やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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仲直りとホッコリTime

 

 

八幡side

 

 

八幡「しっかし、落ち着いて飯を食えるってのは素晴らしいよな、なぁ葉山?」

 

葉山「………そう言っていられる状況なのかい?」

 

八幡「そりゃそうだろ、今はあのダイオウバエとコバエが居ねぇからな。ゆっくり飯が食える。」

 

狂三「そうですわね。八幡さんと過ごす時間はどんな時間よりも尊い時間ですもの。」

 

夜架「そうですね。中でも学校のお昼休みは至高の時間と言っても過言ではありません。」

 

 

朝にあれだけの事があったにも関わらず、八幡達は普通に昼食を摂っていた。

 

 

「けど比企谷君、きっとまた来るよ?」

 

八幡「だろうな。だから1つ考えてあるんだが、協力してくれるか?まぁ追い払うわけじゃねぇけど、やりたい事があるからよ。」

 

葉山「今度は何をするんだい?出来れば昨日のような荒事じゃない方が好ましいんだけど。」

 

八幡「そんな事させねぇよ。簡単だ、窓を開けてくれればそれで良い。それだけだ。」

 

『………窓を開ける?』

 

狂三「八幡さん、それに何の意味が?」

 

八幡「まぁ来てからのお楽しみだ。それよりも今は早く飯を食っちまわないとな。」

 

 

机をちゃぶ台返しされたら、俺間違いなくソイツにキレてるだろうし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「比企谷ァ!!今度こそ答えてもらうぞっ!!」

 

 

八幡「………おい、ちょっと。」

 

「な、何だよ?取材を「いいからいいから。」お、おう………」

 

八幡「皆、窓開けてくれ。」

 

 

クラスメイトの奴等はチンプンカンプンのまま教室の窓を開けた。この寒い時期にごめんなさいね。

 

 

八幡「ほい、こっちこっち。」

 

「な、何だってんだよ………」

 

 

クラスメイトも後から着いてきた新聞部達も俺の行動に頭の上に?を付けたまま俺を凝視していた。

 

そして窓の側に近付いて………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「ほら、ここ真っ直ぐ飛んだら出口だから。弁当の匂いにつられてきたんだろうが、もう無いんだわ。だから外に行って生ゴミのある所を探して来い。そしたら美味いもんあるかも知んないから。じゃ、頑張れよ。」

 

「………」プルプル

 

八幡「ん?どうした?羽出して行かないのか?」

 

 

WWWWW〜〜〜〜〜っ!!!!!

 

 

「お前それでイジるのやめろよっ!!どんだけ朝の事根に持ってんだよ!!」

 

八幡「はぁ、もういいわ。なんか飽きたし。」

 

「お前絶対性格悪いって言われてるだろ?」

 

八幡「それで取材だったか?なんかもう面倒だから受けてやる。んでぶっちゃけ何を知りたいんだ?俺にはそこんとこ皆無なんだが?」

 

「………色々と掴めない奴だな、お前。」

 

八幡「昨日は早く帰りたかったから取材はお断りしたんだ。けど今は弁当も食ったし、揶揄うのも完了したからな。だから質問に答えてやる。」

 

「……そうか。じゃあ質問してくから答えていってくれ。」

 

 

それからは質疑応答が始まって、俺の答えられる範囲で新聞部の取材に答えた。ただアイツにも考える思考があったのかは分からんが、朝と昼休みに来た人数が極端に違う。朝は多分2年生全員だが、今は3人くらいだ。その辺の考慮を俺にも向けてくれたら嬉しいんだけどなぁ〜。

 

 

八幡「だからお前等の誰が聞いてあの記事を書いたのかは知らんが、あれはデマカセだ。」

 

「そうか………なんか、色々とごめんな。勝手にお前を悪者扱いしちまって。今受けた取材の内容を元に、また新しい記事を作る。」

 

八幡「おう。それと俺も悪かったな。」

 

「いや、気にしないでくれ。しつこさと鬱陶しさを合わせたら、なんかそう見られて当然って頭を冷やしたらそう思えたからよ。昼時に悪かった。よし行くか!それと今日の部活で一昨日の記事を書いた奴にはミッチリ言っておくからよらソイツの記事も書かせるから是非見てくれ!」

 

 

ほう、そいつは楽しみだな。

 

 

八幡「分かった、これで明日の学校が少し楽しみになったな。」

 

「じゃあな、比企谷。あぁそれとよ、お詫びってわけじゃないけど、なんか記事に出来そうなネタがあったら遠慮なく言ってくれ。協力出来るかも知んないから。」

 

八幡「あぁ。」

 

 

そして新聞部の奴は教室から出て行った。

 

 

八幡「はぁ〜………やっと鬱陶しい目から解放されるな。お茶が欲しくならないか?こう、良かった〜って思う時って。」

 

夜架「八幡さん、熱い番茶を煎れました。」

 

八幡「おぉ………本当に出てきた………」

 

「まぁ何はともあれ、これで一安心だな。」

 

八幡「だな………ズズゥ〜……あぁ〜ホッコリするわ〜。そう思わないか?」

 

「いや、私達は比企谷君みたいに取材受けてたわけじゃ無いから。」

 

八幡「そうか……まぁそうだよな。まっ、俺は今盛大に気を抜いてるけどな。」

 

狂三「八幡さん、うっかり寝てしまわないように気を付けてくださいね?」

 

八幡「もし寝たら?」

 

狂三「保健室に連れて行きます。」

 

 

………狂三の目はこう言ってる。『八幡さんを保健室に連れて行って、その後に八幡さんと添い寝を。』うん、間違いなくこう言ってる。

 

 

八幡「まぁ、今はホッコリするだけにしよう。」

 

夜架「ところで八幡さん。こちらに羊羹があるのですが、授業が始まるまでまだ時間がありますので、いかがですか?」

 

八幡「今日のお前、なんか色々と準備良過ぎないか?今日の事でも予言してたの?」

 

夜架「いえ、昨日の八幡さん達のアレを見て学んだだけです。自分も色々と準備をしておかなくては、と。その結果、八幡さんをホッコリさせる事が出来ました。」

 

八幡「俺としてはこの現状について、100点満点中150点を差し上げたい。メッチャ満足です。」

 

夜架「まぁ、ありがとうございます。」

 

 

 

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