やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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普段と違う私と彼

 

 

陽乃side

 

 

ーーー学内・中庭ーーー

 

 

………明らかに早く来過ぎちゃったよね。今9時だもんね。早く行ってなんかしようと思ってたけど、八幡君とのデートの事で頭がいっぱいだよ〜!それにいつもより話しかけられる頻度が多いような気もする………やっぱり少しだけオシャレし過ぎたからかな?なんか視線がいつも以上に感じる。

 

 

陽乃「はぁ……こんな事ならもう少し時間置いてから来るんだった。」

 

1「雪ノ下さ〜ん、これから講義?」

 

陽乃「ううん、ちょっと待ち合わせ〜。皆は講義?もしかして追試〜?」

 

1「そんなわけ無いじゃん!私達はサークル活動だから来たの。今日は雪ノ下さんの入る講義は無いから珍しいと思ったら待ち合わせだったんだ。」

 

2「それってもしかして……コレ?」コユビ

 

 

もう1人の女子学生が小指を立てた途端、男子の目が変わった。そういう事しないでよ、余計な波風出来ちゃうじゃん………

 

 

陽乃「そんなのじゃないってば。ただ構内を見たいから案内するってだけ。」

 

2「ホントかニャ〜?」ニヤニヤ

 

陽乃「それどういう意味?」

 

1「いやだってさ、今日の雪ノ下さんの服装って、凄く気合入ってない?」

 

 

やっぱり人から見るとそんなにあからさまにやる気が見えちゃってるのかな?

 

 

陽乃「そ、そう?私は普通のつもりなんだけど………もしかして変?」

 

2「いや、変ではないけど……その格好は年が明ける前とは一味違うというか、キレが増しているというか………ねぇ?」

 

1「うん……女の子の私達から見ても、少しだけドキッてしちゃう感じ?」

 

陽乃「どうして疑問形なわけ?」

 

 

そんなにいつもと違う?確かにいつもと違うロングスカートで来ちゃったけど………

 

 

※陽乃さんの今日の服装は【食戟のソーマ】に出て来るWGO一等執行官、アンさんの服装です。

 

 

2「何て言うのかな?デート前に行くお嬢様って感じっていうの?」

 

1「そうそう!いつもはなんか動きやすそうでオシャレな服装だったけど、今日はなんかオシャレ一直線という感じなんだよね〜。」

 

陽乃「そ、そうなんだ〜へぇ〜……」

 

2「けどさ、ヤバくない?今の陽乃は人の目を引き過ぎちゃうから、色んな男に声掛けられちゃうかもよ?案内どころじゃないんじゃない?」

 

1「あぁ〜それはあるかもね〜。今だってここの中庭もそうだけど、講義室の窓や階段から覗いてる人、結構居るよ?」

 

 

気付いてはいたけど、そんなに注目浴びてたんだ。服装だけでこんなに注目されちゃうんだね、私。全然嬉しくないんだけどさ。

 

 

1「にしてもその彼氏君、遅くない?雪ノ下さんを待たせるなんてさ〜。」

 

陽乃「違うよ、私が早く来過ぎてるだけだから。まだ時間には余裕あり過ぎるくらいだしね。」

 

2「けどさ〜、ウチのミスコン女王の雪ノ下陽乃を待たせちゃうなんて、ある意味大物だよね〜。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「悪い陽乃、待たせちまった。」

 

陽乃「あっ、来たね八ま……わぁ///

 

 

そこには黒主体の少し大きめなチェーンが付いたズボンに、緑のインナーと襟の長い黒のロングシャツを着た八幡君が居た。髪も普段のような髪ではなく、少しだけワイルドな感じにしていた。

 

 

1「え………嘘、カッコ良い。」

 

2「目元が特徴的だけど、それがまた良い味を出しているというか………」

 

八幡「?陽乃、今日の案内は連れも居るのか?」

 

陽乃「………っ!う、ううん!この子達はサークル活動で来てるだけ!案内は私だけだから!」

 

2「くぅ、サークル活動さえなければ……!」ニギリコブシッ!

 

 

何さり気なく混ざろうとしてるのさっ!?今日は私の貸切だから八幡君は誰にもあげません!

 

 

八幡「そうか、まぁ俺はどっちでも良いけどよ。にしても大分雰囲気違うな、今日のお前は。」

 

陽乃「へっ!?ぐ、具体的には?」

 

八幡「ん?上手く説明は出来ないが、普段は野に咲く花みたいな皆と仲良く咲いてるイメージだが、今日のお前は高嶺の花みたいですげぇ気品が溢れてるというか、上品な感じだな。」

 

陽乃「そ、そう………///」

 

1「ねぇねぇ彼氏君、彼女さんの格好については触れてあげないの?」

 

2「そうだよ!何か言ってあげないと!」

 

八幡「………さっき言った通りなんですけど。まぁ敢えて言わせてもらうなら、普段と違って大人っぽさと気品が出てて良いと思う。」

 

陽乃「……あ、ありがとう///」

 

 

ほ、褒められた〜!!なんか不安に感じたけど、褒められて良かった〜!!あっ、私も八幡君の服について言ってあげないと!

 

 

陽乃「八幡君も随分オシャレしたんじゃない?」

 

八幡「いや、これは部屋にある奴適当に引っ張り出してきただけだぞ。まぁ普段より少しは気を掛けたが、それだけだ。」

 

陽乃「て、適当でそれなんだ………本気出してたらどんな何だろう………っ!じ、じゃあ早速中に行こうか!時は有限なんだし、有効に有意義に使わないとね!ほら行こっ!」

 

八幡「おい、自分で歩けるから手を引っ張るな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1・2「………」

 

1・2「くっくっく、良いネタが見つかったぜ。」ニヤニヤ

 

1「学内掲示板に『雪ノ下陽乃に超イケメン彼氏!只今絶賛学院内デート中!』って入れときます!」ポチポチッ

 

2「オッケ~♪」

 

 

 

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