やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

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ラブホのお風呂で

 

 

八幡side

 

 

………新年早々、どうして俺はラブホに居るんだ?いや、理由は分かってるよ?土砂降りの中で帰るのは危険だからこのホテルのオーナーである御手洗さんが気を利かせて部屋を貸してくれたんだよ。けどさ、ラブホっておかしくね?新年始まってすぐラブホっておかしくない?

 

 

陽乃「へぇ〜中々に広いんだね……1番大きな部屋なだけはあるね。」

 

八幡「そうだな………それよりもお前はシャワーか風呂にでも入った方がいい。雨で身体が冷えてんだ、湯を沸かして早く入れ。」

 

陽乃「……君と一緒じゃないと入らない。」

 

八幡「………お前、頭大丈夫?頭に雨当たり過ぎておかしくなった?」

 

陽乃「おかしくなってないよ!本心だy「だったらすぐに冷水浴でもして来い。」むぅ〜!」

 

八幡「とにかく一緒には入らん、そして風呂沸かしてくる。陽乃はゆっくりしとけ。」

 

 

何を言い出すかと思いきや、アイツは………俺、もう女の裸を見るのはたくさんだ。新年入る前にはその裸を6人分も見たんだぞ?狂三、有栖、カナエ、しのぶ、麗、夜架。もう見なくていい。早く女を作るべきか?しかし………

 

 

八幡「……堂々とマット置いてある辺り、ラブホって感じがするわ。さも当たり前のように洗剤のところにローションがあるのも。そして5人は入れそうなくらい大きいバスタブ。何此処、ヤラせる気満々じゃねぇかよ。今はそんなサービス要らんわ!」

 

 

俺等はただ宿泊しにきただけだ。まさかとは思うが部屋のあちこちにも例のアレがあったりするのか?だとしたら早々に隠さないとな。

 

 

八幡「陽乃、少し待ってろよ。風呂入れたけど、溜まるまで時間が掛かるから………何してんだ?」

 

陽乃「メール。今日は土砂降りで帰れないからホテルで泊まるってお母さんにね。」

 

八幡「そうか。じゃあ俺もメールくらいはしておくか、心配かけたくねぇし。」

 

 

なんか今日は大学案内だけの予定だったのに、思わぬ事になってんなぁ………案内始まったら昼飯はぶち撒けられ、休んでたら喧嘩売られて返り討ちにして、教授に捕まって事情聴取されて、土砂降りに遭って、最後にラブホ。どんな組み合わせだよ。

 

 

八幡「にしても助かったな、御手洗さんが部屋を貸してくれなかったら俺達、ずぶ濡れの翌日風邪確定だったろうしな。」

 

陽乃「お、驚いちゃったよね……急に降り出してきたからどうしようかと思っちゃったよね。」

 

八幡「……なぁ、何でそんなに肩肘張ってるんだ?」

 

陽乃「えっと……改めて思っちゃってさ。私、ラブホに居るんだなぁって。だから少しだけ雰囲気に呑まれてるっていうか……ベッドだってほら、あんなに大きいじゃない?」

 

八幡「お前の部屋のベッドもあれくらいのサイズだろう。そこは驚くポイントじゃないだろ。」

 

陽乃「い、いいでしょ別に!とにかく私は少しだけ圧倒されてるの!初めて来る場所なんだから仕方ないでしょ!」

 

八幡「部屋で圧倒されてる奴が、よくもまぁ風呂一緒に入ろうなんて言えたもんだ。」

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

八幡「そろそろ満タンになってる頃だろう。陽乃、風呂に浸かってこい。身体冷えてるだろ?」

 

陽乃「……八幡君も「だから行かねぇって。」最後まで言わせてよ〜!もうっ、知らない!」

 

 

行ったか………さて、俺はなんか食い物でも注文するか。陽乃が上がってきたら一緒に食って、それから俺も風呂に入ろう。

 

 

八幡sideout

 

陽乃side

 

 

陽乃「………」

 

 

もぉ〜何で八幡君はあんなにもガードが固いかなぁ?少しは欲望に素直になれば良いのにっ!私は八幡君になら何されても構わないのに……あそこまで否定されたら、なんか少しだけ自信無くすよ?

 

 

陽乃「……やっぱり使おっかな、あのオーナーさんにもらったの。」

 

 

ーーー回想ーーー

 

 

八幡「じゃあ部屋借りますね。」

 

御手洗「うん、ゆっくり休むと良いよ。あぁそうだお嬢さん、少し良いかな?」

 

陽乃「はい?」

 

御手洗「一応コレを渡しておくよ。」

 

 

オーナーさんから貰ったのはピンク色の液体が入った小さい小瓶だった。

 

 

陽乃「あの………これは?」

 

オーナー「媚薬だよ。」

 

陽乃「っ!!?」

 

オーナー「君のさっきの受け答えを見て思ったんだ、君は八幡君の事が好きだってね。けど八幡君の事だから他にも色々と女の子を堕としてそうだからね。これは僕からの細やかな贈り物だよ。何かに混ぜて八幡君に飲ませるも良し、君が飲んで八幡君を誘うも良し、両方飲んでそのままの勢いに任せても良し、それは君に任せるよ。まぁ、君にそのやる気があればの話だけどね。」

 

陽乃「は、はい………/////」

 

八幡「おい陽乃、行くぞ〜。」

 

陽乃「え!?ちょっと待ってよ〜!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御手洗「頑張りなよ。」

 

 

ーーー回想終了ーーー

 

 

陽乃「……あんまり気は進まないけど、別に良いよね?私が八幡君に抱いているのは恋心でもあるんだし、此処に来てそういう気分になるのもおかしな話ではないし………」

 

 

そして私は意を決して、小瓶の中の液体を半分ほど飲んだ。飲み始めだからかもしれないけど、あまり変わった感じはしない。遅効性なのかな?

 

 

媚薬が入っているようきは本当に小さい小瓶だから容量は大体50mlくらいだと思う。残りは……どうにかして八幡君に/////

 

 

 





オーナー、とんでもないアシスト!!
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