考えには同意です。私もその会社側が何をしているのかは分かりませんが、総代の言葉を信じて調べるのみです。正義の名の元に。」

 

八幡「俺らはヤクザだから正義は名乗れないが、今回ばかりは正義をかざしても良いだろう。徹底的に調べてくれ。だがバレそうになったらすぐに引けよ?」

 

倉田「大丈夫!今使おうとしているPCは見つかっても特定出来ないように改造してあるから!」

 

山奈「それはどういう事ですか?」

 

倉田「そうだねぇ〜………1回このPCにハッキングしてもらえるかな?」

 

 

山奈は倉田に言われた通り、手際良くハッキングを行った。今更だが、手際良くハッキングを行うってなんかヤバいな。

 

 

そして住所を特定しようとすると………10秒おきに別の住所が次々と表示されていた。何だこりゃ?

 

 

倉田「それはね、今はもう使われていない住所を調べあげて、そこに乗せるようにしたんだ!これで住所を特定される心配は無いでしょ?それにこのPCは私のじゃないも〜ん!」

 

八幡「まぁ、確かにな。」

 

風間「それで、自分には何かないんスか?やって欲しい事とか、探って欲しい事、あるんスよね?」

 

八幡「あぁ、風間にはこれを渡しておく。」

 

 

俺が風間に手渡したのは、容量1TBのUSBを10機、ボイスレコーダー、発信機が3機、そしてハッキング装置入ったポーチを渡した。マジの潜入捜査だ。

 

 

風間「おぉ……随分な量っスね。」

 

八幡「出来るだけ多くのPCから情報を吸い上げてくれ。出来ればだが、1番情報の持ってそうな奴のPCから吸ってもらえると嬉しいけどな。そこはお前の判断に任せる。」

 

風間「言われたからにはやり遂げるっスよ。けどその前に、この銃みたいな装置はなんスか?」

 

八幡「あぁ、ソイツは【EMFスキャナープロジェクター】って奴だ。もし閉じ込められたり、レーダーがあって身動きが取れなくなったら、そいつを発信源に向けてトリガーを引いたらハッキングをしてくれる。10秒くらいかざし続けたら、ハッキング出来る。けど使うのはここぞのタイミングにしてくれよ?入って初日に使われたら、潜入がより難しくなるから。」

 

風間「任せてくださいっスよ。潜入初日にそんなヘマはしないっスから。取り敢えずやり方は分かったっスよ。」

 

八幡「よし。それじゃあ準備が出来た奴から早速取り掛かってくれ。それと風間は必要な物があれば遠慮無く言ってくれ。可能な限り用意する。」

 

3人「はいっス。(分かりました。)(は〜いっ!)」

 

 

よし、反撃開始だな。必ず尻尾を出してやる。頼むぞお前等………腕の見せどころだぞ。

 

 

ーーー翌日ーーー

 

 

八幡「校門前に張り込んでなきゃ良いがな……」

 

夜架「昨日の新聞部の事ですわね?もし八幡さんがお望みでしたら、私がお相手いたしますのに。」

 

八幡「お前の手を煩わせる程の相手でもねぇよ。頼むから手を出すなよ。」

 

狂三「夜架さん、安心してくださいまし。こう言う時の八幡さんは照れ隠しなんですのよ。『お前の手を汚したくないから手を出すな。』って言っているようなものですから♪」

 

夜架「あら、そうなんですか?それはとても良い事を聞きましたわ。ふふふっ♪」

 

 

いや、何ご都合解釈しちゃってんの?いや、間違ってはいないんだけどさ………

 

 

狂三「あら、やはり居らっしゃいますわね……八幡さん、ここは無視で行かれた方が。」

 

八幡「元からそのつもりだ。もし力づくで引き止めるようなら軽く腕を捻ってやるよ。お前らも腕とか掴まれたら俺に言え。軽く痛めつける。」

 

狂三「身体にお願いしますわね。」

 

夜架「私に触れた方が女性でしたら自分で対処しますが、男性でしたら八幡さんが男性の股に蹴りでお願いします。」

 

 

おい鬼かよ………股に蹴りって金的じゃねぇか。誰だって朝から地面と仲良くしたくねぇぞ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪乃「八幡君、おはよう。昨日はありがとう。時崎さんと羽々斬さんもおはよう。」

 

2人「おはようございます。」

 

八幡「よう、雪乃。どうした?入らないのか?」

 

雪乃「校門前に新聞部が居るでしょう?もしかしたらと思って貴方達を待っていたのよ。私が増えても頼りないとは思うけれど。」

 

八幡「いや、人数が増えるだけでも正直助かるわ。俺実は小心者だからよ、雪乃が居てくれたらすげぇ助かるわ。」

 

雪乃「ふふふっ、よく言うわよ。昨日あれだけ新聞部を脅しておきながら。」 

 

 

その後雪乃も増えて4人で校門に行ったのだが、そのまま素通りで通れた。試しに後ろを見てみたら、昨日の俺が言ったアレが効いたのか、俺に突撃しようとする奴は誰1人としていなかった。

 

何だ?怖気づいたのか?

 

 

 

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