八幡side
ーーー修作の部屋前ーーー
この襖の奥には俺の爺ちゃんが居る。一応来る事は親父が前もって言ってあるから知ってるが、知らないで来たらどうなるんだろうか……いつも母ちゃんが親父が連絡入れてるから。まぁ電話に出るのは婆ちゃんなんだけどよ。
涼「親父、入るぞ〜。」
修作「入ってから言うでない。八幡も久しいの。それとお主は……時崎じゃったな。」
狂四郎「ご無沙汰してます、親父。」
修作「それで涼、話があるとは聞いたが、何の話じゃ?儂としては大した話でない事を願っておるのじゃが………」
涼「へっ、良かったな親父。大した話になりそうだぜ。アンタが1ヶ月前くらいに紹介してきた飯渕の野郎についての事だ。」
修作「?彼がどうかしたのか?」
涼「こっからは詳しい奴の口から説明する。八幡、腐りかけの脳みそでも分かるように話してやれ。」
八幡「………親父、一々爺ちゃんの事バカにしながらじゃなきゃ会話出来ないのか?」
涼「良いじゃねぇかよ、イジれる奴は少ねぇんだ!偶には刺激してやらねぇとな!」
修作「余計なお世話じゃバカ息子。八幡よ、お主が説明してくれるのじゃな?」
八幡「……あぁ。じゃあ説明するけど、分かんないところがあったら聞いてくれ。」
それから俺は飯渕が今企んでいる計画の事を爺ちゃんに分かりやすいように説明した。持ってきたソフトやハード、研究データが入ったフォルダも使った。そしてこの組、いや……組織内でも影響を起こしている事も包み隠さずに説明した。
修作「………まさか、そんな恐ろしい事を企んでおったとは。」
涼「親父、コイツと早く縁を切れ。でないとドンドン金を搾り取られるぞ。それと聞くけどよ、奴から金貰ってんのかよ?売り上げたった分の金は?」
修作「まだ受け取っておらぬ。坂柳も何度も連絡をしておるそうなのじゃが、研究に忙しくてそれどころではないと言われたそうじゃ。」
涼「そんなもんハッタリだ!」
狂四郎「親父、今すぐ動くべきです。こうしてる間にも全国各地で被害者が出てるんです!今で300人、下手したらもっと増えます!」
事が大きいからか、親父も狂四郎も必死になって説得してる。けど爺ちゃんもその気みたいだ。
修作「そうじゃな。八幡よ、今後とこのデータはどうする気じゃ?」
八幡「飯渕にこれまで貸した金を返してもらう、これは大前提。ゲームが売り上がった金についても考えてたけど、それは買っていった人の分だから受け取らないようにする。あくまでも受け取るのは研究費だけだ、他は受け取らない。そしてこのデータだが、マスコミ関係に流そうと思ってる。データも丸ごと全部渡す。知り合いにその手の関係を持った奴が居れば便利だが、生憎そんな奴は居ないから直接乗り込む。ただし、流す時は匿名で。それから渡す前には300人のプレイヤーを解放してからの方がいい。その方が正義の味方っぽくなるだろ?世間では悪者だけど。」
修作「………中々に容赦が無いのう。」
………え?何が?
修作「じゃがその方が良さそうじゃ。すぐに幹部会を……いや、緊急幹部会開こうぞ。」
涼「親父。分かってるとは思うが、八幡やデータの事は話すなよ?あくまでもこれ以上の支援は難しくなったのと金を返して貰うだけにしろ。」
修作「分かっておる。他に何かあるかのう?」
八幡「今日はこれが目的で来たんだ、他は無い。」
あったらそれも話してるしな。
修作「そうか。なら居間に行くとしよう。水守と八千代さんも退屈しとるじゃろうしな。」
ーーー居間前ーーー
男「………」
キャッキャキャッキャ!!
八千代『それでですね、八幡は修学旅行に行って神戸の組と戦争して怪我したと思ったら、カナエとしのぶと卒業しちゃったんですよ〜。しかもあろう事か、神戸の幹部の娘2人と友好関係まで作っちゃったんですよ。しかもその1人は八幡の組に入って八幡の側近をしてます。」
水守「まぁまぁ八幡ちゃんったら〜!大人しい顔してプレイボーイなのねぇ!しかもいきなりのプレイが3人でだなんて、八幡ちゃんも男の子ねぇ〜!それと、八幡ちゃんのお嫁さん候補が………狂ちゃんの娘ちゃんに
八千代「お義母様はどう思われますか?1人娶るか、大勢を囲うか……」
水守「そこは八幡ちゃん次第だけど、やっぱり曾孫は多い方が良いわよね〜。懇親的な子が居てくれると、曾お婆ちゃんは助かるわ〜。」
八幡「……親父、俺帰っていいか?」
涼「やめとけ、絶対捕まるから。」
狂四郎「おいおい八幡、お前いつの間に狂三以外の女とも遊んでたんだ?中々に誑しだな、おい。」
八幡「やめてくれ………」
修作「比企谷の血は争えんな………」
涼「今回ばかりは親父に同感だ。それと八幡、お前………いつの間に男になったんだよ?」
八幡「聞くなこのエロ親父。」
こんな暴露のされ方は嫌ですね〜。