やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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年内最後の1日 ④

八幡side

 

 

麗「あぁ……とても気持ち良かったわ♡1年の疲れが今ので全て吹き飛んでしまったようだわ。八幡、疲れた日にはお願いできないかしら?」ツヤツヤ

 

夜架「八幡さんの奉仕術、とても堪能させて頂きました♡まさかあれ程の技術があるとは思いませんでしたわ。後学の為に是非また次の日もお願いできないでしょうか?」ツヤツヤ

 

八幡「やらねぇよ………」

 

 

やってしまった………2人の裸を見ただけでなく、身体まで洗ってしまった。しかも全身。俺も2人に身体を洗われたのだが、そのやり方が………肌にボディーソープを塗ってから俺に塗りつけるというやり方だった。流石に男のシンボルは守ったが、それ以外は全て2人にコンプリートされてしまった。

 

 

麗「それで、八幡はどうだったのかしら?私達の身体で洗う奉仕は気持ち良かったかしら?」

 

八幡「言うわけねぇだろ。」

 

 

………まぁけど、夜架は高校生にしてはかなり良いスタイルだと思う。洗ったり洗われたりした時も、くびれてる所はくびれてるし、出てる所は出ている。どこがとは言わないが。それに………いや、やめておこう。けど姉さんはそれ以上に凄かった。いや、語彙力無いとは思うが、それくらい凄かった。反則級だろアレは。夜架以上に出ているし、括れてる。そして………メッチャ感度良い。変態だと思われるかもしれないが、ぶっちゃけ2人の声が最高だったから、またやってみたい。」

 

 

麗「あら、そうなの?八幡ったら………うふふ♡またと言わず今でもいいのよ♡八幡が頑張ってくれるのなら、良い声を聞かせてあげるわよ?」

 

夜架「八幡さんは喘ぎ声が好きなのですか?よろしければ2日の朝にでも如何ですか?私がより一層お身体を綺麗にして差し上げます。その場合、八幡さんにも私の身体を洗って頂くのですが、今日のように優しく丁寧に洗って頂けるのでしたら、八幡さんのご希望通りに良い喘ぎ声をお聞かせしてあげますわよ?」

 

八幡「………よりにもよってここで出るのかよ、俺の悪い癖が。」

 

 

また思っていた事が口に出てしまった………

 

 

八幡「もう行くぞ。」

 

麗「そうね、今も皆は八幡を探し回っているでしょうね。少しだけ優越感に浸れそうね。そうは思わない夜架?」

 

夜架「はい、八幡さんにご奉仕をして、させて頂いたのはとても大きいです。」

 

八幡「頼むからそれを人前で言うなよ?絶対根掘り葉掘り聞かれるから。特に婆ちゃんやあの5人には絶対に。」

 

 

ーーー本邸・廊下ーーー

 

 

八幡「誰も居なくて良かった。」

 

麗「バレたら私達だけの秘密がなくなるものね。」

 

狂三「っ!!!見つけましたわ!!八幡………何故そのような格好を?しかも3人お揃いで。」

 

八幡「あぁ、それは「3人でお風呂に入っていたからよ。私、汗をかく事はあまりしたくないから。」………言いやがったよ、この姉貴。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狂三「お風呂に?私達が懸命に探している間にご入浴していたのですわね?これはじっくり詳しくご説明させて頂きますわよ、八幡さん?」

 

八幡「え、何で俺?」

 

狂三「勿論、麗お姉様と夜架さんにもご説明させて頂きますわ。さて、居間に行きましょう。」

 

 

………絶対にヤベェ空気になるだろコレ。俺もう1人で家に帰ってもいいかな?いいよね?

 

 

ーーー居間ーーー

 

 

竜胆「ひひひっ、オモロい事になっとるのう!」プルプル

 

修作「今代の比企谷は大豊作のようじゃな……」

 

水守「若いって良いわぁ〜♪」ワクワクッ!

 

 

涼「修羅場じゃねぇか………おいおい今度は何をやらかしやがったんだ?」

 

八千代「どうしたらあの空気になるのかしら?さっきまで砂糖が出るくらいのピンク色があの子達から出ていたのに。」

 

小町「お兄ちゃんの周りに美人があんなに………けどあの状況はポイント低いよ。」ジト-

 

工藤「八幡の奴………マジでモテモテや。あんな奴西にもおらへんで!」

 

灯夜「何をどうすればあんな風になるのだ?」

 

霧崎「夜架、良くやりました。このアドバンテージは大きいですよ。」ニコリッ

 

カナヲ「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有栖「では詳しくお聞きましょう。3人で仲良くお風呂に入っていたのですね?」

 

麗「えぇそうよ。八幡ったら本当に逞しくて……あの腕に抱かれちゃったらもう女になるしかないわよね。身体だって凄かったもの。」

 

 

もう勝手に説明しろ、俺はもう知らん。

 

 

有栖「ではお2人は八幡さんとお風呂に入っている時に、何をしていたのですか?」

 

麗「男女がお風呂に入ったらする事は決まっているじゃない。女が男の身体に身体で洗っただけよ。八幡の身体ったらゴツゴツしてて男らしかったわ♡」

 

 

………何でだろう、目の前にいる5人の殺気が増した気がする。俺悪い事してないのに。

 

 

有栖「……夜架さんも相違ありませんか?」

 

夜架「はい、相違ありませんわ。八幡さんの身体を洗っている時は、身体全体が性感帯になったと思えるくらい気持ち良かったですわ♡」

 

 

………ねぇ、また殺気が増した気がする。この殺気って何段階あるの?

 

 

有栖「では他に何かありますか?」

 

麗「そうね………でもこれは違うかしらね、私達がやったわけではないから。」

 

夜架「そうですね。八幡さんからやって頂いた事ですので。アレは言う必要はありません。」

 

 

よし、流石に言わないで「被告人はあった事実を嘘偽りなく話すように。八幡さんに何をされましたか?」………終わった。

 

 

麗「あら、じゃあ仕方ないわね。私達は八幡に身体を洗ってもらったわ、隅々まで、ね♡」

 

夜架「声を抑える事ができない程、八幡さんのは優しく丁寧で刺激的でしたわ♡」

 

 

………もうヤバいよコレ。目の前の5人の目に光が宿ってない。無表情で俺を見てる。こ、怖過ぎる。言い訳できるんだったらやりたいけど、話聞いてくれるのかどうか………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、無理だなコレ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回、八幡はどうする?

▶︎たたかう(たたかえるの?)
 説明する(聞いてはくれると思うよ?)
 逃げる(絶対無理っす)
 堕とす(今更?)
 面白い事をする(殺されるよ?)
 同じ事をする(返って苦労が増える)

さぁどうする八幡!!

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