やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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サプライズ誕生日

 

 

八幡side

 

 

1月3日、雪乃の誕生日当日だ。今日は完全に1人だ、厳密にいえば昨日もだけど。何故かというと、狂三と夜架が自分の家で過ごしているから。簡単な理由だろ?だから昨日今日と俺を縛る者は誰も居なかった。花束も持ったしプレゼントもちゃんとある。向かうは雪ノ下邸、そして向かう方法は………バイクで走らせるっ!

 

 

ーーー雪ノ下邸ーーー

 

 

ブロロロロッ

 

 

都築「お待ちしておりました、比企谷様。」

 

八幡「都築さん、待ってたんですか?」

 

都築「奥様から今日は比企谷様がお越しになると聞いておりましたので。早速ご案内いたします。」

 

八幡「雪乃は部屋に?」

 

都築「いえ、奥様と共にダイニングルームにてお祝いをしておられます。本来であれば陽乃様もご一緒にと思っていたのですが、今日は検査がありますので参加は叶わず………」

 

八幡「そうですか……一応陽乃にも伝えておいてください、元気になったらまたお茶でもしようと。」

 

都築「承りました、陽乃様もきっとお喜びになるでしょう。」

 

 

八幡sideout

 

雪乃side

 

 

雪乃「……母さん、何故お昼にやるの?姉さんや父さんが帰ってくる夜まで待たないの?」

 

秋乃「えぇ、少し理由があるのです。雪乃、貴女もきっと喜ぶと思うわ。」

 

 

……何かしら、私が喜ぶって。気になるわね……けれど私だって高校生よ?母さんの前で大声を出したり、踊るなんて真似はしないわ。

 

 

コンコンコンッ

 

 

都築『奥様、お客様がおいでです。』

 

秋乃「入れて差し上げて。」

 

都築『はっ、失礼いたします。』

 

 

………誰かしら?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「よう、雪乃。」

 

雪乃「っ!!?は、八幡君っ!!?」

 

 

えっ……どうして!?何故八幡君が家にっ!?招待されたの!?けれど母さんは今日は予定も無いし誰も来ないって……言ってた筈なのに。

 

 

秋乃「すみませんね雪乃、貴女にサプライズがしたくて誰も来ないという嘘をつかせていただきました。比企谷さんが貴女をお祝いしたいとお電話を頂戴しましたので、この場を設けさせていただきました。」

 

八幡「そういうわけだ。っとその前に明けましておめでとうございます。昨日は電話越しだったので、今日は正式にご挨拶を。こちらつまらないものですが、お受け取りください。」

 

秋乃「まぁこれはご丁寧に。今年もよろしくお願いします。大したおもてなしも出来ませんが、ごゆっくりお寛ぎください。都築、彼にもお茶とケーキを切り分けて差し上げて。」

 

都築「かしこまりました。」

 

 

………どうしよう、まだ頭が働かないわ。だって急に八幡君が現れるから。1週間ぶりに会うけれど、何を話して良いか分からないわ………それに私の誕生日を覚えていてくれていたなんて………嬉しいわ。

 

 

雪乃「私の誕生日、覚えていてくれたのね。」

 

八幡「ん?まぁ……そんな話も1年前にしてたから当然だろ。その話になった時、お前の誕生日を聞いたら過ぎた後だったから、少しだけ気まずかったんだよなぁ。言ってくれりゃよかったのに。」

 

雪乃「そ、それだとプレゼントを強請るみたいで嫌なのよ。」

 

八幡「別に良いじゃねぇか。お前の誕生日なんて、実質自分から言わなきゃ家族以外から誰にも祝ってもらえない時期なんだぞ?言ってもバチは当たらないと思うぞ?あれ、そう考えたら俺もそうか……8月8日だし。まぁヤクザの誕生日祝いたいなんて人が居るとは思えないしな。」

 

秋乃「でしたら今年は違うかもしれませんよ?雪乃と陽乃が居ますから。」

 

雪乃「えぇ、貴方がくれる物よりも良いプレゼントを………っ!ご、ごめんなさい、プレゼントがある前提で話を進めてしまって。」

 

八幡「いやいや、誕生日祝うのにプレゼントを持って来るのは当たり前だろ。何ならもう渡そうか?」

 

 

すると八幡君は袋の中から花束を取り出した。

 

 

八幡「まずは……ほれ、花束。ちゃんとお前の誕生花を選んだんだぞ。クロッカスって花だ。」

 

 

渡されたクロッカスは白、黄、紫の3色があり、花言葉が描かれているカードもあったわ。クロッカス全般には『青春の喜び』『切望』『裏切らないで』………この3つみたいね。黄色が『私を信じて』で紫が『愛の後悔』のようね。けれど白は無いのね。

 

 

八幡「そしてこっちが本命な。」

 

 

次に八幡君が差し出したのは四角い正方形の形をした白色のケースだった。何となく中身の予想はついているけれど、開けて良いものか悩んでいる………

 

 

八幡「開けてみろよ、お前が気に入るかどうか分からんから。」

 

雪乃「っ!じ、じゃあ………」

 

 

私は恐る恐る箱型のケースを上に開けて中身を見てみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中に入っていたのは私の予想通りの指輪だったのだけれど、私は言葉にならなかった。

 

リングは金色に輝いていて宝石のある方向に近付くにつれて段々と緑色の草のような装飾が施されていて、中央には星形のそして左右には丸型の宝石が埋め込まれていて、左の丸は黒、中央の星は水、右は白の宝石がとても輝いていた。

 

 

雪乃「は、八幡君……この指輪って………」

 

八幡「ソレ、俺が昔なんかのキャンペーンで応募して当てたヤツなんだよ。けど昨日調べたらこの世界で10個しかないプレミアだったんだわ。よく当てたもんだよ、俺もよ。」

 

 

それにも驚いているけれど、この指輪の価値はそこではないわ!この指輪は『パンダのパンさん』というキャラクターが出てきてから人気を博して頃に、初めてキャンペーンを出した時の商品で、その物の中で1番レアな景品なのよ!?

 

売るつもりは無いけれど、オークションに出したら確実に億単位の競りが始まるわ。

 

 

八幡「それで、どうだ?気に入ってくれたか?もし気に入らないのなら、他のに……って、おいどうした?大丈夫か?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪乃「えぇ……大丈夫。嬉しくて……嬉し過ぎて、感情の整理が、出来ないの………」ポロポロ

 

秋乃「雪乃………」ホロリ

 

雪乃「私、どうしたらいいのか……分からなくて「そんなの1つに決まってんだろ。ほら、手ぇ貸してみ。」あっ………」ポロポロ

 

 

八幡君は私の左手を取ってケースから指輪を取り出し、薬指にはめた。

 

 

八幡「指輪もらったらとりあえずはめるしか無いだろ。うん、サイズもピッタリだしよく似合ってる。俺がガキの頃はサイズ合わなかったからすぐにしまっちまったんだよなぁ……いやぁ~残しといてマジで良かったわ。」

 

雪乃「………」

 

八幡「誕生日、おめでとう………雪乃。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪乃「えぇ、ありがとう………八幡君。」ニコッ!

 

 

 




というわけで正解は『指輪』でした!!!

正直に言いますと、指輪とペンダントで今日まで悩んでました、はい。

さて、次は何にしようかなぁ〜。ストーリー進めた方がいいですかね?それとも誰かかんかのイチャコラ回?

まぁそこは明日の僕が決めますね!!
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