やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

191 / 321
救世主登場!

 

 

八幡side

 

 

八幡「はぁ………」

 

狂三「?朝から溜息なんて、何か悩み事ですの?」

 

夜架「実はこの前の幹部会の後の事なのですが、TV関係者の伝手が無くて困っているようなんです。一応幹部会から3日が過ぎてますから。」

 

八幡「当たり前だってのは分かってたが、まさか3日も進歩が無いとは………誰か、俺に救いの手を差し伸べてくれる奴は居ないのか………」

 

狂三「それは確かに困りましたわね……そちらの関係者が居なければ情報は流せても誰が流したかなんて筒抜けですし。」

 

八幡「誰か……誰か居ないのか、本当に?」

 

 

あぁ………もう3日、3日だぞ?なのに幹部会が終わってから1つの進展も無い。分かっているのは、あれから飯渕が別の会社に金を借りたって事くらいだ。まぁそんな事はどうでも良いんだよ、自分の首絞めに行ってるだけだし?けど今はこの状況だ!早く何とかしねぇと手遅れになる!

 

 

ーーー教室ーーー

 

 

戸塚「どうしたの八幡?いつも朝はキリッてしてるのに、今日は何だか疲れてそうだね。」

 

沙希「アンタ、何かあったの?」

 

八幡「いや、非常に何とかしないといけない状況なんだが、その突破口が開けずにいるからこんな状態なんだ、あまり気にしないでくれ。」

 

狂三「それで朝からずっとこの調子ですの。」

 

戸塚「それって僕達、何か力になれないかな?」

 

八幡「済まんが難しいだろうな。学生の域を超えていると言ってもいいからな。」

 

戸塚「そっかぁ……」

 

沙希「それって何なの?」

 

八幡「あぁ~……組の事だからおいそれとは言えないわ、悪いな。」

 

沙希「いい、無理に聞こうなんて思ってないから。」

 

 

済まないな、お前等。本当は協力して欲しいが、流石にそれは悪いし、組の事情で巻き込むわけにはいかない。けど気持ちはありがたく受け取っておく。

 

 

狂三「ですが本当に手詰まりですわね。」

 

八幡「あぁ、これじゃ本当に何も出来ずに終わっちまう。何もかもがパァだ。」

 

夜架「私のお母様にご協力をするように連絡いたしましょうか?」

 

八幡「TV関係者と面識があるのか?」

 

夜架「いえ、ありませんがお母様なら「却下だ。こっちの身勝手で西の最大組織の若頭補佐を動かしてたまるか。」そうですか………」

 

 

とはいえ雪ノ下建設もそういうのには疎いだろうし、めぐりのインテリアショップもTV関係者の出入りはしないだろう。麗姉さんは………マスコミとかTV関係者嫌いだもんなぁ。それで一騒動起きてるし。

 

 

八幡「だからといって、学生の俺達がTV局に行ったとしても、突っぱねられるのが目に見えてるだろうしなぁ………はぁ………」

 

 

ーーー昼休みーーー

 

 

昼休みになって昼食タイムなのだが、いつもの事だからもう慣れたが、俺の席の周りだけ以上に空気が華々しい。

 

 

夜架「昨日から仕込んでおいた品もございますので、美味しく出来上がっていると思います。お召し上がりください。」

 

狂三「あらあら八幡さん、今日は夜架さんの手作り弁当ですのね?よろしければ私のお弁当も食べてはもらえませんか?勿論その時は、私が食べさせますので。」

 

めぐり「ズルいよ時崎さん!比企谷君、私のお弁当も食べたかったら言ってね!食べさせるから!」

 

雪乃「八幡君さえよければ、私のお弁当もつまんでいいわよ。」

 

 

………お願いだから静かにして?俺静かに食事したいの。頼むよ、俺もう目立ちたくないんだよ。

 

 

※既に手遅れです。大分前から。

 

 

八幡「……もう先食べていいか?」

 

『一緒に食べますわ。(るわ。)(るよ。)(ます。)』

 

八幡「頼むから静かに食事しようぜ。俺、目立ちたくないんだ。今更だけどよ。」

 

雪乃「本当に今更ね………けれど仕方ないわよ。貴方はもうこの学校の有名人なのだから。」

 

八幡「………海浜高校に転校しようかな。」

 

『絶対ダメ。』

 

 

ですよね〜………てか、俺もヤダ。

 

 

「比企谷ー、少しいいか?ちょっと聞きたい事が………あぁ、昼飯中か。」

 

八幡「ん、何だ?また取材か?」

 

「まぁそんなところだ。けど飯食い終わってからまた聞くからゆっくり食ってくれ。」

 

八幡「じゃあ鐘鳴るまでゆっくり食っていいか?」

 

「お前、やっぱ性格悪いだろ。」

 

八幡「悪い悪い。んで、次は何についてだ?」

 

「今のゲームについてだ。この学校でも被害に遭ってる奴は少ないけど居るからな。親父がいっつも携帯とか新聞見て情報集めてんだけどよ、それみて俺もジッとしてらんなくってよ!」

 

八幡「ふぅ〜ん。」

 

「俺、将来は親父みたいなジャーナリストを目指してんだ。親父は新聞記者をやっててよ、俺も将来はそんな職に就きたいって思ってんだ。」

 

八幡「………おい、お前の父親はなんて?」

 

「え?ジャーナリストだけど?新聞記者。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「救世主が居たぞ、此処に史上最強の救世主が現れてくれた。」

 

「………何だ急に?」

 

八幡「おい、今日の放課後時間あるか?あるよな?無いなんて事無いよな?無くても空けろ、嫌でも空けておけ。何が何でも空けておけよ、いいな?」

 

「わ、分かった………分かったけど要件は何だよ?急に時間あるかどうか聞いてくるなんてよ。」

 

八幡「あぁ、重要な事だ。お前の親父さんと話がしたいんだ。職場まで案内してくれ。」

 

 

 




ま、まさか彼が………
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。