やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

199 / 321
後日談、そして昇格!

 

 

八幡side

 

 

俺が情報を流して、世間に大流出した日から3日が過ぎた。飯渕はその場の記者に揉みくちゃにされながら取材をつけさせられる事になり、嘘やハッタリをカマそうともしていたみたいだが、全て漏洩されている為、全て呆気なく論破された後に現行犯逮捕された。そして裁判の判決も既に終わっていて、飯渕は裁判でも色々と論を言っては却下されるの繰り返しをして足掻いていたみたいだ。だがそれも無駄に終わり、判決は終身刑となった。仮釈放無しで自由時間等も与えられないそうだ。

 

普通なら運動時間やらがあるそうだが、飯渕にはそれが無い。食事やトイレも房の中で、全てを牢屋の中で過ごすという事になった。300人のプレイヤーをゲームに閉じ込めただけでなく人体実験までやっていたのだ、飯渕もこれくらいの覚悟は出来ていたと思うが、そこは本人しか分かるまい。

 

 

そして俺達が金を貸していた事も判明した。やはり警察はこの事についてかなり嗅ぎ回ってきた。飯渕と千葉仁堂会の関係についてしつこく聞いてきたりもした。これには爺ちゃんが全て対応してくれた。

 

 

『ただ金を貸しただけだ、それ以外の関係は何も無い。』

 

『貸しはしたが利益が返ってこないから、契約を無しにして貸した金を返してもらった。』

 

『それ以降の事は私も知らない。』

 

『彼と関係を持っている者は私以外には居ない。他には誰にも関わらせてはいない。』

 

 

飯渕の証言とも一致している事もあるからか、警察もそれ以上の事は聞いてこなかった。まぁ極道って時点で怪しさは満載だからな、無理も無いだろう。けどよく言うじゃん?極道は裏社会の警察って。でもよく俺の事を言わなかったよな、飯渕の奴。俺、PCで情報は俺が流しました発言もしたってのに。

 

そして被験者になっていた300人のプレイヤーは全員解放され、入院している病院でリハビリを頑張っているんだそうだ。脳の検査も全員受けたが特に異常は見られず、全員至って健康状態のままだった。

 

 

そして今、千葉仁堂会では幹部会が開かれている。今回は若頭も同席しての話し合いとなっていた。

 

 

修作「先ずは皆に迷惑をかけた事を謝罪させてもらう。儂の軽率な行動で組織に迷惑をかけた、皆済まなかった。」

 

新庄「親父、それはもういいじゃないですか。こうしてウチ等には何の被害も出ずに済んだんだ。」

 

修作「‥‥そこでじゃ、この件は儂の責任にある。故に儂はこの会長の任を降りようと思う。」

 

 

『っ!!?』

 

 

周りが騒めき出した。俺や親父は何となく予想出来てたからあまり驚きはしないが、それでもこうハッキリと言われると、周りは反応するよな。

 

 

修作「後釜は涼、お主じゃ。頼めるか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

涼「勝手に決めんじゃねぇよ。誰がやるかよ、坂柳の顧問じゃダメなのか?」

 

宗右衛門「比企谷組長、こんな老い先の短い年寄りを組織のトップにしても何の意味も無いと思われる。なればお主のような勢いのある者に「それこそ俺は断固拒否するぜ。」比企谷組長……」

 

涼「ケジメつける為に会長辞めるだぁ?なら俺から言わせてもらう。アンタのケジメは死ぬまでそこの椅子で構えてる事だ。俺はその椅子座りたくねぇんだよ。ケジメ取るんなら、それで取れ。」

 

修作「………」

 

白石「俺もカシラに賛成です。勿論カシラが会長になっても構いませんが、出来るのなら親父は残って欲しいです!」

 

「親父、考え直してください!」

 

「そうです、まだ俺等には会長が必要なんです!」

 

 

爺ちゃんに向かって反対の声が飛び交っている。そんな中で親父は爺ちゃんの前に立った。

 

 

涼「俺等にはまだアンタが必要だ。俺が会長になっても、コイツ等を導く自信がねぇ。だからよ、死ぬまで俺等を背負ってくんねぇか?いや、背負ってくれよ。コイツ等だけじゃねぇ。俺も、この千葉仁堂会も、アンタが必要なんだよ。」

 

修作「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

修作「………皆、本当に良いのか?今のままなら、今回の儂の件は不問、それで良いのか?」

 

涼「愚問だ親父、まだまだ頼むぜ……会長。」

 

 

話したい事を言い終えたからか、親父は自分の席へと戻って普段と同じような姿勢を取った。

 

 

涼「ほら、司会はアンタの役だろ?とっとと進めてくれよ、次の議題は何だ?」

 

修作「………済まん、では次じゃ。」

 

 

親父も爺ちゃんも相変わらずだな。

 

 

修作「今回の件は八十神会総代である比企谷八幡が尽力してくれた事により、真実が暴かれた。故にこの組織の資金が無事に帰ってきたのも、その功績が大きい。故に今回の功績を称え、八十神会を直系団体へと昇格する事とし、胡蝶組の全構成員を八十神会へと吸収する事とする。」

 

 

………え?

 

 

カナエ「まぁ♪」

 

修作「そして活動範囲も比企谷組から受け持っているシノギを継続すると共に、胡蝶組で受けているシノギも行ってもらう事にする。胡蝶組は解散させる事になってしまうが、それでも構わんか?」

 

カナエ「はい、構いません。それに元々八十神会総代である彼の組に吸収させようとも考えていましたから、とても良いタイミングです。」

 

修作「うむ。八十神会総代、それで良いな?」

 

 

………逃げ場無くね?これってアレだろ?もう受けるしか無いってヤツだろ?そこまで考えてたのかよ。はぁ、もうやるっきゃないか。

 

 

八幡「分かりました。直系昇格の件、喜んで引き受けさせていただきます。」

 

修作「よろしい。では両組共、準備が出来次第引き継ぎを済ませるように。」

 

 

その後は普通の幹部会と同じ流れで終わった。まさか直系組織にまでなっちまうとはな………けどこれ、修学旅行からある話なんだよな。どっち道こうなるんだな、俺。

 

 

ーーー講堂ーーー

 

 

狂四郎「よぉ兄弟、これでようやく対等だな!いやぁ〜俺は嬉しいぜ!」

 

八幡「なら気にせずこう言う喋り方を続けろって言いたいようだな?」

 

狂四郎「おうよ!そのままで頼むぜ!それと、狂三の事もよろしくな!」

 

八幡「あぁ、分かって「八幡さ〜ん♪」……る。」

 

狂四郎「へへっ、相変わらず人気者だな。ほら行ってこい。例の2人が待ってるぜ?」

 

八幡「うるせぇ、それを出すんじゃねぇよ。」

 

 

くっそ、爺ちゃん家に行った時の事を嫌でも思い出しちまう………あの時の事を呪うぞ母ちゃん。

 

 

カナエ「うふふふっ、八幡さんと同じ組〜♪」

 

しのぶ「姉さんったら……けど私も嬉しいわ、やっと八幡が私達を受け入れてくれたわね。」

 

八幡「………組員増やさなかったのかよ。」

 

カナエ「もうっ、八幡さんったら逃げてたのね?だから私達を引き入れない筈だわ!けどもういいわっ♪だってもう私達も八十神会の一員だも〜ん♪」

 

 

………マジで嬉しそうに言いやがるな。あぁ〜役職とかまた色々と考えなきゃなぁ〜。あぁ………休みたい。ここんところ休み無しだ。

 

 

 




漸く胡蝶組と八十神会をくっつけました!(正直、タイミングが合わなかったので見計らってました!)

さて次は………






















どうしようか………
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。