やはり俺の極道生活はまちがっている   作:生焼け肉

220 / 321
帰宅

 

 

陽乃side

 

 

昨日の夕方から気絶するまでは、夢のような時間だった。八幡君とあれだけ夢中になりながら行為に及んで、途中からは生で私と相手をしてくれた……まぁ、近くにゴムが無くなったからなんだけど。そう思うと私達は何回もシていたって事になるよね………まぁそれは別に良いんだけどさ。

 

今はお風呂から上がって冷蔵庫の中に入れておいた昨日の残りを朝食として食べている。そして偶に八幡君にあ〜んをして食べさせる。八幡君は最初こそ断っていたけど、無駄だって分かるとすんなり受け入れて、今ではもう素直に口を開いてくれる。

 

 

陽乃「はい、あ〜ん♪」

 

八幡「あむっ……」

 

陽乃「えへへ〜♪」ニコッ

 

八幡「随分と楽しそうだな。」

 

陽乃「そりゃ楽しいよ〜。君と一緒にご飯を食べているんだからね。それに、一足早い新婚プレイも昨日と今日をかけて出来ているわけだしね!」

 

八幡「それって今もか?」

 

陽乃「勿論!」

 

八幡「だろうな。」

 

 

八幡君は呆れたような物言いをしているけど、決して悪い顔はしていなかった。2人だけの空間で静かだけど、これが心地良かったりする。

 

 

陽乃「……ねぇ八幡君、いつ出よっか?」

 

八幡「なるべく早い方が良いだろ。お前だって家でゆっくりしたいだろ?」

 

陽乃「うぅ〜ん、確かにそれもしたいっちゃあしたいけど、私は今を充実したいなぁ〜。だってこんな機会絶対に無いし、この後も八幡君といつ会えるか分からないしさ。またお互いの欲求が溜まって此処に来ちゃったら………また生じゃない?」

 

八幡「おい、昨日今日とヤったばかりなのに、もうこれからの話はするんじゃねぇ。けどまぁ分かった、もう暫くは此処に居るか。じゃあいつ出る?」

 

陽乃「夕方辺りまで居よっか!」

 

八幡「留まり過ぎだ、このアンポンタン。」

 

 

良いじゃない別に!私はそれだけ八幡君と一緒に居たいのっ!そう思って何が悪いのさっ!

 

 

ーーー10:00ーーー

 

 

八幡「御手洗さん、今回はお世話になりました。チェックアウトです。」

 

御手洗「おや、もう行くのかい?まだゆっくりしていってもいいのに……まぁ親御さんに心配をかけるのは良くないからね。」

 

八幡「はい。にしても今が冬休み期間で良かったですよ、もしこれが普通の日だったら、陽乃はともかく俺は普通に遅刻ですからね。」

 

御手洗「そっかぁ………じゃあ比企谷さんにも伝えておこうかな、『息子さんは年上好きだ。』って。」

 

八幡「やめてください、家帰った瞬間に殺されそうになりますので。」

 

御手洗「……帰ったら殺されるって、君の家って一体どうなってるんだい?」

 

 

殺されるってどういう事なんだろう?

 

 

八幡「けど、本当にお世話になりました。」

 

陽乃「お世話になりました。」

 

御手洗「また機会があったらいつでも寄っておいで。僕達もいつでも歓迎するよ。」

 

八幡「そんな何回も来たら困るでしょう……けどもしまた雨とかが降ったら、その時はまた寄らせてもらいますよ。」

 

 

ーーー外ーーー

 

 

陽乃「んんぅ〜……はぁ〜!陽が出てて良い天気だね!昨日の夕方とは大違いだよ。」

 

八幡「そうだな……陽乃、家まで送ってく。」

 

陽乃「およ?もしかしてそんなにお姉さんと一緒に居たいのかな?しょうがないなぁ〜、仕方ないなぁ〜このこのぉ〜。」

 

八幡「そうか、1人で帰るのか。分かった、じゃあ俺はこっちだから。」

 

陽乃「あぁん、冗談だよ!私も八幡君と帰りたい〜!冗談だからそんな事言わないで、ね?家まで送って欲しいなっ♪」ダキッ!

 

八幡「分かったから腕に抱き着くな。ほら行くぞ、なるべく早くこの地区から出るぞ、知り合いに見られたら俺もお前も学校から後ろ指刺される事になりかねない。」

 

 

そんなの言わせておけばいいのに……だってその内、彼らが噂している事なんて事実になるんだからさ。近い将来はもっと近しい関係になる予定なんだからさっ!

 

 

陽乃「あはは、にしても大学案内終わったら家に帰るつもりだったのが、ラブホに泊まるなんて思ってもみなかったよ。これも八幡君のおかげだねっ!」

 

八幡「何で俺なんだよ、そこは御手洗さんだろ。あの人が居なけりゃあそこには泊まってねぇよ。」

 

陽乃「1日を通してって意味だよ。ホンット、君と居ると退屈しないし、面白い事ばかり起きるんだね。君は本当に面白いから大好きっ♪」

 

八幡「俺が面白いから好きって……「あぁ勿論、それ以外でも好きなところはたくさんあるから安心して!」……別に聞いてねぇよ。」

 

 

だって八幡君、何か変な事言おうとしてたんだもん!だったらそれは阻止しなきゃじゃん?もし言ってたら私と君の唇が合体してたからね?

 

けど、この日は絶対忘れられない日になる。そりゃまだ20しか生きてない人生だけど、初めてを好きな人に捧げられた思い出は、きっと頭の中に残るし、消そうなどとは思わない。

 

 

ーーー雪ノ下邸ーーー

 

 

陽乃「着いた〜!送ってくれてありがとう♪」

 

八幡「気にすんな。じゃあ昨日の大学案内、サンキューな。んじゃ俺も帰るわ、またな。」

 

陽乃「あっ、そうだ!八幡君!」

 

八幡「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽乃「もしデキちゃったら……責任、とってね?」

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。