八幡side
時間は23時30分。もうすぐ今年も終わる……なんか去年と違って今年はデカい規模で色々あった気がする。組を持つ事になってからはやけにトラブルが起きていた気がする。喧嘩こそそこまで無かったが、その代わりに関西との抗争だからな……あれはもう勘弁だ。まぁ今はもう仲良いんだけどよ、目から鱗が出てくるくらい疑わしいけど。
この家でも何故か人が集まって年越しを迎えようとしているが、どうしてこうなったと思ってしまう。去年まで家族だけだったよな?それなのに今年はどうしてこうなった?
今日も今日で濃い1日だけどな。めっちゃ豪華な料理を作った奴からその一品を必ず食わされるわ、身体暖める為に迫られるわ、風呂で身体洗ったり洗われたりするわ、その事がバレて修羅場になるわで、もう1年の集大成だよ。もうお腹一杯だから許してくれ。
カナエ「因みに言っておくけれど、私と八幡さんの入浴は終わったわ。八幡さんったら凄く上手だったから思わず声が………うふふっ、気持ち良かったわ。またやってもらおうかしらね/////」
八幡「おい、何俺の思ってる事に言葉を繋げてきやがる。それと心を読むな。」
カナエ「それと2人の対抗心があったからなんだけど、八幡さんととても熱い接吻を交わしたわ。確か……そうね、甘い味がしたわね/////」
八幡「俺が悪かったからもうやめてくれ。」
カナエ「ふふっ、分かったわ♪」
………そんなわけで、俺らは居間に向かっている最中だ。一緒に居ても問題は無いだろう。俺は涼みに行くって言ってから部屋を出て戻る時に鉢合わせたっていう設定にしてあるから。カナエさんプロデュースだ。上手くいくかは知らんけど。
カナエ「お風呂いただきました〜。」
しのぶ「姉さん、もう半過ぎて………何で八幡も一緒に居るのよ?」
八幡「ん?偶々鉢合わせだから。風呂入ってるのもさっき知った。」
しのぶ「………そう。」
未織「なんか怪しいなぁ〜。八幡ちゃん、ウチ等に隠し事してへん?」
八幡「何故そんな事をする必要がある?まさかお前等は俺がカナエと一緒に風呂に入ったと思ってるのか?あの説教があった後にか?」
狂三「………まぁ流石に八幡さんでもそこまではしませんわよね。」
とりあえずは信じてくれたようだ。けど今年ももう30分で終わりか………長いようであっという間な1年っていつも思うんだよなぁ。
竜胆「今年も終わりやなぁ………千葉と五分盃を交わせて本当に良かったと思っとる。そうでなければ、こんな風景も見られんかったやろしな。そうは思いまへんか、比企谷殿?」
修作「うむ、竜胆殿の言う通りだ。今年の年越しは騒がしくなったが、悪くないと感じている。早い話になってしまうが、来年もこうなって欲しいと願っている。」
涼「親父、こうなって欲しいじゃねぇよ。こうなる未来をさせるように、俺等が作っていきゃあ良いんだよ。それに、もしかしたら義理の娘と孫がメッチャ増えるのかもしれないんだぜ?しかも超美人の。」
修作「ふむ、それは確かに望ましい。だがそれは八幡次第であろう。まぁそうなったとしても儂は構わんがのう。」
涼「もっと素直になれよ、孫の女から世話を受けられるかもしれないんだぜ?そう思ったら「ねぇねぇ、何の話をしてるの〜?八幡ちゃんのお嫁さんを扱き使おうってO☆HA☆NA☆SHIしてるの?」………いや、そんなんじゃ」
ガァーンッ!!!×4
水守「アンタ達は一生介護が要らないくらい強い身体を持ってるんだから、八幡ちゃんのお嫁さんが介護に来る必要なんて無いわ、分かった?」ゴゴゴゴ……
修・涼「分かりました……」タンコブ2ツ
水守「竜胆さん、お茶淹れましょうか?」
竜胆「い、いや、大丈夫や。おおきにな。(こ、怖いわぁ………千葉の本当のボスって比企谷殿の奥さんやないの?)」
水守「八幡ちゃんは………大丈夫そうね。」
カナエ「はい、麦茶よ。水守様がお出ししても構わないと仰っていたから。皆さんの分もありますからね〜。お好きに取ってくださいね〜♪」
八幡「済まない、頂く。」
………あぁ、やっと落ち着いたって感じするわ。
ーーー23:55ーーー
八千代「そういえば貴女の娘、夜架だったかしら?あの子本当に八幡に嫁がせる気なの?」
霧崎「えぇ。あの子、比企谷八幡さんに一目お会いした時から決めていました。あれ程の方はこの日本を探し回ってもそうはいません。」
八千代「あれ程、というと?」
霧崎「自分の女を命を落としてでも守ろうとするところ、ですね。あのような強い意志を持っている方にこそ、娘を安心して任せられるというものです。最も、夜架も彼の事を大層気に入っているようですが。」
八千代「そのようね。あの子、貴女が想像している以上に八幡にベッタリだと思うわ。今日だってお風呂で………ねぇ?」
霧崎「ライバルが多い中、よく出し抜けたと2人になったら褒めるつもりです。それに彼のガードも固いようですからその点も含めて、ですね。」
八千代「お淑やかな喋り方しておいて、考えている事は意外と教育者なのね。内容はアレだけど。それと、アレはどうなの?」
夜架「八幡さん、羊羹はいかがですか?」
八幡「ん?あぁ、いただ「あ~んです♪」こ………あむっ。」
霧崎「そうですね、積極的に攻める姿勢は続けるように言っておきましょう。」
八千代「抜け目無いわね。」
ーーー23:59ーーー
未織「八幡ちゃんとは少ししか居られへんかったけど、すっごい楽しい時間やったから来年も過ごせたら良えなぁ〜。」
夜架「そうですね。八幡さんと居ると退屈する事がなくて、とても楽しい日々を送れます。来年からもこの時間が続く事を祈っています。」
麗「八幡と一緒に居る時間を増やそうかしら?そうしたら色々と楽しめるし、八幡にも色々してあげられるから………ふふふっ。」
カナエ「麗さん、抜け駆けは許しませんからね?私も八幡さんとの時間を増やそうと思っているんですから、邪魔はしないでくださいね?」
しのぶ「姉さん、喧嘩腰にならないで………まぁ、八幡との時間を増やしたいのは同意だけど///」
有栖「私ももっと八幡さんの部屋でお泊りをした方が良いのでしょうか?このままでは皆さんに負けてしまいます。」
狂三「そうですわね、もっと八幡さんにも分かるくらい積極的に攻めた方がいいですわね。」
………なんか不気味なんだが。大丈夫かアレ?まぁでも今はそっとしておこう。触れたらマズい気がするし。何より今はダメだって危険信号が鳴ってる。
まぁ、何はともあれ………
『新年、あけましておめでとう!』
何でこんなに長くなってしまったんだろう?